いわゆる"マイカーあるある"かどうかわかりませんが・・・
街で珍しく?マイカーと同じ車種や仕様に出くわした時に限って、私が別車種のマイカーを運転しているという残念なケースが、わりとよくあるんです^^。
その最たる例が…たしか6年くらい前のGW連休。
市内のバイパスで、対向車線を走行中のチリオレンジ色のビアンテに遭遇するという、この14年間を通じても2度しかない(笑)千載一遇の機会を得たというのに、あろうことかその時私が握っていたのは、父のアクセラXDのステアリング(+_+)。
もし、激レアなオレンジビアンテ同士ですれ違いが実現していたら、車内のボルテージがお互いどれだけ上昇していたことか…と思うと残念でならず、出発時のキーチョイスを暫く悔やんだものです。
また、オレンジビアンテの稀少度とは比較になりませんが、いつしか残存数が減少し、路上で偶にしか見かけなくなったFD3Sに関しても、赤CHARGE号でのドライブ時に出くわす幸運は…なかなか巡ってきてくれません^^;。
このご時世、様々な犠牲も厭わずRX-7を維持する気概や心意気を想像すれば、ほんの一瞬のアイコンタクトだけでも、お互いに随分と勇気付けられる気がするのですが(笑)。
そんな10年~20年選手と比べると、フルSKYACTIV以降のマイカーは周南界隈ではまだまだ現存数も多く、その存在を殊更強く意識するには至っていません^^;。
たしかに、ソウルレッドの前期型アクセラあたりは確実に見る機会が減ってきた気はしますが、セラミック色のCX-3と同様、その車種を代表する売れ筋のローンチカラーを選んでいることもあって、まだまだ路上での遭遇率は高く、イチイチ反応していたら疲れてしまうくらいです(笑)。
ということで、長い前置きを経てやっとこさ本題に^^;。
2年前に購入した
MAZDA3のことです。
こちらは最新世代のマツダ車で、バリバリの現役モデル。しかも周南市は生産工場のある防府市と隣接することもあって、街中でMAZDA3の姿を見かけることは決して珍しくはないのです。
しかし、
ポリメタルグレー色のファストバックだけは別。なぜか遭遇機会が極端に少なく、街で見かけると未だに「おおっ」とばかり、目で追ってしまう私がいたりします。
そもそもポリメタルグレーは、MAZDA3ファストバック専用で登場した新色で、定番のソウルレッドに次ぐ推しカラー。実際、点検でディーラーに持ち込めば、敷地内で必ずといっていいほど同色の同型車を見かけるので、決してマイナーな存在でないはず。それなのに、なぜかこの界隈の路上に限っては、立派なレア物と錯覚してしまいそうな雰囲気なのです^^;。変ですよねぇ・・・みんカラでの愛車紹介でも、ポリメタルグレーは一番人気ではないにせよ、一定の登録台数を稼いでますからね。
ま、2年強でまだ6,000キロしか走らせていない過失の分は差し引かないといけませんが、私はこれまで、同色の同型車と順走や並走をしたことが一度もなく、偶に見かけても遠い位置ですれ違うだけで、じっくりと観察する機会は皆無。これ即ち、自分の愛車が街でどう見えているのか、別の個体で客観的に検証することができていないことを意味し、これが秘かなストレスだったりするのです。もちろん、ショーウィンドウでのサイドビューcheckは常にやってますけど(笑)。
ところが先日、ビアンテで市内を走行中、偶然にもポリメタルグレーのファストバックに暫く真後ろに付かれたことで、思いがけず検証の機会を得ることができたのです。
…あ、この際ですから、キーのチョイスを後悔するのは我慢しますね^^;。
実はその時の印象が
ブログタイトルの通りでして。
検証とはいっても、ルームミラー越しにほんの1~2分、フロントの表情を覗き見るだけだったのですが、それが・・・
結構、イケてるじゃん!(爆)
という嬉しげなもの。
うーん、なんたる自画自賛(^_^;)。
マイカーゆえ贔屓目に見ている部分は否定しないし、「散々引っ張ってそんな自惚れオチかよ?」なんて厳しい突っ込みも甘んじて受け入れないといけませんが、自分がこんなにもミラー写りが印象的なクルマに乗っているとは、これまであまり自覚していなかったのです。
もちろん人の感性は多様ですから、イカツイとか、地味で華がないとか、そもそも興味ないとか、あらゆる反応があって然り。
ただ自分目線でいえば、渋いエクステリアと鮮やかなインテリアを対比させたセンスの良いコンビネーションや、世界初のエンジンを過度に主張しない大人の?演出、そして、それらに共感して(ガラにもなく)ホイールひとつ変えずにカタログ仕様を維持している私なりの挑戦など、このマイカーに込めたあらゆる思いが、小さな鏡越しの姿に凝縮されている気がして、全く予想外の感動に襲われてしまったのです。(ちょっとオーバーか 笑)
ともあれ、何かしら前走車に訴えかけるものがあるとわかった以上は、良しにつけ悪しきにつけ、その印象をマイナス側に振ってしまうことがないよう、何が起きてもジェントルな運転に徹しなければ…と、クルマ好きとしての当然の心得をあらためて自覚した次第です^^。
Posted at 2022/05/31 10:51:42 | |
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隠れ家のMazda3 | 日記