
モロ出しデカチ○ンコ神殿前にて(美瑛のトリックアート館前
GWからもう1月が経とうとしていますが、未だに旅の片付けが終わっていません。
クマー用シートとか玄関に放置されたまんま。
昔から片付けとか苦手でしてね。
それで何回か痛い目を見ているのですが、一番最悪な事態を引き起こしたのは確か…
中学1年くらいの時に川釣りに行ったんですよ。
友人に誘われて初めての釣りだったかな。
小さなフナか何かを1匹釣る事が出来て「釣りもまぁ面白いな」と。
その時に使った餌が「練り餌」でしてね。
粉末に水を混ぜてネリネリして団子にするんです。
その団子を針先に刺して使います。
混ぜる時に使う水は当然目の前にある川の水になるのですが…これが事態の始まりでした。
釣りをした日から1週間くらいした日。
家の中に小ハエが1匹…2匹…3匹…
普段は小ハエなんて目にしないので「珍しいな、台所のゴミ袋の口が開いているのか?」と思い台所へ行ったけどゴミ袋自体も無い。
おかしいな…まぁ…いっか。
その翌日。
小ハエが3匹…4匹…5匹…
おかしい…絶対におかしい…。
しかし何処から湧いて…
…あ
思い当る節を確認するべくベランダに出て、釣り道具を収納しているBOXの蓋を開けると…
BOX内が真っ黒。
うごめく真っ黒。
川の水で作ったネリ団子をそのまま袋に入れて忘れていました。
そこから小ハエが大量に産まれて地獄を形成してしまった模様。
あれ以来、釣りには行かなくなりました。
さて北海道紀行の続きです。

何も無いと言われる襟裳岬には、とんでもないアイドルが居た…とゆうのが前回のお話。
この襟裳岬へ向う海沿いの道路がとても景色が良くて…と事前情報で仕入れていたので楽しみにしていました。

こんな感じの海沿い道路を30kmくらい走るのです。
その名も「黄金道路」。
名前の由来は…黄金を敷き詰められるほどの建設費を掛けて造られた…とゆうネガティブな由来です(汗
まぁ、それでもその甲斐あってとても走り易く景色も良いルートです。
…と言いたい所なんですがね。

実はココ、廃道です。(数か所だけ今でも入れる)
現在は隣にある山にトンネルが通っていてソチラが使われています。
ルートの半分くらいがトンネルになってしまったので景色は見えず。
海岸線に影響されないので真っ直ぐだし路面も綺麗なので快適ではあるのですが。
少々残念。
襟裳岬から朝走ってきた道を戻り、今度は内陸部へと走らせます。
上陸して初めて高速道路(無料区間)に乗りましたが…余りありがたみを感じないw
それくらい一般道がスパーンとして移動速度が優れているとゆう事で。
しかし冬季は除雪の事もあり高速道路の優位性はあるようです。
と、高速道路(無料区間だけ)を使って襟裳岬から260km北上し、丘のまち美瑛へ。

「ジェットコースターの路」
真っ直ぐな道路がいくつもの丘を一直線に超えているので、まるでジェットコースターのような気分が味わえます。
実際に走ると見た目以上に上下運動させられるのでまんまジェットコースター。
楽しくて2往復しましたわ。
…そう言えば2往復目で気が付いたのですが、写真の左側にある畑でダイハツMAXが不自然な停まり方をしていたような。
ズームしてみた。

しっかり脱輪していた。
美瑛に着く前に富良野にも寄りました。
富良野と言えば有名な観光地ですね。
北の国からの舞台にもなりましたし、ラベンダー畑も綺麗ですし。
ケンとメリーの樹もありますね。
どれも観て無いけど。
富良野の思い出はコレや。

セイコーマートのカツ丼。
コイツ、その辺の店で出されるカツ丼なんかよりも断然美味い。
味のしみ込んだ衣、フワフワジューシーなカツ、濃い目だけどしつこくないタレ。
何でこんなに美味いの?と、札幌(南5西4辺り)で知り合った子に聞いたら「店舗内で作ってるんですよ~」って教えてくれた。
ホント…えぇ子やったで…
美瑛から峠道(国道)をひた走り、次の目的地を目指します。
山間部では携帯電話の電波が圏外になる区間が大部分で、こりゃ故障とか事故したら泣くしかねぇ…と恐怖しました。
ここ何年も圏外区間を走る事なんて無かったですからね。

「夕張岳」を臨む。
まだ冠雪しています。
道内は少しでも山間部に入ると雪が大量に残っていました。
GW直前まではスタッドレスが必要とゆうのもうなずける。

夕張岳との間にシューバロ湖。
なんだかコチラで見る湖と雰囲気が違います。
空の青とは対照的にグレー掛かっていて。
観光客も居なければ通行車両も皆無なので静まり返っていて、神秘的なような畏れのような…そんな印象でした。
そんな空気の中をインテグラでプァーンと走るのは気持が良いやら、申し訳無いやらで。

かつては炭鉱列車の拠点となっていた「南大夕張駅」の跡。
1987年の大夕張鉄道線の廃止と併せて廃駅となったそうです。

当時の車輌が保存されています。
前部がラッセル形状なのが雪国の貨車っぽいです。

三菱のマークが描かれているのは、三菱製とゆう訳ではなくて「三菱石炭鉱業大夕張鉄道」の車輌だから。
昭和15年製。
77年も前に造られたヤツ。
21年落ちのインテグラはまだ小僧だな。
そして、とうとう辿り着いた。

「夕張駅」
これがしたくて北海道へ渡ったと言っても良いくらい。
軽巡洋艦 夕張 と夕張駅。
この瞬間が旅の中で一番幸せで、一番恥ずかしかったのは言うまでも無い。
※軽巡夕張の由来は「夕張川」
その夕張駅だが、一応は全国的に名の知れた土地ですし観光地でもあるし。
それなりの規模がある駅だと思っていました。
単線ではあるだろうけども、利用客も多くそれなりの…

おぉう…
何だか…寂しいな。
駅の隣にあるホテルが大きいからか、余計に小さく見えてしまいます。
観光の時期では無いのもあるようですが、駅前なのに人が居無さ過ぎて寂しい。
夕食は駅前にあるバリー屋台で。
コンビニ(当然セコマ)以外、飲食店が全く見当たらない夕張駅周辺。
この屋台村が無ければ昼に続いてまたセコマ弁当になるハメだったぜ…。

ジンギスカンうどん。
見た目ショボ…と思いましたが、味はなかなか。
これで「北海道と言えばジンギスカン!」、とゆうのはクリア。
少しクセがありますがレバーとか食べられるならイケルと思える。

観光の時期では無いから仕方ないんや。
私の他に2組くらい居ましたが、食べ終わる頃にはボッチプレイ。
店舗従業員の方が圧倒的に多いこの状況は少し落ち着きませんでしたw

この日はホテルの日帰り入浴客用駐車場の片隅で寝させてもらう予定でした。
駅前にあるホテルで入浴(これまた誰も居なくて貸し切り状態)して、バリー屋台で夕食を済ませて。
夜の9時くらいだったでしょうか。
クマーの散歩を終えてドアを半開きにして、サイドシルに腰掛けながらクマーの足をウェットティシュで拭いている時に彼等は来た。
赤い赤色灯を廻して。
スーッと駐車場の方へ…そして赤色灯を消灯。
あ…これ、アカンやつや。
予想通り駐車場に入って一直線にコチラへ来ました(汗
「旅の方ですか?」と聞かれて「愛知からです。」と免許所を見せて車内を軽く覗かれて終了しました。
いや、嫁枕を積んで無くて良かったと心から思いました。
あぁゆうのは人に見せられるもんじゃねーしな(汗
「夕張は何も無いでしょーw」と自虐されたけど「何もねぇな」とも言えずに「夕張岳とかその辺りの景色がとても良くて~」と必死に答えました。
あぁゆうのはマジ止めて欲しい。頭がテンパりまくるw

翌朝も散歩終わりでクマーの足を拭いている時にパトカーが来ましたが、申し送りされていたようでスルーしてくれました。
「まだ夕張の観光シーズンじゃ無いからなぁ。シーズンになったらもう少し見所が出来るから。」とお巡りさんも言っていたので、今度はゆっくり炭鉱跡地なども観て回りたいバリ。
そして次の目的地である札幌へ。
夕張から札幌まではたった60km1時間半と意外と近い。
…もうすぐや。もうすぐやで(何が
続く。
【今ココ】

オレンジのラインが5日目500km(浦幌→夕張)