福島･いわき海岸の旅　4

　ホテル美里を出発、目指すは水族館「アクアマリンふくしま」。海岸へ向けて約30分のドライブです。
　ここのテーマのひとつは、潮目の海。潮目とは、まあ、ご存知の方も多いと思いますが、暖流と寒流の境い目。いわき市沖がその潮目に当たることからこのテーマを取り上げたとのこと。潮目は、暖流に住む魚と寒流に住む魚が集まる、優良な漁場なのです。
　その潮目を、この水族館では、大きな水槽を2つ接するように設置することで表現しています。その境い目の下部には三角形の通路を設け、せり出すように立つガラス越しに、暖流と寒流の魚を対比して見ることができるようになっています。
　もうひとつの特徴は、屋外展示施設「BIOBIOかっぱの里」。かつてはあちこちに見られた小川や沼、海岸を再現。実際にカエルなどが住む水の中にジャブジャブ入って楽しむことができるのです。子供はもちろん、大人も童心に帰って遊ぶことができたり。
　うちの娘にとっても、いちばんのお気に入りの施設だったようでした。
　その他、貝殻を使ったキーホルダー作りなどもでき、半日以上たっぷり楽しむことができます。

　「アクアマリンふくしま」に隣接して、「いわき・ら・ら・ミュウ」という物産センターがあります。建物の外では、イカなどの海産物を焼く屋台がたくさん!　イカ焼きを買ってみたけど、これがやわらかくてうまい!!　500円、だったかな?
　建物内には、海産物の他、土産物屋やレストランが並び、水族館の前後に寄ってみるのがお奨め。

　帰りは初めて磐越自動車道をいわきから郡山まで走りましたが、途中、集落らしいものはほとんどなく、ひたすら山の中を走る高速道路ですね。あまり夜一人では走りたくない。