
楽しかった家族旅行の話を書いたつもりでしたが、どうにも新しく購入した毛布の絵柄に興奮してしまった方がいらっしゃったようです。
そうゆう方は危険ですね。
恐らくその辺を普通に歩いている人にでも興奮して何するか分かったもんじゃない。
ちなみにボクは大変興奮しました。
危ないぞ 暗い夜道の ケツの穴
日曜日に各務原の航空博物館に行って、復元された「飛燕」を見ようと決めていました。

コレな。
先日の零戦飛行を見てから非常にムラムラしていましてね。
「日曜日になれば…」と1週間頑張ったワケですよ。
土曜日出勤もして日曜日を楽しみに。
当日はスッと目が覚めて、カメラを用意して。
どうせならまだ人も少ないであろう朝イチで行ってジックリと見学するのです。

隅々まで舐めまわしてやすんだぜ。
ところで、開館時間を調べていないな。
恐らく10時くらいだとは思いましたが念の為にHPで確認しておきましょう、そうしましょう。
…泣くぞ。
もうダメだ…シヌ…朝から酒飲んでシンだ日曜日にしてやる…
、とこれから博物館まで走らす予定だったインテグラを死んだ魚の眼で眺めていたら思い立った。
思い立ったが吉日。

普通のセダンにしてやった。(リヤスポイラー取り外した)
インテグラはボンネットが低いせいか、リヤスポを外すとお尻がデデンと強調されるので余り好みでは無いのですが、気分転換にこのお尻スタイルを眺めていたらやはり…。
走らせてみたい。
運転していて自分で見えるワケでも無いけど、まぁ、何となく分かるだろこの気持ち。

リヤスポイラーが無いせいか、大須で盛大にスピンして事故った。
何となく分かるだろ、この気持ち(分かれ

おはよう、道の駅四万十大正。
四国旅行3日目がスタートです。
四万十川のほとりにある道の駅は、自分以外に車中泊している車両も無く静かすぎる程。
朝6時くらいにお店の方が出勤されていましたが、朝ごはんは食べさせてもらえそうもありませぬ。

芽吹手沈下橋。
買っておいたパンをカジリながら沈下橋体験。
そうだよ、これがやりたかったんや。
地元にはこんな風景が無いので、物珍しさと清流四万十を体感してみたかった。
後から聞いた話では「京都(亀岡)にも同じようなのあるで」らしい。

通行はガチンコ勝負になります(愛知版

地元の生活道路として使用されているとの事でしたが、朝早いからか誰もおらん。
すぐ下流には大きな橋も掛かっていましたのでソチラを利用しているのかもしれません。

10数キロ下流の写真ですが、この透明度よ。
見え過ぎて怖いくらいです。
…みたいな風景を目の当たりにすると脳内に浮かぶのがマスプロ。
74年て事はもう40年以上前か。
自分はまだ産まれてないけど何故か頭に残っています。

相変わらず水の音が苦手クマー。
内側へ丸まったシッポと情けない顔が萌える。

四万十川には多数の沈下橋(数十本?)が掛かっていて、古くなって車両は乗り入れ禁止されているのもありました。
遠くから見ると小ささが際立って、あそこを車で渡るとか何かのアトラクションとしか思えない。
小一時間くらい四万十川を堪能して、一気に川沿いを下りました。
「四国は道路が…」と言われている通り、川沿いとゆう主要道路にも関わらず片側対面通行。
待避所は有る事は有るのですが、それなりの交通量ですのでそれは譲り合いの精神で安前運t…
前を走る地元ミニバンが「対面車接近中」の電光掲示板を無視して突っ込んでいく安全運転に恐怖しながら、四万十川下りを堪能しました。
心臓に悪い。

一気に山から海へ移動して足摺岬。
四国最南端へ到達です。
それにしても、人って「端っこ」に魅力を感じる生き物ですよね。
私も好きです。バームクーヘンの端っことか特に。

「21世紀に残したい風景 四国第1位」だそうです。
良かったな。21世紀まで残ったで。
眺めは良いけど、普通?かな。
雲が無ければもう少しキレイに感じたかもしれません。
一番の原因は分かってはいる。
全ては北海道のせい。
1度でもあの土地の風景を味わってしまうと、他の土地の山に行こうが海に行こうが物足りなく感じてしまいます。
風景目当ての旅行ならば、北海道は最後の土地にした方が良い。

それでも何の気なしに通る道でもイイ雰囲気には出会えるもんです。
岬から駐車場へ戻る際にクマーと散歩した道路ですが、車では気が付かなくても歩くと気が付く時もあります。

ずっと歩き続けているお遍路さんはそんな事も言ってられねぇってもんでしょうけど(汗
結構な山坂を走って岬へ来たのだけれども、彼等の体力って一体…。
そんな彼らの横を走り抜けながら次の目的地へと向います。
人しか通れないような細い路地が山の中に多数あるのですが、それらが車道に交わる場所には「お遍路さん注意」看板がニョキニョキしてます。
確かに、山坂を楽しく走る事に気を取られ過ぎているとお遍路さんクラッシュしてしまいます。
本州であんな山中の車道に人が居たら、不審でしか無い。

この2人はどこかで見た事があるぞ…
叔父さんの本棚に並んでいたな、「ツリバカ」。
叔父さん(次男)はイイ歳まで独身(今の私が言える立場じゃねぇ)で実家(祖父母宅)でした。
だからマンガとか雑誌を沢山持っていて、子供だった私はよく叔父部屋に侵入して遊んでた。
「ツリバカ」と一緒に並んでいた「あぶさん」も読みました。
その隣に並んでいた月刊行のエロィ本も。
毎月祖父母に会いに行くのが楽しみで仕方無かった孫でした。
じゃなくて。
ここは足摺黒潮市場。
クマー休憩と私の昼食をここで。

「土佐の清水サバぶっかけ丼 」

ふぁぁぁぁぁぁ。
(私の)食後の散歩は市場横の公園で。
誰も居らないと思ったら、今日(当日)は平日月曜日でした。
イベント事が多い土日休めないのは辛いとも思いますが、平日休みもなかなかお得な気がします。

公園は楽しいクマー。
インスタグラム映え?とかどんなグラムか分からない田舎もんですが、
クマーの重量は6000グラム。

バラしたわね。
足摺から宿毛経由で愛南町方面へと向います。
途中でオヤツを仕入れるのも忘れずに。

ひしだベーカリーで羊羹パンを。
パン野郎としてはご当地パンを食べなくて何の為の旅であるかと。
工場に直接突撃したら事務所で販売してもらえました。
一応コレもアリな購入方法みたいです。
直販売なので店頭価格より随分お値打ちでした。
そしてとうとうやって来た。
四国訪問の一番の目的はコレと言っても過言では無い。
おい、誰や、ゴルフとか言うヤツは。
あれは…まぁ、いい。
ようやく出会う事が出来ました。

輝かしい日の丸。

零戦と比べてボリューミーだが、筋肉質でありロー&ワイドなシルエット。
かっこいい。

高出力機の証、4枚ペラ。
不時着水時の衝撃で曲がっています。

誉エンジンと巨大な空気取り入れ口。

自動空戦フラップにより経験が少なくても卓越した運動性能を発揮できたらしい。
ベテランはオフにしていたとゆう話も。
現代の自動車で言うたら、トラコン等の補助電子制御を嫌うベテランドライバーみたいだな。
日本海軍航空隊の精強さを最後に飾った343空「剣」部隊の紫電改。
この展示機は豊後水道航空戦で墜落した6機のうちの1機。
迫りくる米軍艦載機200機。
それを要撃した紫電改20機。
紫電改は10倍の米軍機相手に16機撃墜とゆう大戦果を上げました。
しかし紫電改も6機が墜とされ、精鋭6名を失います。
この機体にはその6名のうちの誰かが搭乗していたのですが、引き上げられた機体には遺品類は何も無く未だに誰の搭乗機だったのかは分からないままです。

展示館のすぐ裏手にある湾。
ちょうど木に隠れている辺りの海底に沈んでいるのを発見されたそうです。
引き上げられた際の写真や記事を読むと、遺族の方の思いが伝わってきます。
四国でも端の方に位置するので行きづらい場所ですが、興味があるならば是非にオススメしたい所です。

「私は入館できないのでファントムで遊んでいたクマ」
紫電改展示館から宇和島方面へ。
この日は「道の駅津島やすらぎの里」でご就寝。

3日目の移動距離は230Km。
ようやく愛媛県へ足を踏み入れた。