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2019年12月24日

久々のツーリング  事件・煽り・災害で行き止まり 2-2

久々のツーリング  事件・煽り・災害で行き止まり 2-2 1. 幸せの青い鳥 禄高5俵の寺 

タイトル写真は、埼玉県飯能市の名栗渓谷である。
東京都青梅市の境まで、ほんの数キロに位置する。

ここに、江戸時代に村人達によって建立された寺
がある。寺に東照大権現様を祀る事で、徳川幕府
より俸禄を賜わる事となった。


禄高は僅か5俵。だが、禄高は少ないとは言え、徳川幕府の寺となったのである。



これを基礎にして僧侶の最高位「検校」をこの村から出す事が出来た。
と、寺境内の案内板に刻まれてあった。それは、誇らしげでもあった。

今でも辺鄙な、この山村の誇りなのであろう。
禄高5俵は、いかにも少ない。人一人がやっと食いつなげる位の禄高だったろう。
幸せは、その人の心の持ち方で決まる。少ない禄高でも幕府直轄は村の誇りだった。

まさに、童話「幸せの青い鳥」の教えである。



風光明媚な名栗渓谷。川辺の家に被害がなかったのは、ここのすぐ上流にある
洪水をせき止める防災ダム「有馬ダム・名栗湖」のお蔭である。


*台風前に放水して雨水を貯める、全国的にも珍しいロックフィル式防災ダムである。
自宅もこの川の下流域にあり難を逃れる事が出来た。台風前に放流開始の名栗湖。


この寺と、その案内板をもう一度見たくて来た。渓谷の奥の小高い丘にあるはずだ。
寺は以前、撮影したが案内板は、撮りそこなっていたのだ。
*寺と名栗湖は以前の撮影。

しかし、ここもまた崖は崩落し、通行止めであった。




2. 不幸な赤鬼の煽り運転  写真は1枚のみ  想像力でどうぞ

来た道を戻り、東京方面に車を進めた。信号で左折すると、先を軽自動車が走っていた。

百m程すると、直進と山へ入る坂道に分岐している。徐行して考え、直進した。
すると、こちらが徐行したので距離がかなり空いた、その軽が停車した。

停車した車の横を抜けて進んでミラーを見ると、200m位離れた停車場所から
その軽四輪が、猛然とダッシュしてきた。

ミラーを見れば、赤い鬼のお面を被っているようだった。
軽は更に接近して背後に迫ってきた。お面と思ったのは本人の地の顔であった。
顔と目は真っ赤で、目は吊り上り逆台形。
顔はデカイが、座高は低く160Cm前後位か?
SWIFTは、法定速度+αを維持する。

更に殆ど、ぶつかるばかりの位置までダッシュして来た・・・が・・。


この紋所が目に入らぬか!  



次の瞬間  軽四輪は急減速した。

そして、路肩に車を寄せてUターンして、逃げるように戻って行った。
リアカメラに狼狽しただろう。*未配線だが  また、煽る獲物を探しにいくのだろうか?
溜まったストレスを、煽りで晴らしているのか? 

しかし、あんなオンボロ軽で、我がSWIFTを煽ろうとは身の程知らずも甚だしい。

あの寺に行って案内板を読み、心を磨いて欲しいものだ。
しかし、あの異様な赤さ・・まさに生きた👹(なまはげ)であった。
珍しいものを見せてもらって、ムカつくどころか、思わず哀れみが・・・。
不幸な赤鬼だな・・と。

こんな輩もいるので年末年始、皆さまもご用心を!
ここで、前回の終わりとなる。東京都に入った。

3. 事件現場に遭遇 またも・・・  




ここを直進すると吹上トンネルに出る。
そこを右折して都道を走り、軍畑の鉄道橋梁に再会したい。

ところが、ここを過ぎると間もなく交差点向こうに警察車両と警官がいた。
またもや、ここもゲートが置かれて通行止めだった。

最近よくニュースにもなっている、あの殺人事件があった場所のようだ。
道路沿いに、現場の家があるはずだ。

警官の誘導で、やむなく山道を登り、遠回りして吹上トンネルを抜けた。
吹上トンネルは、隧道マニアの聖地だ。

トンネルを越えて都道を進む。
山陰でまだ昼を過ぎたばかりなのに、まるで日暮れのような雰囲気となる。



昨日の雪で一面のうっすら雪景色だ。東京とは思えない景色が続く。



更に走って、小沢峠付近に出た。
ここの小沢トンネルは、東京と埼玉を分けるトンネルである。


*小沢峠へ続く都道53号線 日陰も続く。

しかし、奥多摩の軍畑に出る道の分岐がない。更に探すと、都道はまたもや通行止め
になっていた。さりげなく、ゲートが置かれていて気が付かなかったのだ。

小一時間も迷走していた。またもや小沢峠に出てしまった。
やむなく、トンネルを抜けて埼玉側に出た。
この辺りは、埼玉側のほうが余程開けている。




急坂を登ると小沢峠だ。小沢トンネルを出ると、今度は急こう配の下り坂となる。
都道53号線は、埼玉側に出ると県道53号線となる。快適なドライビングルートだ。

1974年 小沢トンネル開通の記念碑が立っている。全長は475mである。

上の名栗湖に近い場所に出て、飯能方面に戻り帰宅した。
半日のドライブであったが、一度に書ききれないような事が盛りだくさんだった。

最後に、再会出来なかった通称「軍畑鉄橋」正式名「平溝川鉄橋」の雄姿である。
まさか、ここまでは行けると思って出かけたのだが・・。


*山陰本線・旧余部(あまるべ)鉄橋と同じ方式。建設は昭和初期。
数年前のペンキ塗りたて時。

行く道、これ全て補修中または、通行止めの看板だらけ。復旧はいつの日か?
首都圏各地(全国的にも)でこれだけの大被害を受けたのは、長い人生で初体験である。
二度とは体験したくない。




2-1 は、この前にあります。お読みいただきありがとうございます。

おしまい  皆さまも、良いお年をお迎え下さい。



ブログ一覧 | ツーリング byスィフト | 日記
Posted at 2019/12/24 17:42:40

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この記事へのコメント

2019年12月24日 17:52
こんばんは

一般の常識では考えられない、信じられない行動をする輩は一向に減りませんね。
煽り運転早く厳罰化して欲しいです。

まだまだ山の中は安心して走れないようですね。
急がば回れかな(^^)
ちょっと違うか(^◇^;)
コメントへの返答
2019年12月24日 18:04
こんばんわ。

全く、当方とは出会ったばかりで車間も20m以上離れていました。

あの形相からして、常人とは思えません。
年末はおかしな奴が出てきますから要注意です。

今回は、急がず回って通せんぼでした(笑)。







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