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最終日は今回の旅のメインイベント、海水浴!のはずだったんだけど…。窓の外を見れば、ああ無情の雨。それも本格的。

ちょっとした雨だったら砂浜に繰り出そうと思ったんだけど、とてもそんな状態じゃありません。

6月にヨメさんと行ったばっかりだけど、娘は小さい時に行っただけで記憶にもない、「八景島シーパラダイス」に、急きょ予定変更。

城ヶ島からはエボワゴンで1時間くらいだったか。

さすがに夏休み。6月よりは混んでるみたい。

シロクマが華麗に泳ぐ姿を見た後は…。

やっぱりこの大水槽は迫力があります。海底基地から眺めてるよう。

屋外の水槽で泳ぐウミガメ。

亀は万年。この大きさになるまでに何年かかる?

フラミンゴ。頭を収納中。

京急油壷マリンパークでは見られなかった動物たちのショーも堪能。

アシカがヨロシク♪

ショーの花形は、やっぱりイルカの大ジャンプ!

結局、3日間連続で水族館へ行ってしまった。ちょっと変化に欠ける旅になっちゃったかな。

自宅に戻ると、前日まで泊まっていた「城ヶ島京急ホテル」からの留守電が。

「お忘れ物がありました…。」

着払いの宅配便で送ってもらいました。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

「京急油壷マリンパーク」を出て向かった先は、「うらりマルシェ」。前日に予約がいっぱいで乗れなかった水中観光船「にじいろさかな号」を、マリンパークに行く前に予約しておいたんです。

おそらく定員いっぱいまで乗ったと思われる16時発の臨時便は、三崎港を離れ、魚が多く集まるという場所へ向かいます。

水中観光船は、いわゆるグラスボート。窓が付いた船底付近から海中を眺めることができるという船ですが、推進中はスクリューが出す泡しか見えないということで、停泊場所までは船上からの景色を楽しみます。

海は穏やかな方なんだろうけど、小さな船のこと、湾から出ればやっぱりちょっと揺れます。

10分ほどで魚の観察場所に到着。そこは三浦半島の先端と城ヶ島との間くらい。

では、いよいよ船底へ。

真ん中にベンチがあり、左右斜め下方向に向かって窓が並んでいます。

窓の外には確かに、多くの魚が。

だけど、この1枚を撮って早々に甲板に戻りました。

小さな船の、空気の流れない底の部分。停泊中とはいえ、波に任せた揺れ。船酔い確実。

甲板からはエサをまいて魚たちを呼び寄せています。無料で体験できるのですが、そんな気分じゃありませんでした。

20分ほどの停泊の後、「にじいろさかな号」は「うらりマルシェ」へ向かって出発。やれやれ。

三浦半島と城ヶ島とを結ぶ城ヶ島大橋。後でこの上を通ってホテルへと戻ります。

「城ヶ島京急ホテル」に戻ったものの、日はまだ高く、夕食までの時間もある。

娘と2人、ホテル前の岩場へと、三たび繰り出したのでした。やっぱこれがいちばん楽しいわ。

さて、ホテルでの晩飯。

連泊者用の刺身盛り合わせ!　マグロだけじゃない、エビも歯ごたえ十分でうまい!

握りも。ここまで食べたら腹いっぱい。茶碗のご飯まで余裕がありませんでした。

風呂の湯は温泉じゃないけど、相模湾越しに富士山を望む露天風呂付き。

空いていたこともあって、手足をゆっくりと伸ばすことができました。

家族3人で卓球を楽しんでから就寝。

（続く）

城ヶ島京急ホテルのこの日の朝食。
アジの開き、最高!

味噌汁も、固形燃料で温かいまま食べられるのが嬉しいね。

朝からいい天気。

部屋の窓から相模湾越しに、この時期にしては割とくっきりと富士山が見えました。

今回はのんびり旅。

この日も午前中は、ホテルの前の岩場で、カニやヤドカリや小魚たちと戯れることに。

やっぱり娘の方がボクよりも、カニの採集に関しては才能があるみたい。

午後は再び「京急油壷マリンパーク」へ。

22泊目のホテルの宿泊料にも入園券が含まれていたので、前日に果たせなかった、コツメカワウソのエサやり体験を、マリンパーク開園時刻とほぼ同時に電話で申し込んだのでした。

体験料1人1000円とはちと高いけどね。

飼育員から手渡されたエサの小魚を、カワウソの目の前でちらつかせてやると、小さな穴から手を出して催促してくるんです。この手をちょこっと触ってからエサをやると、ひょいっとつかんで口に持って行きます。

この一連の仕草がカワイイ。

ペンギンのシャワーシーン。

「見てんじゃねーよ。」

動物たちに癒された後は、これも前日に果たせなかった体験へ向かいました。

（続く）

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宿泊先は「城ヶ島京急ホテル」。

城ヶ島大橋を渡って、あとはナビに従って進めばホテルに…。

あれ?

ナビの指示通りに行ったら行き止まり。

周囲をしばらくウロウロしたけどホテルにたどり着けません。

あきらめてホテルに電話。そしたら、てっきり歩行者専用と思ってた、土産物店同士のすき間の道が、ホテルへの一本道なんだって。すれ違えないどころか、店先の賞品にエボワゴンが当たりそう。

何とかホテルの駐車場に到着。ナビはいったいどの道を案内しようとしてたんだ?

ホテルの目の前はすぐ海!

まだ日が高いし、夕食まで時間があります。

娘と一緒に、ホテルの目の前の岩場に繰り出しました。

海を覗けば、おー、小魚の群れが!

岩のくぼみにたまった水の中にはヤドカリが。

さらに、岩の裏や、岩同士のすき間を覗けば…、あ、カニ!

なかなかにすばしっこいが、娘がようやく…。

指、挟まれてますが…。

2人で夢中になって遊んでいるうちに、そろそろ日が沈む…。

夕陽の右側に富士山が写ってるんだけど、わかりますか?

なに、見えない?　しょうがないなあ。

これならどうですか?

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これ、ホテルの部屋からの景色なんですよ。

気付くと、空が赤く染まっていました。

その赤みも、どんどんと暗くなっていく…。

愛車と一緒に。駐車場が部屋の目の前だったんです。

会場での夕食はマグロづくし!

特に刺身は絶品。

マグロは、赤身もトロのような食感。とろける感じ。

牛肉かと思ったら…。

マグロのステーキでした。

マグロって、火を通すとパサパサになって好きじゃなかったんだけど、これ、脂がのっているせいか、しっとり感がしっかりと残ってます。

腹いっぱい。我が家には量がちょっと多い…。

今年の夏の家族旅行で、ヨメさんと娘からの要望は、

「海がある所」

って、あまりにも漠然としてません?

で、8月になってホテルをかろうじて予約できた、近場（我が家は東京都内在住）の三浦半島での海水浴をメインに旅程を立てました。

エボワゴンに浮き輪など載せ、最初に向かったのは、入場料が宿泊料に組み込まれていた「京急油壷マリンパーク」。

はやりの巨大水槽はないけれど、円形の建物の周囲をぐるりと一周する水槽を、悠々と回遊するサメの様子は迫力あり。

エイリアン的なこいつは…。

深海魚「メガマウスシャーク」の標本。サメだけど主食はプランクトンで、このデカい口から海水ごとプランクトンを飲み込むらしい。

生存時の様子をマリンパークのHPから動画で見ることができます。

この水族館の価値は屋外展示で、多くの動物を、ガラス越しではなくまさに肉眼で見られること。

特にペンギンは手の届きそうな所にいます。

そんな中に…。

空を見上げたまま微動だにしない1匹のペンギン（イワトビペンギンかな?）。望郷の思いに駆られているのか。

いま人気上昇中のコツメカワウソは、ガラス越しながら、可愛い姿態を観察できます。

でも、そのカワウソの食事風景は…。

飼育員から与えられたワカサギにかぶりつくカワウソ。

コツメカワウソとの「握手会」は、この日、残念ながら予約が終了していました。

カワウソの飼育場所を含む一帯は「かわうその森」と名付けられ、カワウソや小動物たちが暮らす自然環境が小さく再現されています。

小川に泳ぐ小魚はハヤ?　他にサワガニやカエルの姿も。

園内はそれほど広くありません。ゆっくり見ても半日で十分かな。

楽しみにしてたイルカショーは時間が合わずに断念。土産物を買ってマリンパークを後にしました。

エボワゴンで10分ほど、向かった先は、「うらりマルシェ」。

地元産の海産物や農産物の直売所ですが、目的はここを起点とする水中観光船。しかし、夏休みの午後とあって、この日は全便予約でいっぱいでした。

せっかくなので岬の街を歩いてみることに。

味がある建物が多いね。特に石造りの蔵がたくさん見られました。

他にも昔ながらの姿を残す建物がありらこちらに。

マグロ料理を出す店も多い。しかも、食事には中途半端な時間なのに、どの店もけっこうな行列。

さて、夏の日はまだ高いですが、宿へ行ってのんびりしましょうか。

何しろ今回は近場の旅。予定もあんまり詰め込んでないし。

（続く）