自分のど忘れ防止のために、ちょこっと書いておきます。
興味のある方、また、VAIO TypeA（ARシリーズ）をお持ちの方は一度チャレンジしてみては如何でしょうか？（もちろん自己責任だお！）

※画像は後ほど解説します！







さてさて、ダビング10に対応していないと言うことは、SONYが提供してくれていないだけの話。
実際には後継機種がどんどん出ているわけだし、デジタルチューナーなんぞドライバさえ入っていればソフトなんてダイレクトオーバーレイを組み合わせたソフトがあれば、本来は動くんだよ。

要は何が言いたいのかというと、
録画＆視聴ソフトである、ピクセラ製　Station TV Digitalを最新版にするという技。
ただし、コレには一つ厄介な作業があるんです。

普通にピクセラのサイトから落としてきたアップデータを入れると、真っ先に出てくるメッセージが

デバイスが見つかりませんでした

ほう・・・・ならばPIX-DT020に似たようなチューナーのドライバを割り振ってしまえばいいんでねぇの？

ということで、ドライバを強制的に割り当てる、「ディスク使用（H)」を使用する画面まで進めていきましょう。
当て終わると、とりあえずはエラーもなく普通にテレビチューナーとして認識すると思います（自分は070でやりましたw）



さて、ではStation TV Digitalを起動してみましょう！


そうすると今度は、


”テレビチューナーがダビング10に対応していません　アプリケーションを終了します”

というようなメッセージが出ると思います。
もう普通ならこれで諦めるんですけど、そんなことはいたしません！

たぶん”PIX-DT020”のや070などを検索していると、富士通のサイトチラホラが出てくると思います。
そうなんです！富士通のDigitalTVBOXというソフトが、ピクセラのチューナーを利用したソフトなので、こちらのアップデータを入れれば何とかなるんです。


要は何が言いたいのかというと、
ピクセラ製のデジタルチューナーは殆ど共通している
よって、アップデータも場合によっては使うことが出来る

ということ。今回やる作業としては単純明快！


SONYから与えられていないFWに書き換えてしまえばいい話



というわけで、
こちら　からアップデータを落としてきます。


落としてきて実行（展開）すると・・・・

App

DDR2

Driver

Firmware

の計4点と、その他諸々のファイルが入ったフォルダが展開されると思います。


なお、上から順番に説明しますと、

APP・・・・
アプリフォルダでStation TV Digital（DigitalTVBOX）の本体が入っている

DDR2・・・・
”DDR2メモリ～～”とかいう話じゃなくて、Disc DriveウンチャラVer.2の略です。書き込みソフトらしいですよ。

Driver・・・・
文字通りドライバが入っています。

Firmware・・・・
ダビング10対応のファームウェアが入っています。


さて、ここで普通は親フォルダにあるMenu.exeとかを実行すれば、Firmware内に入っているbinファイルが展開されて、書き換えられる～

とお思いでしょうが、ちょいと考えが甘いです！！

さらに親フォルダをよく見てみると、「updater.ini」というファイルがあると思います。

そうなんです！

コイツでデバイスを判別しているんです！

な～に簡単なことですよ。

チューナーの製造会社、製品名を記載しているだけのファイルです。
この内容に準じてexeファイルが動く仕組みなので書き換えてみましょう！



ここで上にある画像の登場！


デバイスマネージャーから自分が使っているチューナーを開いてみましょう！
なお、Station TV Digitalの最新版を入れてある場合、画像のように元のドライバに戻してもOKです。

そして、デバイスのベンダーIDなど一通りの記述を見てみます。


えっと、updater.iniの最後の方に記載されている物は



List1=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00021718
List2=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00031718
List3=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00041718
List4=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00051718
List5=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00151718
List6=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00161718


だと思います。

コレを見る限りだと、6台までのアップデートをサポートするソフトなようですね。

では同じように自分のチューナーのIDを作っちゃいましょう！



List7=PCI\VEN_10CF&DEV_201C&SUBSYS_00111718



画像でも同じような物が写っていると思いますが、List1～6まで別に使う用事がなければ、1だろうが4だろうが何でも良いんですけど、List7に追加しても認識しますので問題ないです！



さて、追加出来たところで起動すると、あ～ら不思議！

普通に起動しちゃうんですね～wwww


散々録画していますが、全く差し支えなし！



最後に余談ですが・・・・

あくまでも自己責任で！とも書いてあるとおり、とても危険な作業です。
PC経験が浅い方がやる話じゃないんで、注意が必要だと思います。

それから、ピクセラのチューナーとは言っておりますが、チップがSONY製ですw