恐竜博へ行ってきた

　上野の国立科学博物館で開催されている「恐竜博2016」へ行って来ました。東京で桜の開花宣言がちょうど出された頃でした。

　同じ場所で開催された前回の恐竜博を見に行ったのが5年前。あの時は入場するだけで2時間くらいかかった記憶があるけど、果たして今回は…。
　やっぱり並んでました。でも、掲示された待ち時間は約70分。前回と比べたら大したことありません。

　今回の見どころは、二大肉食恐竜「スピノサウルス」と「ティラノサウルス」が並べて展示されていること。特にスピノサウルスは、全長約15mと、史上最大の肉食恐竜と言われています。
　対するティラノだって約12m。
　その両方の全身骨格標本がドーンと展示されているから、大迫力。



　上がスピノ、下がティラノです。
　スピノサウルスの鼻（?）の頭に小さな穴がたくさん開いてるのがわかります?　このスピノ、最新の研究によると、水中にまで行動範囲が及んでいた可能性が高いんだとか。その水中での活動に、この鼻先の穴が必要だったらしい。


　スピノサウルスの最大の特徴が、この背中の「帆」です。ただ、残念ながら、こいつの役割は未解明。


　ティラノ、シーラカンスを狙う?（笑）

　他にも、恐竜に進化する一歩手前の爬虫類だとか、ムササビみたいに滑空する恐竜「イー」だとか、見どころはいっぱい。
　土日は特に混むと思うけど、1600円分の価値はあると思いますよ。海洋堂政策の精巧な恐竜フィギュアガチャガチャ（1回500円）もあるよ。

　なお、会場内でいちばん混んでたのは土産物売り場のレジでした。


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