納車から1か月で3,000Kmほど。
フォトギャラも更新しましたが、北海道まで行ってきましたが、まぁ色々と不具合が出てくる出てくるw
数えきれないほど出てくるので、一旦1か月現在でまとめてみました。
まず、Center Information Display(CID)または、Cockpit Control Unit(CCU)という呼び名だそうですが、こいつがとにかくダメですね。
現在までに発生している事象
■ 車両装備編
1) VIEWボタンでFカメラ、サイドカメラ表示の時のアイコン表示忘れ
これはもうアホなんじゃないかと思うレベルですが、VIEWボタンでフロントカメラ、サイドカメラを表示したときの画面遷移が、C型前期までのアイコン配置になってしまいます。※AVHとアイストのアイコンが消える
なので、交差点などでふとカメラ画像を表示 → アイストをオフ などができなくなってしまいます。
2) CarPlayを接続したら車両ソースがすべて使えない。
これはもう致命的でして、CarPlay接続中はTVやラジオなど他ソースが一切使えません。
選択した瞬間にフリーズしてしまい画面遷移が動かず。
ラジオやTVを見るときはスマホを外さないとダメ。
3) ナビゲーション起動中のままフリーズ
メーター側のナビゲーションは表示されるものの、CID側が起動せず。
→ 過去2回ほど発生
4) 顔認識が雑+休憩提案が完全無視できない
感度調整ができるとのことで、一旦1段階下げてもらったのですが車内で会話しているときにふと笑ったりすると居眠り運転注意の警告になります。
さらに、休憩提案はCID側でOFFにしてもメーター側と連動しないようで、メーターには休憩提案が出てきてしまう。
5) ハンズリーパワーリアゲートの”ハンズフリー”の癖が不明
取説を見ると、バックドアのスバルのロゴに手を近づけると・・・
という説明ではあるが、実際にはスバルのロゴではなくロゴの向かって左側のバックパネルに手を近づけると反応します。
なので、迂闊にトランクを開けようかなと手を広げた状態でリクエストスイッチを探そうとすると、そのタイミングでピーと言い出しますので注意が必要。
ピーが言い終わってから手を離せば何も起きませんが、ピーの途中で手を離すとOPENしてしまうため、体に体当たりしますww
ピーと言い始めたら鳴り終わるまで微動だにせず待っている必要があります。
■ 走行編
1) 電動ブレーキブースターが大人しすぎる
良いように聞こえるかもしれませんが、BT5はこの車体で電動ブレーキブースターを採用しています。
同じCB18エンジンを搭載するSUV、フォレスターと比較するとブレーキの踏力が一定で油圧の幅に波がない状況に感じます。
ブレーキペダルを踏む → ブレーキが掛かる → 油圧の戻りが来る
こんな感じの感覚がないため、通常の車両であればブレーキを踏む、停車間近に近づけば近づくほど初期制動時よりブレーキが強くなるためブレーキペダルから力を抜く必要がある。
が
BT5の場合は初期制動=完全停車 という感じの踏力になるため、「この強さなら早めに止まるだろう」という感覚で従来の車両と同じく踏んだ場合、停止線を大幅に超えますw
なので、初期制動に対して速度が落ちてきているタイミングで”踏み足し”をする必要がある不思議なブレーキとなります。
また、踏みはじめの制動が全く薄いため、時速5kmも満たない範囲で車両を動かそうとしたときに、まずクリープ程度の車両の動きを止めることも最初は”止まらない”と感じます。
→ どちらかというと、RNステラに近い感じ。
2) アイドリングストップの判断が早すぎる
これまでのOEM車を除くスバル車では、アイドリングストップスイッチをOFFにせずとも、ブレーキの踏力の調整で停車 → 更に踏み込み → アイドリングストップ という感じになっていましたが、前述の通り停車時に踏み増しが必要な車両なのでほぼ100%アイドリングストップが強制的にかかります。
一時停止だしアイドリングストップはいらないや。 という感覚で軽めにブレーキを踏もうものなら、そもそも停止線オーバーしてしまうため非常にストレスが溜まります。
3) エンジン始動時のロングクランキングが多発する
これはもう、納車から1週間目で発生していますが、まずエンジン始動時に火が入らないw
とにかくセルが回る回る・・・でやっと始動 というのがすでに数え切れないほど。
これもCB18の持病なのかと思うほど。また、アイドリングストップからの復旧でも同じ事象に陥ることがあるので、いざ交差点で発進できない!ということも2度ほど発生しています。
4) 低温時のエンジンレスポンスが悪すぎる
まぁ、これはターボ車ということもあり致し方ない可能性もありますが、暖気が完全に完了してない状態だと通常のアクセルペダルの踏み込み量では全然車体が動いてくれません。
右折時に交差点のど真ん中で止まってしまうのでは?と一瞬焦ったこともあり、以降多少すっとび出てもアクセルペダルを踏み込むように対策しています。
5) エンジンブレーキ時に燃料噴射し続ける
もしかしたら不具合かもしれませんが、アクセルオフ時で惰性もしくはエンブレ時に何故か燃料を噴射し続けます。
しかも、エンジン回転数に応じて微増ですが比例するようで、アクセルオフで5000rpmほどのとき多くて1分間に50mlほど消費します。なので非常にもったいない気がします。
もし、これが正常な挙動であるならば、これも触媒対策かもしれません。
エンブレ時は大量の酸素を取り込む → 燃料を吹かない → 着火もしない → 燃焼せずに排気するという挙動となるわけですから、通常はエンジンポート内部は急激に冷えます。
しかし、この高回転エンブレ時に少ない燃料をポート内部に噴射して、空燃比で言うところの空気量が過多の状態で微量のレギュラーガソリンを噴射し、着火させると高温の排熱が出力されます。
加速量に転じないほどの微量な燃料噴射と着火で温度を保ったまま触媒に高温の排熱が送り届けられるから、要はDPFの触媒焼きが可能になる。 そんな感じの仕様ならまぁ納得しますw
ということで、車両装備編と走行編の2つに分類して書いてみましたが、
後ほど車両レビューの掲載時にも書きますが、これだけ駄目なところがあったとしても、概ねパーフェクトに近いクルマかなぁーと思います。
なので、レビューには良いことをズラズラっと書けたらな〜と思っていますw