
たった3週間前の事なのに
もう3年くらい前の事なように思えて来た
それは言い過ぎだけど
お仕事パンパンなので体力も時間的余裕もパンパンです。
GWセカンドシーズン制度を!
今国会で議論是非おなしゃす。
旅行2日目。

喜多方で迎えた朝はヒンヤリとしていましたが、陽が昇るにつれて「あつ…」。
今日も暑くなりそうだな…(クマー談
国道121号を一気に北上します。
喜多方からは山間部を越えますが、広い道幅とキレイな路面で快走路です。
さぁ、もうすぐ山形県の玄関口「米沢」へ。

米沢はいつの間にか通り過ぎていた模様。
米沢の先にある「道の駅 長井」で小休止。
快走過ぎて疲れも無いのですが、クマーの給水と排水には概ね2時間前後でのストップが必要。
車内でしちゃう事は今の所ありませんが、すでにご高齢ですからね。
クシャミした勢いでピュッみたいな。
(ピュッは無いけど最近切れが悪くなっているような気もしなくもない、我)

いつの間にやら桜前線にも追いつきまして、山桜やら枝垂れ桜やら梅やら何やらが咲いています。
雪山が見えていますがド晴天なせいで気温はこんな感じ。

半袖でもクソ暑。
みんカラなんて物をやっていると居住地域に関係無く友人なんて物が出来るワケでして。
そう言えば山形にはコイツが居りました。

陽炎(3年前の京都にて)。
コレは
錦帯橋の下でパンモロ恥女ネェーさんに出会った時ですね。
懐かしい。
ま、ヤツとは3月くらいに大洗で会ったばかりだけど。
久しぶりもへったくれもありませんが、クマーとは2年近く会っていないので「道の駅おおえ」で待ち合わせです。
クラッチが壊れているんじゃねー?と思うくらい重い、とゆうか石のように硬いコペンで来るかと思ったらマツダスピードアテンザで来ましたね。
いつも何処か壊れてるアテンザに「ゴミ、カス」言いながらも、やっぱり排気量とターボパワーは偉大とエンジンルームを見せびらかs…

液体封入エンジンマウントが破裂してデロデロリアンである。
そんなアテンザを買った彼の口癖は
「マツダ、買うな」
である。
ちなみにアテンザの前に買ったのはプレマシー(マツダ

ストーリアCZの彼とは初めて会いましたが、かれこれ5年くらい前からネットでは繋がりがあるので「お、元気?」くらいな感動の対面でした。
いや、ホント、ストーリアに乗っていた期間は5年くらいでしたが、知り合い友人がとても増えました。
インテグラはそうですね。
大変。同車種の友人が1人も居ないわ。
寂しくなんかないわよ、と山形組に手を振り2人と一匹は一路北上します。

R121・月山花笠道路。
予定では旧道である六十里越街道を走行したかったのですが、陽炎から「雪に埋もれてるから6月まで通れんぞ」と。
んなアホなwと思っていましたが、目の前にに迫りくる月山を見て納得した。
これは確実に埋まっている。

月の女神像。
月山だからでしょうか。
隣で居眠りこいてたイッヌを差し出して安全祈願しといた。
専用シートを使うようになってから、多少の山坂では踏ん張る事もなく楽チンになったようです。
高速道路だとガツンガツンくるインテグラでも、寝てるか、寝てるか、寝てるかですわ。

昨年に北海道を走った時も山間部は雪が沢山残っていましたが、東北も結構残っているもんなんですね。

広々として気持のよい庄内平野を走り抜け…
昼食の目的地である「道の駅 鳥海ふらっと」へ。
…到着したふらっとはこんな有様だった。

マイカー族、ツーリング族、観光バス艦隊、ロード軍団で完全に飽和状態。
訓練されてないサンドラも混じって阿鼻叫喚の駐車スペース。
…アカン。
どうにもならないと思った(安心して車を置いておけない)ので、道の駅の隣にある魚屋さんの駐車場に入って方向転換を…しようと思って数分後。

「刺身定食」にありつけた。
何となく気になって「ゴハンとか…食べられないですよねぇ?」と聞いたら「ありますよ」と。

「ヤマサ鮮魚有限会社」
街道沿いの海鮮土産屋でしか無いと油断してた。

プリプリの岩牡蠣がデラウマス。
思わぬ昼食にありつけて満足。
前日の喜多方でのラーメン屋や温泉もそうでしたが、予定通りに行かなくても結果的に大当たりになるのが旅の楽しさです。
逆のパターンになる事があるのも、旅の難しさなのですが(汗
それも含めて止められない止まらない。

そう言えば。
庄内平野を走行している際に、かなり遠方に大きな雪山が見え続けていたのですよ。
大きいな~月山より雪もあるし、どこの山かな~
みたいに思ってました。

まさか、自分達が目指していた鳥海山だったとはね。
鳥海山ブルーラインは絶景を眺めながら走行出来るワインディングコース。
山肌ギリギリまでせり出した道路を走っていると、まるで空に飛び出しそうな感覚で非常にスリリングです。
空と日本海が目の前にあるので、まるで自分が宙に浮いているかのような感覚で走れます。

そして、この積雪。
結構寒い。

絶景を眺めながら海抜0メートルから1100メートルまで一気に駆け上がるワインディングは最高に楽しい。
低いギアを積極的に使いながら高回転を維持して駆け上がり、オンザレール感覚で狙った方向へと向きを変えて下って行くと、インテRに乗っていて本当に良かったと感じます。
快感脳液ダダ漏れ。
「世の中にはコレ(インテR)より高くて速い車は沢山あるけど、この楽しさは買えない」
と、とあるレーシングドライバーが言っていました。
と、ひとしきり自画自賛した所ですがココで本音です。
巡航用に6速が欲しい、切実に。
1.8Lで100㌔巡航が4000回転近いのって疲れるわ。
山坂では置いてけぼりにしたレガシィに、帰りの東北道では軽やかに置いていかれるし…。
何度新幹線に乗り換えて帰りたくなった事か…。

そんな帰りの苦痛をまだ知らない2人と1匹が鳥海山を下り、次に訪問したのは
「白瀬南極探検隊記念館」
よりもいブームは終わって無いけんね。
1クール前の作品になるとそろそろ熱も冷めて来る…のがヲタクさんの性分なのですけれど。
あんな名作はなかなかお目に掛かれないですよ。

そらこんなのが設置されてたら行くしかないわな。
おい、真ん中のおっさん。

(フリーメイソン…だ…と…!?)

結月ちゃんを誘ってみました。
「えぇ~、いいですけどぉ~、奥さんにバラしちゃいますよ?」
大丈夫だ、問題無い。
奥さんなど居な…くっ…

展示内容は、南極探検の歴史が主なテーマでした。
いかに過酷か、いかに金の掛かる事業なのか。
(すいません。写真がコレしかありません。)

世界初の南極点到達を目指した3カ国の勇者達がそれぞれ掴んだ運命。
(すいません。写真がコレしか…)

1人は栄光を掴み、1人は困窮し、1人は失意の中命を落とす。
南極探検の陰と陽を余すところなく伝えてくれる、見所のある記念館でした。
(だからすいませんと言っているだろ)
そんな記念館を肌で少しでも感じて頂きたく思い、短時間ながら動画も撮っていましたのでどうぞ。
当時流行した音楽と雪上車の操縦光景です。
まさに人馬一体。
そんな南極記念館からは、先ほどまでスーンスーンスーン(・∀・) していた鳥海山が見えます。
小さな湖(池)と森と合わさって心が洗われるようです。

心が洗われるようです。
ジャブジャブしてピュアピュアになります。
なりますな?
陽も傾いて来ました。
喜多方らーめん、温泉、鳥海山、南極記念館。
今回の2人旅を計画する中でどうしても入れておきたかったのがこの瞬間。

(いけちんより拝借)
夕焼けの東北日本海沿岸を走る。
この僅か1時間にも満たない瞬間を味わって欲しかった。
日本中の沿岸を走って来ましたが、ココでのコノ時間ほど「愛車で走れて良かった」と感じた瞬間は無いですね。
北海道の解放感と気持良さは特上であるし最高ではありますが、この幸福感と運転できる事への感謝にも似た気持ちだけは他では味わえていないです。
こんな所を毎日走っていたら心がピュアピュアになってしまうわい。
俺は愛知県か…
そんなら暗黒色だわ。
ピュアピュアの心になった2人は温泉に入り身体もピュアピュア。
ピュアピュアになっても腹は減るのが人間とゆう下等な生物ですので、いただきます。

地元密着型温泉なのにメニューラインナップが豪華。
かつ、味も良い。
ほうとう風うどんは2人で分けました。
山梨の女子高生がキャンプする
例のアレを観た2人なので、頼まないとゆう選択肢は無かった。
ヲタク辛い。
さっぱり満腹。
2日目は男鹿港にある広場でビバーク。
男鹿の穏やかな海を眺めながら酒を呑んでご就寝。

2日目の走行距離:約360キロ