先日ドイツ本国でマイチェン版の現行A3スポーツバック&セダンが正式発表されたのに伴い、S・RSモデル含むシリーズの新顔として加わったのが
「オールストリート」です。
オールストリートはご覧のとおりCセグHB
(=スポーツバック)ベースのクロスオーバーなので、その成り立ちからしてアウディ車版(スバル)クロストレックと評すれば最も伝わりやすい一台でしょうかね。
モデル名を聞いてピンと来た方もいらっしゃるはずですが、以前は限定車として2度の国内導入時も
「シティカーバー」と呼ばれていた現行A1スポーツバックベースに続いての設定となります。それゆえエクステリアの仕立てから、Q3ほかSUV各車譲りの専用パーツを纏い、加えて大径アルミホイールと専用サスペンション装着により地上高アップも図られた点はA1で採った手法とまったく同じです。
気になる全長ほかの3サイズは本国プレスリリースにすら載っておらず未確認…(涙)ただし上述した地上高はベース車の標準サスペンションより1.5cm高くセッティングされた事により3cmの拡大に留めたらしいです。加えて従来比である4.3m台の全長、1.8m台前半の全幅、そして旧式のタワーパーキングにも収まる1550mmを切った全高がベース車より継承されているのなら、日本でも十分扱えるサイズにはなっていそうかな?と思います。
ちなみに当初設定されたエンジンラインナップはスポーツバック/セダンと共通のガソリン1.5TFSI×48Vシステムおよびディーゼル2.0TDI(いずれも150hp)のようです。他のエンジンは今後発表予定との事ですが、先に本国でフェイスリフトさせた
現行VWゴルフ(Ⅷ)のラインナップから考えれば、とくにボトムグレードの「30 TFSI」相当ですとマイルドHVなのは変わらずも、日本仕様ではパワートレーンの完成度の高さに太鼓判を押す声が多かった従来の1.0直3から、前述の1.5のディチューン版に置き換えられる可能性が高そうな気がします。
Posted at 2024/03/19 20:36:01 |
ドイツ車(アウディ) | クルマ