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2017年04月22日 イイね!

グアム六日目、写真は引き算、子供撮りを考えてみる。

グアム六日目、写真は引き算、子供撮りを考えてみる。



       5DsR+ EF35mm F1.4L II USM
       α7R II + SEL2470GM
       RX100M4 & G5X









グアム六日目。翌日帰国することになるので、丸一日遊べる最終日です。朝食を頂き、エレベーターが閉る寸前もカメラを嗜みながら、9時には着水する海へ向かいます。




テスト画像 test
今回は子供撮りを中心に写真について考えてみたいと思います。それぞれの写真の目を拡大してみました。カメラは5DsR、レンズはEF35mm F1.4L II USMです。写真左は加工なし、写真右は眼球の左半分にシャープネスを強めにかけ+分かりやすくするためにシャドーを上げてみました。景色が映り込んでいます。加工なしでも十分に綺麗だと思いますが、写真プリントサイズ程度の大きさで観賞することを前提に、眼をシャープにすると、一際主役の存在感が増すと思いました。なお少々怖いので、画像は一定後削除予定です。





次に写真は引き算を考えてみました。子供撮り、主役はおのずと子供です。海が入っている写真と、入っていない写真、あるいは空まで入れるのか。この場合のゴールの一つは「子供が南国の海で楽しそうに遊んでいる記録」ですので、少なくとも海が入っていたほうがよいと思いました。つまりは「写真は引き算」とは、単に被写体を少なくする、シンプルにするのではなく、主役が引き立つように上手に引き算することが望ましいのではないか、と考えてみました。中央の二枚、同じような写真ですが、女性がボケてフレームインしているか否かの差があります。主役が対象を見つめていることを連想させるのであれば別段、そうでないこの場合は女性の存在感が強くなってしまうので主役にとって邪魔な被写体になるのではないか、





あるいは無人島ならいざしらず、比較的人気のリゾート地を表すのであれば、主役の邪魔にならぬよう、いやできる限り主役が引き立つように背景へ人などを入れるのも一考である、と考えてみることもできるかと思いました。基準は「主役が引き立つか否か」と考えてみるのが、適切なのではないかと思い至った次第です。




これはボートの存在感が大きすぎる失敗例のように思います。が、トリミングして構図を作るということも一考かと思います。子供撮りにおいては、とくに動き回り言うことを聞かない年齢時は、あの手この手のプロセスで一枚へたどり着くことも大切かと思います。
加えて、プリントする場合、出力するサイズによって主役の大きさ、存在感、その適切さも変わってくるように思いました。




ちなみに、こちらは分かりやすい引き算の失敗例かと思います。レジ横にあった置物を「撮っておくか」と適当に素早く撮った一枚です。「この国は電力が貴重である」かのような特段のメッセージが必要でなければ、このコンセントは邪魔です。加えて右端の棚がフレームインしているのも邪魔と言えるかと思います。



プールも楽しみます。子供の動きを予測して待ちで撮る場合、光がどこから来ているのかも合わせて考えておき、屋外で広く動く子供を撮ってみる、という光りの要素も考えるようになりました。




子供撮りで一番大切なことは、主役たる子供、そのもっとも存在感を感じる要素である瞳にピントが合うこともさることながら、私は表情も最上級に大切ではないかと思っています。構図や光がどんなにすばらしくとも、目を瞑っていたりしていては台無しになるケースも少なくないかと思います。光りの抑揚や構図もけしてよいとはいえないこの一枚、子供が満面の笑みだったら、それだけで家族の記念写真としては素晴らしい写真と言えるようになるのではないか、とも思えます。




とはいえ、豊かな表情あるいはときにもの悲しい表情などを得て、構図に光と陰影の出方、ロケーションなど他の要素もよいにこしたことはありません。さらには、例えば公園でパジャマはおかしいわけですから、服装もより可愛く見えるものだったり、あるいはより可愛く見える程度に髪を整えたり、つまりは少しずつ上達し、写真に求める要素が増えて来ると「よい一枚」のハードルも上がって行くように思います。



レフ機は一点AFでがんばっていますが、手前の水しぶきにピントが持っていかれた一枚、を



遊んでみたり。と失敗も多分にある中で、よい一枚を残すためには、とにかく撮る、たくさん撮る、そして連写を基本とすることが、リスクヘッジになるかと思います。カメラをはじめた当初の写真を見返すと「なぜこの光で撮って喜んでいたのだろう」と思う写真ばかりですが、




なかには表情、光、構図が揃っていて「当時でよくこの写真を撮れているな」と、今の自分で思える写真も稀にあったりします。数をたくさん撮ってきたから、分かっていない中でも偶然によい光で撮れていることもある、という図式もサブマリン的に見込んでおくことができます。




こちらは朝一コンデジで撮った一枚。SS1/1600ですが、同じ絞りにISOでSS1/2000で撮った写真のほうが明るく写っていました。暗めに写っている原因は、恐らくはオート設定になっているNDフィルターが意図しない場面で機能したものと思われます。NDフィルターが内蔵されていることは、このような晴天下で威力を発揮してくれることもありますが、機能をある程度理解しておかないと失敗にも繋がりかねません。





魔法のコーラから出てきたアラジンなお兄さんに、見えた一枚。子供撮りをするということは、思いのほか撮影条件が幅広い、という意見を目にしたことがありますが、指摘の通りに思います。夏夜の盆踊り、花火大会、あるいは運動会や夜の室内に、フラッシュは安眠に好ましいとはいえない寝顔など。




はたまた、晴天下に雨、もしくは砂や乾いた土が舞う公園。防塵防滴であることが望ましいのに加え、画質面から機材を選ぶ場合、ノイズが少ない機種が好ましいといえ、つまりは出来る限りはセンサーサイズが大きいほうが余裕をもって光を捉えることに繋がっていきますので、各所で安心できるかと思います。



枚数を撮る。相手が成人のモデルであれば連写の必要はないかと思いますが、刻一刻と変わる表情、しぐさ、動き、構図、それらのバランスの中でベストな一枚を写すために連写する。「これはいい表情なのに、顔が暗すぎる」というときはレタッチです。



日傘をさしてあげました、かのように、たまたま出来上がった一枚。手前のチチとそこに誘われた傘以外はパンフォーカスで、かつ小さい被写体にも関わらず、日の丸構図とも相まって、この女性が主役に見えた一枚になったような、というやり方もあるように思いました。



ノイズが多いと、レタッチがほとんどできない、いわゆる救出できない、ということになろうかと思いますが、十分に光がある場面でもセンサーサイズが大きい方がレタッチ耐性も高い印象です。




どのような場面でもカメラが光と言う栄養をたっぷりと受け取りやすくする環境として、センサーサイズの大きいシステムが望ましいといえるケースが多いかと思います。




子供写真においては、子供が主役であり、それ以外は脇役かと思い写真を撮っています。そのような脇役の中でも、名わき役と思うのが、家族です。



子供のピン撮りも多大にしますが、私がもっとも好きな子供写真は、あるいは子供が将来見たときに嬉しく思うであろう想像する写真は、家族との関係性が顕れていると思われる写真です。母と子、父と子、その関係性が写っている写真です。嬉しく楽しく幸せそうな顔で子供を見つめる、家人の表情が入っている一枚や、私とプールで遊んでいるときに、満面で楽しそうにしている子供の表情が写っている写真に、構図や光という要素を越えた、感慨深さを思います。



写真に夢中となりビールを飲むのも忘れていたので休憩です。



という間もカメラの練習。露出を変えたり、このコンデジはバウンスもできずですが日中屋外のフラッシュを練習したりします。日中ハイスピードシンクロにも挑戦中です。このときは着けていませんが、フラッシュも装着したカメラで海に繰り出しました。機材は大切な要素だと思います。カメラやレンズがなくては写真が撮れません。そして機材が増えると、選択肢が増えていきます。しかし機材ばかりに目が行くと、たとえば解像感や質感に目が奪われたり近視眼的になりがちで、そこで満足してしまったり無きにしも非ずゆえ、気を付けたいと思います。



コンデジで撮った写真です。左が換算24mm広角のパース感が出ている写真、真ん中がソフトで標準域の風合い程度まで歪みを修整した写真です。右はこのとき撮れた中でもっともよい表情に思えた写真を、歪みを修整しないほうが満面さ強調され写真としての個性を思い、そのまま印刷候補になった写真です。



コンデジにて一枚。絞り優先でフラッシュを使いました。パンフォーカス気味に撮れています。主役以外に目が行きそうな場合、ボケで主役を引き立たせることができるわけですが、つまりはボケ量とは、主役の存在感や主役を引き立たせるコントロールでもあろうかと思います。私は標準前後域のレンズはF1台、できればF1.2や1.4のレンズが好ましいと思い、揃えていますが、選択肢を広げておくのも一考かもしれません。



加えて、明るいレンズはSSを稼ぐことができるので、どのような手ブレ防止がつこうとも、被写体ブレには関係ないゆえ、動き回る子供相手にはこの点もメリットになります。デメリットは重い、高価な傾向です。もう一度プールで遊び部屋で温かいシャワーを浴びて、お昼は私のリクエストで海老料理のお店へ再訪です。




写真をドラマや小説、映画などに置き換えて考えてみるのも分かりやすいのではないか、と思いました。食後はバスに乗って、



つまりは主役がいない映画はつまらないかもしれず、ショッピングセンターへ行き、しばしこのギミックに目が奪われて、館内の汽車にも乗り、



あるいは脇役がいない小説はどうなのだろうか。もう一度、玩具店に行き、帰りはカーゴなジャンボを見つけ、



もしくは脇役やエキストラが多いドラマと、少ないドラマ、どちらが見ごたえあるのだろうか、と考えてみたりな甘味処で息をつき、



主役を引き立てるために脇役がいて、それらの関係性があり、と考えてみたりしました。機材もしかりで主役を浮き立たせるためにあり、すべてのベクトルが揃っていったその先に次があるのでは、とも想像し、ドアを開ければ「Good job」と声をかけてもらい、



写真のこともよくよく考えたグアム旅行。パキパキレールが折れながら箱から出すクオリティを堪能し、トーマスももう1セット。こちらは壊れにくいのを考慮して複雑なギミックでないものを仕入れました。


グアム最終回へつづく

Posted at 2017/04/22 09:17:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 日記

プロフィール

「@u-pom さま こんばんは。なるほど、横綱さんは刈谷でしか頂いたことがありませんでしたが、ぬるいラーメンな気もしていました。刈谷SAは放っておいても集客力が高いからか、各店舗殿ちょいと手を抜いているのかもしれません😑 今度他の横綱さん行ってみます。ありがとうございます😃」
何シテル?   04/25 20:28
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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