ペイジ＠RX-8のブログ一覧

今年もいろんな人にお世話になった一年でありました。

変わらぬ仲間あり。

狂ったライバルあり。

恐ろしい先生あり。

粘り強い生霊あり。

来年は少しでも成長した部分を見せられればいいかなぁーと思います。

それでは皆様、よいお年を！

昨晩は岡山市内で本職のミュージシャン稼業に勤しんでいた。

本年の演奏納めという事で明け方まで打ち上げに付き合い、酔っ払い達の相手をしながらも、自分はドライバージャンケンに負けて素面で帰宅という見事なオチが付いた夜なのであった。

晩飯に超〜久しぶりのデミカツ丼を食べたがコレは美味かったなぁ…。





そして、まだ残る眠気を昇る朝日に叩き起こされ、今日はあれこれクルマの仕組みについて勉強している中のトレッド拡張によるロールセンターとコーナリング剛性についての考察を深めるコトにした。


街道先生に乗りやすくなったと言って戴いた現状インテRだが、ステアリングを握って思うのは車高とアライメント調整だけでなくホイールのオフセットが外に出た事によるトレッド拡張の恩恵も大きいように思えたからだ。


Wウィッシュボーンサスペンションは車高によるロールセンター変化の影響を受けにくいとは言うものの、車高を下げれば少なからずロールセンターも重心から下がる。
（キャンバー等その他の要素もあるが）

そしてトレッドを広げると遠心力であるタイヤから離れたアームのストローク量は増し、逆に左右の荷重移動量が減るのでステアリングのレスポンス、コーナリング中のニュアンスが変わる。
（足を広げて立った方が倒されにくいのと同じ原理で）




ふーむ、なるほどね。

そうは言っても文面では非常〜に体感しづらいものなので、実際に自分でその変化を考察してみようと思い立つ。


まぁ…

単純に先生に激攻めしてもらった時に結構フェンダー内側に当たってたから、
ちょっと外に出せば当たらんのじゃねーかな？
と思っただけなのは内緒の話であるw



さて、用意したのは2mmのスペーサー。



これ以上はストロークするとリアがフェンダーの爪と干渉するのでやむなし。

そして念入りに増し締めをしてからテストコースへDASH〜！


途中で青いフィットや白いエスの亡霊とすれ違ったりしたが、勤勉な自分は真面目に課外研究に没頭するのであった。



で、結論から言うと片側2mm拡張しただけでもその変化はかなりのモノ。

ノーマル比だとホイールのオフセットもあるので片側7mmの拡張となる。


まず出だしから減衰を弱めたように足の動きがしなやかになってビックリ。
よく足が動いてるというか、突き上げ感が抑えられかなりマイルドに。


コーナリングでは進入での頭の入りはクイック。
旋回中は踏んでも破綻する気配がない変な安定感（むしろ踏まないと曲がらない、弱アンダー？）があるが、テールを振り回すような心ヒラヒラした軽快感は薄まってしまった。


ステアリングやサスペンションのレスポンス変化のせいか、R1R特有のヨレも何故かたわみ程度にしか感じられず、なんだかBSやハマのタイヤで走ってた頃の感覚を思い出していた。

そして自粛する前の、真面目だった頃の走り方が蘇ってきたので火が付く前に大人しく帰還w


あとは山野哲也氏の動画を見てステアリングの握り方を癖だった10時10分から9時15分に変えたけど、これは正解だった。

シートバックと体がしっかり密着してコーナリング中に体がブレず視点を定めやすい。

しかし近眼鳥目では夕暮れ時の戦闘力は半減である。



なんにしても、こうやってクルマの動かし方を仕組みと共に研究するのは非常に有意義で楽しい。

セッティング、ドラポジ、ブレーキング、ステアリングの切り方、目線etc…

ハマるには十分過ぎるぐらい、漆黒の闇のような、黒い悪魔のような、深い深〜い奥行きがあると思う。

おクルマのドライビングというものは。




その後はホンダへ行って板金の見積り。

今日はドーナツをくれた。
ムシャムシャ食べた。





実家に寄ると親戚からお歳暮が届いていた。
ゴクゴク飲んだ。





メリクリ！

今日は朝から国民の義務を果たしに母校へ向かった。
知らぬ間に校舎も景色も様変わりして、懐かしい気持ちと寂しい気持ちが入り混じる。

帰り道は16年ぶりに小学校の通学路を歩いて帰った。
なんだかほのぼのした気持ちになれたね。


帰宅する頃には息が上がっていたけれども（笑）




今日は天気も良く昼からは洗車。
某少年マンガではないけれど、クルマは友達！な気持ちでしっかりと綺麗にしてあげた。
最近はインテを痛めつけるコトばかりだったから…。



それからドライブがてらに某所へ出発。

先週のトラウマがあり思うように走れない。
無意識に襲う恐怖感はアクセルを踏む事を耐えず躊躇させる。


途中で赤エスとgin君が合流したのでこれはチャンスとリハビリを開始。

gin君、すごく上手くなってる。
ノーマルのエイトであれだけ走られたら真面目な僕も思わずニヤリとしてしまう。
それに比べて自分の迷いのあるドライビング…。
情けなく感じるばかりだ。
次はもう少し良いトコ見せたいね〜。


それから知り合いを乗っけてドライブがてらに流していると、児島展望台で車線をまたいでUターンしている恐るべきブルーバードに遭遇。


右手にポール。
左手に崖。


仕方なくフルブレーキでバンパー接触を選択して、まさかの2週連続ゴッツンコであります（笑）

まぁ、スピードも出てなかったし軽傷で済んだのは不幸中の幸い。
厄払いしたのになぁ…。


ドライバーは80歳の呆けた、いや、高齢の爺さんだったので事故処理と保険対応を手早く済ませて終了。
追い越し禁止路線でセンターラインをハミ出していたので相手の保険でなんとかなるらしいから、まあ良しとしましょう。

連日のヒット＆アウェイでさすがにメンタルへのダメージが大きかったので平和に仲間達と天一を食べて今日は解散。




しようと思ったけど、先生が某ミッドシップの試乗をするという情報が入ったので、厄払いにインテも乗ってもらおうと思い再度某所へ…。

そしてミッドシップの試乗を終えた先生にインテを乗って戴いた。




かるーく、オーナー殺しされた（笑）




しかし、丹精込めて仕上げたクルマは前回よりも高評価を戴くコトができて非常に嬉しかった。
あとは乗り手のシンクロ率を上げるのみ。
いろいろハプニングもあったけど、下手な厄払いよりよっぽど気持ちを吹っ切るコトができた。
先生、ありがとうございました。

今日はいろいろウンの付くコトもあったし、気分も新たに明日からは健全に地球環境を配慮した激攻めコーナリングを考えてみようと思います。


年末は普段よりクルマも多くてアクシデントの危険も高まります。
みなさんもよい年を迎えられますよう、日々の運転の際はくれぐれもお気を付けくださいませ。

先日、某所を走行中に数年ぶりの大スピンをかましてしまいました。


これ以上なく非常に寒い一日でしたが、セッティングを大きく変えた直後だったので要因はいろいろと思い当たる節が。

・フロントだけでなくリアもトー角を０に変更
・フロント新品R1Rとリア溝なしAD0８という他銘柄セット
・前後ホイール違いによるフロントオフセットのワイド化
・気温やオイル跡など路面コンディションの確認不足　etc...

まぁ、何を言ってもそれらを把握できなかった己の未熟さと対処できなかった力量不足を戒めるしかないのです。
速い車に乗っけられても、急にスピン掛けられても怖くなかった私ですが、あの時は正直生きた心地がしなかった。


ところが、いざ危機に直面すると人間というのは案外冷静なものなんですよ。

「あー　フロントは感触あるのにリア全然言うこと聞かないじゃんー」とか、

「顔から刺さると高く付くから刺さるならケツからにしないとー」とか、

回りながらあれこれ考えていました。


結局、側溝がストッパーになって斜面に乗り上げる前に停車。

不幸中の幸いでドライバーはまったくもって無傷。
クルマもリアバンパーを外して付け直したぐらいで、下回りも足回りもまったくの無傷。
215/45から205/50扁平に変えて大きくなった外径の恩恵でした。
Workのホイールを１本歪ませてしまったけど、事故状況を考えるとこれだけの被害で済んだのは奇跡としか言えません。


昔から悪運の強さは人一倍ですが、本来なら僕のインテライフはあそこで終わっていたのかもしれませんね。
きっとインテと祖先の守護霊が生かしてくれたんだな。

現実に感謝してよりいっそう気を引き締めてステアリングを握ろうと固く誓ったのでした。





実は…。

この事故までに１週間で２回も接触事故に遭っていた。


１回目は仕事中に社用車を軽四がゴツンと…。

２回目は出勤中にインテの顔を軽四がゴツンと…。


.


その後、友人と飲みながらそんな話をしたら、

「それはきっと別れた女の生霊だよ～。」

とか言われてハハハと鼻で笑い飛ばしていたのですが、今回の事故を受けて即座に厄除けの神様の元へお参りに行きました（笑）

これは祟りか呪いか、はたまた魔術の為せる技なのか…。

気付けば頭の中ではブラック・サバスが鳴り響いていた。




師走に入り日頃から事故を目の当たりにする機会が多いように思います。
皆さんも自身と車が無事新しい年を迎えられるよう、くれぐれもご注意くださいね。



そんなわけで地面に大きな根性焼きを残した私は謹慎処分を受け独房にて反省中。
もうあんな怖い思いはしたくないし、やっぱり車は大事にしていきたい。
悪い仲間にそそのかされてもやはり不良とは縁を断たないといけません。

心を入れ替えて多くは語らず、以下に魂の浄化の軌跡を残しておくとします。

先日、高鳴る期待と薄まった財布と共に投入したTOYO PROXES R1R。




みんカラや親しい方々のインプレでRE-11やAD08とは毛色が違うタイヤだということは重々承知していたものの、その未知なる性格にすごく戸惑っていた。




確かに素晴らしいグリップを発揮するタイヤである。
しかし、万人が簡単に速さを手に入れられる分かりやすさは持っていない。
柔らかいとか剛性がどうこうではなく、R1Rというタイヤに合わせた走らせ方が求められる。
他銘柄のハイグリップタイヤと同じ感覚でステアリングを切ったりブレーキングをすると、おそらく大半のドライバーが最初は違和感を感じるのではないだろうか。




これはもう、とにかく、走りこむしかない！

と腹を括って、毎夜月下に浮かぶ蝶のように彷徨い続けていた私。





しかし残酷な現実が突きつけるのは追い求める走りから遠ざかっている自らの現状のみ。
雨が多い１週間だったのでウェット性能の素晴らしさは文句無く体感することができたが、このままでは勝負どころか土俵にすら上がれないのではないか？
という危機感が余計に焦りを増長する。



苦し紛れに色々と使い方について調べてみるが、あくまで個人の体感したデータであるから自分に当てはまるとは限らない。
やはりステアリングを握って確かめていくしかないのだ。




自分の感覚ではラインを意識してとにかく丁寧なステア操作でコンパクトな舵角を維持することが絶対条件なタイヤだと思った。
タイヤなりに走ってもよく曲がるけれど、縦グリップをしっかり作ってあげればさらにコーナー進入でずば抜けた横グリップが活きてくるような感覚。
ソフトかつデリケートな性格の人、血液型占いではA型の人に吉！




という冗談はさておき、R1Rのおかげで自分のドライビングがいかにまだまだ粗いものだったのかを痛感させられた。

なんとしても乗りこなしてやるぜー！




神よ、我に道を照らしたまえ。Show me the way...




そして一夜明けた今日、洗車がてら空気圧のチェックをした。

フロント R1R 2.3k (設定時 2.1k)
リア　 AD08 2.5k (設定時 2.0k)


どーしたネオバ！？

ジムカでもないのになぜそんな数値に！！？

先週タイヤ交換と一緒に測ったのに！！？？

普通、空気圧って寒くなると下がるものだと思っていたけど雨が多かったせい？

教えて偉い人！



そんなわけで空気圧をいつもの数値に入れ直して某所へ確かめに行くと…





うわー、全然別物w







しっかり加速するし、コーナリングも気持ち良いし、クルマがフミッパフミッパと囁いてくる。
その上で丁寧にステアリングを握ればR1Rは非常に素直な動きをしてくれる。
次第にいつものペースが掴めてきて、コレには思わずニヤリとしてしまった。



まぁ、リアがこれだけ空気圧変われば…。

切腹。