いやぁ…
(トーンこそ違えどこのイントロ最近多いような…)
驚きましたね。
世界があまりにも炎上して
騒いでいるから、先にアクシデントを
知ってしまいました。
普段のように順に書いていきましょう。
琢磨はインディカーレース参戦10周年を記念して
第14戦ポコノでスペシャル・ヘルメットを着用。
さらには冒頭画の赤・黄・白のスペシャルカラーでした。
コースは独特の3角形変則ハイスピードオーバル。
予選は雨でキャンセルされ、ポイントスタンディング順。
よって、琢磨は自動的に7番手スタートになりました。
そして、決勝へと進みますが、それまでにプラクティスは1セッション
行われたのみです。
前振り的に書きますが、過去を振り返ってここは事故が多く、
昨年においてはロバート・ウィッケンス選手がマシンが飛んでフェンスに激しく
回転しながら激突し、今もなおレース復帰どころか普段の生活にも支障をきたすような重傷を負ってしまう大事故がありました。
決勝スタート。
またも多重クラッシュで大事故!
しかもそれが1周足らずで起こってしまい、さらにはその中に
琢磨が含まれていたなんて‼
琢磨はマシンがあちこち当たって激しく回転しながら、
最後は初めてだというマシンがひっくり返って止まるクラッシュでした。
他に絡んだ、日本でも馴染みのフェリックス・ローゼンクビスト選手は
マシンのノーズが大きく上を向いてしまい、キャッチフェンスに
こちらも激しく当たっていきフロントを大破しました。
計5台の多重クラッシュでしたが、皆に大きな怪我が無かったのが本当に
不幸中の幸いでした。
そして、世界で炎上し一時的に非難が集中したのが
この多重クラッシュの事の発端について。
接触時の状況としてはインからライアン・ハンターレイ選手、
アレクサンダー・ロッシ選手、そして一番アウト側が琢磨の3ワイドでした。
真ん中のロッシ選手が失速気味のところ、まずインからハンターレイ選手が
抜きにかかり、その後アウトから琢磨が前にいたスコット・ディクソン選手の
リアにつけるように抜いていこうとしていたところでした。
その時に琢磨の左リアとロッシ選手の右フロントが当たったのです。
複数台あるものの限られた数のカメラから検証された結果、“琢磨の方から”
もう1台のロッシ選手の方に寄って接触を起こし、それが重大事故を起こした
危険な走行だったと世界で非難轟々、SNSで炎上していたというのです。
レースを統括するインディカーでさえジャッジのカメラがそうであり、当初
そのような見方でした。
しかし、
琢磨はこれに反論!
まだ公開されていなかった琢磨のチーム側のマシンカメラで撮影していた
動画をもって説明し、自身は接触するまで真っすぐ走っていて
避けられなかったと正当性を証明しようとしたのです。
琢磨は相手側を責め立てるつもりではないとした上でと言っており、
あくまでもこれはレーシングアクシデントと捉えていて
一ファンとしてもこれ以上強く言うつもりはありませんが…確かにそれを見ると
説明されているコースレーンパッチのラインを動くマシンの動きからして
むしろ寄っていったのはネット上で強く非難していたロッシ選手の方ですね。
インディカーの最終見解はまだ出ていないと思われますが、
“available” contactを撤回してもらいたいですね。
事故直後ただ一人、琢磨のせいではないと言って助言をしてくれていた
ダリオ・フランキッティ、並びに所属チームとはいえ
琢磨の正当性を証明、
擁護してくれたレイホール・レターマン・ラニガンレーシングチームには
大変感謝です‼
少し話は変わりますが、こちらの本が手元に届いたので
この場で載せておきます。
琢磨の特集ということですが、
本当に紙面のほとんどが琢磨についての記事と写真で
ファン必携の琢磨のレーサー人生を物語る集大成的な本となっておりました(^^♪
Posted at 2019/08/22 02:23:08 | |
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'19 INDYCAR SERIES | 日記