朝イチで点検に旅立ったMazda3の代車は、アクセラスポーツ・15XDの6AT車でした。
ディーゼルが2.2Lのみだった前期型は単に「XD」で良かったのですが、後期型では1.5Lが追加されたので「22XD/15XD」と呼称が分かれたんですよねぇ。
そう、私がマイカーを「アクセラXD」と呼ぶのは、前期型であることを少し意識したものだったりします^^;。
で、代車のボディ色は意外にも
ソニックシルバー。
アルミニウムメタリックという濃い目のシルバーを経て、サンライトシルバー以来の薄目なシルバーに回帰したのが、このソニックシルバーですね。
ちなみに、私が過去に選んだ唯一の単色シルバーは、前出のサンライトシルバーの前のハイライトシルバーのさらに前の「シルバーストーンメタリック」(FD3S)です。
ソウルレッド然り、マシーングレー然り、最近のマツダ車は自らを誇示するような主張の強いカラーが目に付くだけに、このスマートで落ち着いたカラーはかえって潔く新鮮に映るし、清涼感さえ感じさせてくれます。
ただ、
こうして我が家の車庫に置いてしまうと・・・
鮮やかさが足りない(爆)
もうね、無彩色×2台では酸欠状態に陥りそうですよ^^;。
ま、チリオレンジやビンテージレッドのせいでいかに普段の色感覚が麻痺しているかの証明でもあるのですが。
きっと、家の前を通る人も、いつもより華のないカーポート下の景色に、大いに違和感を覚えたことでしょう^^;。
それはいいとして・・・
あらためてこの1.5Lディーゼルに乗ってみると、いろいろと感じることがありましたね。
さすがと思わせたのはやはり
燃費の良さ。
日中、片道15分程度の市街地走行でサラッと18km/Lの区間燃費を叩き出すあたり、同条件では10km/L台前半のG(CX-3)や同中盤のX(Mazda3) といった我が家のガソリン勢は全く太刀打ちできません。また、やはり市街地では10km/L台中盤が精一杯の我が家のD(アクセラXD)よりも明らかにパフォーマンスは勝っていそうです。
たぶん、軽負荷のまま郊外巡航に持ち込めば、区間燃費の数字は恐ろしく伸びるでしょうね。
逆に気になったのは、
アクセルレスポンスの緩慢さ^^;。
そもそも、ディーラーに乗り付けたクルマがM-HYBRID付のSKY-X(しかも6MT車)だったことは差し引く必要がありますが、我が家の"アクセラXD"のレスポンスを思い浮かべてみても、その差は歴然。まぁ、モッサリというか、間を空けてドッカンというか・・・。
それでも特性を飲み込んでしまえば、ゼロ発進からのパフォーマンスは我慢できるようになるのですが、走行中の緩加速や再加速時のツキの悪さは、終始気になるレベルでしたね。
ま、可変ジオメトリー機構付とはいえシングルターボ(1.5L)にしてやられては、複雑で高価な2ステージターボ(2.2L)の立つ瀬がないというものですけど^^;。
というわけで
総じていえば、まさに
一長一短。
燃費や経済性、扱いやすいトルク特性だけでなく、レスポンスや伸び感までディーゼルエンジンにやられたら、それこそガソリンエンジンの立場がないですから。
個人的には決して無視できない音や匂いの問題も含めて、各々のエンジン・・・もとい、各々の動力源の美点を積極的に味わっていくような幅広いカーライフを追求していけたら・・・と、代車と半日付き合って再認識をした次第です。
Posted at 2020/09/26 14:50:43 | |
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