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　新型ＰＨＶを買って今のところの最大距離、首都圏往復を金銭で振り返ってみる。
　時間にして、４時から２２時頃で１７時間と余りの無謀な日程だったと思う。特に、出向くまで都心の運転について不安は払拭できなかった。
　行程は、一般道→高速(３０分)→一般道(2時間半)→高速(３時間ぐらい？)と、これも高速オンリーでないため、激的に疲労する。 また、ナビの指示を無視してコースを決めているため、行きはよいよい帰りは怖いで、ナビの帰宅コースが設定できず悩み、相模でコースアウト、リバイバルと無駄な時間と費用を費やしてしまった。

○高速費用
　休日割引有り
　670円+2,950円+2,050円+2,000円=7,760円
○ガソリン費用
　燃料タンク２／３を消費
　６１０km÷３１．４ｋｍ／ｌ=１９．４L
　１９．４L×１４１円=２，７３６円
○電気
　１６８円
◎合計
　高速の休日割引は素晴らしい！！
　１０，６６４円

◎まとめ
　往路２，９５０円だが、復路２，０５０円+２，０００円と道に迷っているため、実際は、１０，０００円に収まるのかも知れない。
　こんな強行日程だったが、よく考えてみれば、新型ＰＨＶだがらこそできる、時間と費用だと思う。
　プリウス５０ＨＶでも燃費だけで考えればその差はほとんどないだろう。
　ＥＶを楽しみながらＨＶで走れるＰＨＶは、多彩な走行モードがどんなシーンでも低コストを約束してくれる。いくら低コストでも強行日程で、当日帰れるのと、翌日帰るのでは、まったく違うだろう。
　特に、早朝、夜、山岳一般道を走る時のＡＨＳ、高速・一般道？でのレーザークルーズの補助、これが無いと、これほどの時間と長距離を移動することは難しいと感じた。
　普通、新幹線なら往復5時間、費用２万数千円なので車で出向くことは無いかも。



　

　ト○タの基本設計を逆読みして設計した「レーダークルーズ停止自動復元装備」だが、意外と落ちもあるようだ。
　設計上、人が操作する手順をレーダ－クルーズが操作していると思っていたが実際は異なる。

○設計と動作の差異
　単純にボタンが１つ余っていたので、楽しいシステムをと思って作ったのこの装置。
　クルーズ動作の停車時は、レーダークルーズがブレーキを踏んでいる。
　そこで、ブレーキを踏んでいるときのみ、システムが動作するように設計した。発進すれば、ブレーキが解除され、システムは停止する。（ある意味完璧だと思ったが・・）
　But、世の中そんなに甘くない。人で有る場合、右足でアクセル＆ブレーキを踏んでいるため同時に踏めないが、レーダークルーズは発進指示を受けても、すぐにはブレーキを離さない。
　結果、システムがＧＯで発進次指示をしても、ブレーキを踏んだまま進まないため、　システムが再度、レバーを上げることで、プラス１ｋｍ／ｈ、プラス５ｋｍ／ｈと速度が追加される。
　結果、２ｋｍ／ｈや、１０ｋｍ／ｈが発進時増える事がある。
　まあ、前の車がすぐ走り出せば、殆どの場合速度が増えることはない。
　速度が上がった場合は、発進時下げれば問題ないと考える事にした。（他の検出方法が見当たらないため）

○動作検証
　前車が発進すれば、殆どの場合ブザー音と共に発進する。（希に発進しないときがあるが、ブザー音無しで確認できるため、そのときは素直にアクセルを踏む）
　前方が、大型や渋滞によりスロースタートの場合、速度が追加される場合がある。（発進時目視で速度確認）
　停車後、発進予約のためのシステムだが、田舎のため意外と完全停止が少なく、なかなか利用出来るシーンが少ない。

◎まとめ
　レバーを引いてシステムをオンにすれば、後は前方を見ているだけで良いので自堕落一直線になること間違いない。
　やはり、発進時、レバーやアクセルを操作しなくても良いと言うことは、かなりのストレス軽減になる。（頭の中では、いつ操作すれば良いかと考え続けているので、待ちが無ければかなりの負担軽減となる）
　万が一発進しない場合は、ブザー音がしないことで、システムが動作していないと分かるため、徐にアクセルを踏めば良い訳だ。

◎補足
　クルーズレバーの動作は、抵抗の値を積算で計算しているため、システムで動作に合わせた抵抗値を与えても、確実に動作できる訳では無い。（フェールセーフ的な設計が必要）
　ここまで複雑で高価な車にシステムを追加して動作させることは余りにリスクが大きく全くお勧め出来ません。

　今日インターネットを散策していると、下記の記事を見た。

○加速時にエンジン回転数を下げる、トヨタ新ハイブリッド…パリモーターショー2018
https://response.jp/article/2018/10/28/315512.html

　HV用エンジンは、２．０L採用で、出力は１．５倍の性能のようだ、
　エンジン出力　　　1.8リットル98ps -> 2.0リットル 153ps
　システム出力　　　　122ps　　　　　 -> 180ps
　0-100km/h加速　　10.9秒　　　 　　-> 7.9秒

　果たして、どんな構造のHVなのかとても気になる！！
　特に、「加速時にエンジン回転数を下げる」となると、どんな電池で、どんなエネルギーマネージメントなのかも気になる。

　Ｐｏｃｋｅｔ ＰＨＶ から見える燃費を確認してみた。
　８月、お盆頃に、１７インチタイヤに交換、８月と比較しても燃費だけ見えれば１０月は燃費が伸びている。
　９月は、高速利用の長距離ドライブがあり（ＨＶ走行）で燃費は悪い。

　１０月の現状データで逆算してみると、８９１ｋｍ÷２５４．８ｋｍ／ｌ≒３．５Ｌ×１４２円＝４９７円 、電灯利用量は、 １，４５４円、　合計 １，９５１円
　１０月、走行が９００ｋｍ程度なら、２，０００円（大ざっぱ）で過ごせそうな感じである。
　急速充電時（１５分程度）以外は、S･SC等で過ごすため、ライフスタイルが合えば良く出来た車だと思う。
（無料充電施設利用により低い維持費を実現出来ているが、いつまでも続くとは限らない）

　「走行モード選択スイッチ」の最後の装備、「レーダークルーズ停止自動復元」の実装が完成した。
　
○「レーダークルーズ停止自動復元」実走行での動作検証
　今回の走行では、１０回程度、動作検証ができた。
　動作成功回数は１０回中１０回で１００％の動作ができた。(天候の影響で差がでるか！？)
　停車後、レバーを引いて「スタンバイ」、前車発進でＬＥＤが２回程度点灯後自動発進となる。
　この検証で唯一１回、クルーズ速度が上がることがあった。
　(手動でレバーを上げても速度が上がることが多いため、システムの方が余程まともな動作ができる)
　検出ＬＥＤの無駄な点灯(青点灯)は無い。ただ、発進時前方の車の形状の影響か４、５回点灯したケースがあった。

◎まとめ
　標準では、クルーズ停車から、レバーを上げて手動発進指示をする場合、発進を分かりやすい示す表示はない。
　今回、クルーズ停車から自動発進するという、非常識で異端なシステムを作成したが、発進時はビープ音で発進動作が分かるよう設計してある。
　評価の良いシステムとは言えないが、レバーを上げたり、アクセル踏んだりしない分快適な走行ができる。
　(楽を覚えると自堕落一直線？)
　使ってみると意外と楽で面白い。
　世間的には初物？なのだろうが、メーカー装備されていないのには訳がある！？
　お奨めしません！！