世の中、まだまだ捨てたもんじゃありません…

日曜日に家族で比較的大きなスーパーマーケットへ買い物に行った時の話しです。


買い物の途中で３歳の娘がウンチに行きたいと言い始めました。当然買い物に付き合っているだけの私が連れて行くのですが、そうなれば当然男子トイレです。

結局訳あってウンチも出ずにトイレを後にし、買い物も終了。駐車場に向かいアコードのドアグリップに手を差し延べると

「あれ？スマートカードが反応しないぞ…」


いつも財布にスマートカードを入れているので、ズボンの尻ポケットに入れている財布を確認しようとした時…

「げっ！！財布をさっきのトイレに忘れてきた！！」

ダッシュでそのトイレまで走り、先ほどの“大”のコーナーを覗き込みました。

な、ない…。こりゃ大変だ…

血の気が引きました。今度はサービスカウンターへダッシュです。息をきらしながら

「すみません、財布をなくしたんですが、落し物で届いてないですか？」

「財布ですか？いえ～、届いてないですねぇ。いつごろ落とされたんですか？場所はどのあたりですか？色は何色ですか…


ガ～ン…

目の前が真っ白になるとはこの事です。もうダメだと直感しました。現金は大した額が入っていなかったのですが、クレジットカードが数枚とスマートカードが…。

あ～、もうダメだ…。急いでクレジット停止してもらわなきゃ…


「あ、そうだ。少しお待ち下さい。」


とサービスカウンターのお姉さん。どこかへ内線をかけはじめました。

「そちらへ財布の落し物が届いていますか？」


え？なんだかまだ期待できる会話じゃないか…

「あ、そうですか。はい、分かりました」


ど、どうなんだ？！

「…届いておりますよ。今持って参ります…」

足の力が抜けてしまい、しゃがみこんでしまいました。この時代、失くした財布が見つかるなんて奇跡に近いです。世の中捨てたもんじゃないとマジで思いました。


財布を忘れてしまった理由ですが、履いているズボンを脱がせたりする時に、財布の中のカード類が曲がるのを防ぐためにいつも尻ポケットから出しちゃうんです。でもそれだけではないんです。
～ここから先は下品なのでご注意ください～

入ろうとした場所の和式便器後方に大きなウンチがボテリと残っていたんです。
どうやったらこれほど目測を誤るんだ…
しょうがなく隣の洋式へ移動（娘は公衆トイレの洋式が嫌い）。しかし隣のウンコが臭くて臭くて耐えられず…。

娘は自分のウンチどころではなくなり、早くここを出たいと言い出しました。私も息を止めてズボンを履かせて急いで退散です。

誰だ！この下手くそ！！
３歳児でもあそこまで予測は
ずれないぞ！


拾ってくれた方…、本当にありがとうございます。
あの状況下で用を足された後の行動かと思うと、尚更感謝の気持ちで一杯です。と同時に自分も大いに反省です。
嫁さんにも息子にも責められて凹みました…


皆さん、カードの入っている財布はこういう時どうされてますか？