トヨタのマイルドハイブリッド（ＭＨＥＶ）。

グローバルでは急伸しています＜笑＞。

　トヨタがクラウンでマイルドハイブリッド（ＭＨＥＶ）を新開発して発売開始したのが今から２３年も前の２００１年、しかしストロング系に比べコスパが悪いとしてトヨタのラインナップからも消えてしまっていましたが、最近のハイブリッドと言ってもＭＨＥＶが主流の欧州市場で競合していくために、必要なシステムとして復活して、急激に販売台数を伸ばしている様子です。　タイトル画像は２０２４年に欧州市場で発売すると発表されている「ハイラックス（ハイブリッド４８Ｖ）」です。　このＭＨＥＶシステム、バッテリこそ今全盛のリチウムイオンバッテリに置き換えられていますが、基本は２３年前のクラウンと同システムのまま、この頃から全方位作成は始まっていたのかもしれませんね。


　上の表はトヨタの２０２３年度の電動車（EV）の販売台数です。　根強い人気が残る、高コストのクリーンディーゼルエンジン車をＨＥＶ化しようとすると車両価格がさらに上がってしまい、商品魅力が下がると言う悪循環を避けるために、コスパは悪いがコスト上昇を最低限に抑える事のできるＭＨＥＶが欧州市場の選択肢として残ったのかもしれませんね＜汗＞。　日本では差別化されているＭＨＥＶですが、欧州では全車電動化を主張するには欠かせないシステムとして一定割合は売れ続くのかもしれませんね。