![週末セッティング日和 週末セッティング日和](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/651/096/42651096/p1m.jpg?ct=930ad7f741a0)
年度末になり繁忙期のためなかなか休みが取れない日々ですが、土曜日は半ドンで仕事を済ませてから妹に頼まれていたスタッドレスタイヤの交換をしました。
妹は岡山県北の津山市という街にいるので、県南の我々と違って冬は必ずスタッドレスに換えなければいけないんですねぇ。
とりあえず庭先でサクサクっと夏タイヤに交換。
念のため下回りや足回りもチェックしてみたんですが、買って2年目のN-ONEなのにもうアームやブッシュ周りに錆が…。
融雪剤の破壊力って本当にヤバいです。
かといって積雪地帯の人からすれば毎日こまめに洗うのも大変ですし、どうしても週末洗車だけでは追いつかないダメージも出てしまうと思います。
これだけ科学が進歩してる訳ですから塩カルだけじゃなくもっとクルマにダメージのない融雪剤も開発出来そうなのに、なぜ相変わらず昭和から変わらないアレが使われるんでしょうか?
クルマを痛めると分かっている物を敢えて使用し続けて撒き散らすという…。
捻くれた見方をすればクルマを早く痛めさせて買い替えを促すためにも思えてしまう。
とりあえずN-ONEは自分に出来る範囲の処置を施しておきました。
交換工賃は僕のリクエストで津山名物の『北天まんじゅう』をGET。
パッと見たらシイタケにしか見えないですが饅頭なんですw
黒糖を使った絶妙な味わいと、この低偏平な食感が病み付きになります。
津山へお出掛けの際は是非ご賞味ください!
一夜明けて、今日は嫁様が夜勤明けなので息子のお昼寝ドライブに駆り出すという名目で某お山へセッティングに行きました。
しっかりセッティングするつもりなので久々にドライビングシューズを使用。
掃除してクリーム塗って表面を柔らかくしておきました。汚ねぇ…。
先日上がった時にその時点でベストだと思っていた減衰力15段中フロント最強から6段戻し、リア5段戻しで走ってみたんですが、攻めるスピード域で走るとギャップで文字通りクルマが飛んで大変怖い思いをしたので、あれ以来毎日の通勤中に色々と試行錯誤していました。
減衰力も前後同じだけでなく、フロント強め、リア強め、前後に何段か差を付けてみる、低速・高速でのハンドリングや突き上げチェック、舗装の悪い所やギャップでの入力や収まりチェックetc...を毎日毎日考えながら通勤ルートを変えてみたり、通勤中に減衰変えたり、車高変えたり…。
(決して怪しい者ではありません)
個人的にリア硬めの方が好みだったんですが、フロントのハンドリングが若干ダルく感じるのと、前後ロール剛性が変わることによる不自然さが拭えなかったので、今回はリアの突き上げや収まりの良い所を基準に前後8段戻しで行くことにしました。
今回のテストにおけるレギュレーションとして車両は従来通りのF1(ファミリー1番)規定となるため、通勤・買い物・保育園児の息子の送迎・冠婚葬祭もこなせるよう外観的に派手なエアロパーツは禁止となります。
よって空力的なアドバンテージやトラクションの補足はその他の方法で稼ぐしかありません。
減衰力落として攻めてみてもハンドリング悪かったり、フロントの接地感が希薄ならコレを自作しようかと思ってました。
いわゆるストレーキですね。
S2000あたりから脚光を浴びたアイテムですが、最近のクルマはまず間違いなく付いてます。
理屈は分かるんですが、車高下げてるしフロントリップもあるので結構それらしい効果にはなってるはずなんだけどなぁ。
インナーフェンダーないけど…。
それよりもフロントタイヤがバンパーからハミ出てる方がタイヤ周りのCL値的にマズそう。
ココまでじゃないけど、DC2/DB8も純正バンパーだとタイヤ太くしたりオフセット広げたらタイヤが外へハミ出ます。
昔のクルマってこういうバンパー角の丸いデザイン多いですよね〜。
205幅タイヤと7J+30ホイールでコレぐらい。
ちょうどリップスポイラー上でシェイプしてある辺りが剥き出しになってますねw
最近のクルマはこの辺がしっかり出来ておりまして、タイヤが隠れるような角度のアーチであったり、バンパー端も角が立った形状になっている物が多いです。
とりあえず前後8段戻しのまま4往復ほど走ってみました。
今日は天気が良かったのでバイカー軍団が多かったのですが、クリアを取れるタイミングを見てアタック!
ブランクがあるので視覚や体感Gへの慣れは必要ですが、若い頃と比べて今の方が変な力みも無く乗れている気がします。
走れなくても日々営業中にホットバージョンやベスモを見ながら運転し、尊敬するNOB谷口とガンさんのドライビング講座を見て意識を高め、日々イメトレは積んできたんですw
荷重変動を抑えてステアリング操作は丁寧に。
自分を中心にクルマの四隅をGボールが転がっているようなイメージで。
タイヤの摩擦円を意識して…。
うぉぉーー!!
久々の全開ドライビング楽しいwww
さすがに3本目あたりになると結構カンが戻ってきたように感じましたが、ペース上げて一度下りのコの字でブレーキロックさせちゃったのは反省ですね。
素早く踏力を立ち上げるための操作を意識してたけど、まだペダル操作がラフなんだろうなぁ。
減衰力的にもこれぐらい戻した方がワインディングにはちょうど良かったです。
跳ねることもなく、ニュートラル方向でしなやかに曲がってくれました。
フロントも特に気になる点は無かったのでしばらくは今のセッティングで乗ってみましょう。
3年落ちZⅢのリア。
発熱したらまだまだ喰いました。
R1Rみたいにドロドロにはならないけど、ショルダー付近が削れてるからそれなりにリアも動かせたか…。
そういえば昔、本気で練習してた頃に師たる街道先生に言われた言葉を思い出しました。
『速く走りたいのは分かるけど減衰は緩めましょう』
若い時ってどうしても足を固めてクイックな挙動にすることを好みがちですし、そうした変化によって「まだイケる!」みたいな錯覚に陥りやすいんですが、結局ドライビングスキルの向上であったり、荷重移動やタイヤの摩擦円を感じ取るためのセンサーを鍛えるには邪魔になるパターンの方が多いんですよね。
残念ながら自分自身もまさにそうだったと思います。
まして昨今におけるラジアルタイヤの性能向上は凄まじく、ロール量を決めるバネレートを上げていくのであれば減衰側は余計なツッパリ感を出さない方向でセットアップするのが良いと思いますね。
あとは走るステージの速度域や路面コンディションに合わせて強弱を調整すれば良いのかな?と。
とりあえず色々な気付きを得たり、発見できた事もあったので良いドライビングを満喫できたと思います!
息子よ、今日はお父さんの特異な趣味に付き合わせてゴメンね。
あれだけ走り回ってたのにその間ずっと爆睡できるとかある種の才能だと思いましたw