Leica Q2
波の音を聞いて過ごす2024春休み前期旅中、
余計なものを注文してしまいました。旅からの帰宅後まずはフードが届き、
従前つけていたフードが取れずという脱着も間々ならなくて我が子にやってもらい、
EOS 1DX + Carl Zeiss OTUS 55/1.4
慎ましくフードを楽しんで、
GFX100S + GF55mmF1.7 R WR
翌日、
春休み友達が二人遊びに来てくれていたので、帰るのを待ってからレンズを開封。まずはM9に装着してみます。左のレンズのフードが注文確認メールを見るまで付属していたのを知らずに、別注してしまい「まぁ予備でとっておきなよ」と慰められつつ重複してしまいました。
LEICA M9 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
届いたレンズは、コシナ製2007年 6月27日 発売、カールツアイス C ビオゴン T* 21/4.5 ZM(
フォトヨドバシ作例)です。
LEICA M9 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
発売からはもうじき20年が経とうとしていて、さらっとネットを見た限りでは2016年時点で「すでにディスコンになっているレンズ」という表記のブログがあったので、発売終了からすでに10年経過したのか、もう10年経とうとしてるようなレンズです。
LEICA M9 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
Zeiss教、ツァイス信仰、カールツァイス都市伝説、Carl Zeiss信者みたいなのがあり、Carl Zeissの存在感というものがレンズ業界マニア界隈で長らく花盛り、または二強の一角的な支持を得てきたブランドなのかもしれませんが、
LEICA M9 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
ZEISSがカメラ用レンズからの事実上撤退のような話があったり、2019年のotus100/1.4を最後に新商品がリリースされていなかったり、いつからかSONYレンズから 誇らしく表されていたZeissの文字が消え、SONY独自の高品位ブランドGMレンズという立て付けに変わったり、
EOS 1DX + Carl Zeiss OTUS 55/1.4
長らくツァイスの委託製造を受けてきたコシナは近年もっぱらフォクトレンダーブランドでの企画製造販売をしているところ、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
そもそも元来、広角レンズはあまり売れないカテゴリーと見受けられ、あるいはVMマウントはライカMマウントの互換であるところライカにおいてはレンジファインダーが28mmまでしか対応しておらずで21mmは通常使用での守備範囲外となるためかこれまたやはり人気なく、こうしたことも起因して、youtubeでも情報が少なくまた広くSNS等ネットでの情報の少なさからCarl Zeiss C ビオゴン T* 21/4.5 ZMの商業的成功は蜃気楼レベルだったと想像され、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
本レンズにおいても、Voigtlander (フォクトレンダー) COLOR-SKOPAR 21mm F4P VMという事実上のアップデート版的後継レンズと思われるものがサイズや解像力、F値等改善されなおかつ廉価で販売されるようになっており、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
以上のことから、確度が低いであろう相当な特異的ツァイスブランドの再勃興期がなければ、もう二度と企画すらされる可能性がないレンズだろうと思って、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
程度よいものが手ごろに買えるうちにと思って、これを選んでみました。という、久しぶりのツァイスレンズ購入です。旧い広角レンズの
色かぶりに強いとされる裏面照射型センサーを採用するLeicaM11に装着して、ランチへ出かけてみました。若干、シアンかぶりがあるのかもしれませんが、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
マゼンタかぶりは大丈夫そうです。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
解像は期待できず、また色トーンもけしてよいとは思えませんでしたが、ということは気にならず、描写の風合い、癖を魅力に思いつつ、サイズや質感、フード含めたデザインという要素で選んでみました。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
近年のデジカメはISOによるノイズ処理が綺麗になって、F値が暗めでかつSSを稼いでも十分な画質の写真が撮れるようになったと思います。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
もしくはRAW撮影すれば、高ISOにしてノイズが盛大でもあっても、それを綺麗に除去してくれるソフトウェアが発売されるようになり、積極的に暗いレンズを使える環境、ISOを気にせず使いやすい環境がより整ってきたといえるのかもしれません。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
ライカM型機で21mmレンズ等広角を使う場合、構図を凡そ作るのに外付け素通しビューファインダーを使うか、あるいはtyp240以降であればライブビューまたは電子ビューで撮影範囲を知る術があろうという中、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
レンジファインダーで28mmより外は想造して撮ったり、写るんです的にノーファインダー、ノー液晶、ノールックでラフに撮ったりもしています。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
いずれの使い方をしても、非常に楽しく感じるレンズです。
EOS 1DX +EF100F2.8マクロ
youtubeを視聴しながらフィギュア発売延期のお知らせメールを読んで「まじかよー」と聞こえてきて、一か月延期が最近間々多いような気がしますが、何かの世界情勢が影響しているのか、興味が湧いてきます。
Leica M9 + アポ・ズミクロンM f2/35mm ASPH.
おめでたい大役を頂戴いたしました。やり切れる自信がありません。
EOS 1DX + EF100F2.8マクロ
フジフイルムX-Pro3に装着。
EOS 1DX + EF100F2.8マクロ
換算31.5mmと約30mmレンズとしてAPS-Cでは勝手よい画角として使用することが出来ます。
Leica M9 + アポ・ズミクロンM f2/35mm ASPH.
APS-Cに暗いレンズなので、撮って出し派には部屋撮り等、光量が十分でないところはちょい厳しいシーンが多くなりそうですが、
FUJI X-Pro3 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
これはこれで素敵です。
EOS R5 + RF28-70mm F2 L USM
今一度、裏面照射センサーが載るM11に装着して、
ライカ M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
習い事送迎の時間、
Xperia Pro-I
暗いレンズで夜に持ち出してみます。
ライカ M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
この日は日中、家族で向かった町中華が臨時休業で、どこに行こうかと商店街を歩いていると、
ライカ M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
「こんにちはー!こんにちは!」と威勢良い声でご挨拶をくれたのが、中国人飲食店オーナーの方です。「久しぶり、大きくなったね」とか、「この間ありがとうね」とか、いつも色々と覚えていて、その記憶力や、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
人がいるのにいつもお店に出ているバイタリティー、パワー、明朗さ、積極性に敬意を思う女性オーナーです。同店には日本人のお客さんも多いですが、以前にも増して中国人のお客さんが増えている様子で店内は中国語が飛び交い、ローカライズされきれていない味合わせ、さながら異国情緒までくれるようになりました。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
そのお向かいのお店厨房で母上とよくけんかをしていた、物静かな日本人オーナー二代目蕎麦店は数年前に廃業し、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
そこにネパール人オーナーのカレー店が出来て、これはまた廃業しましたが、その数店並びはまたネパール人と思しきオーナーの飲食店があり、これらを日本の縮図に思って久しいところ、一連を我が子へ解説したランチとなりました。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
我が子はママの手料理を食べてから習い事の間、私達は中毒性あるラーメンを頂きます。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
ラーメン店に入るまでの道すがら、アンダーに設定しましたが、これだけ暗いレンズで、夜にすべて歩きながら止まることなく適当撮りしましたが、意外とブレずに写っていました。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
近頃ユニクロ見たい、のオーダーを受けていたところやっと履行でき、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
ママがドラッグストアに行っている間、1,000円もらって夜食の仕入れ。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
そうこうしていると、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
この道もやがてというかあっという間に当たり前から懐かしい道になるのかと想像しながら、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
我が子ピックアップの時間です。
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
今月もあっという間でした。今井浜から戻り、ハウスメーカー様でフローリング材「ブラックチェリー」を基本に「自分の部屋はブラックウォールナット」等、我が家の施主代表が決めてくれ、
LEICA M11 + Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
明日は家づくりでの立ち合いをしたりして、
LEICA M9 + カールツアイス C ビオゴン T* 21/4.5 ZM
次の羇旅です。
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Posted at
2024/03/28 21:50:20