画像の通り、我が家のMX-30 Rotary-EVの残走行距離表示が
ついに
600kmに到達しました(^^ゞ。日曜の朝、近所の出光GSで給油した直後のシーンです。
これまで「満タン+フル充電」で545kmの表示が最高記録だったところ、今回は一気に50km以上もの上積みを果たす結果に。…厳密には、前夜のフル充電直後の残EV走行距離が86kmだったことから、画像の状態に2kmを加えた602km程度のポテンシャルがあったと思われます。
ここへきての大幅な記録更新・・・
一体なぜ?
なぁんて率直な疑問も交えながら、ちょうど開始から1ヶ月が経過したEVモード運行を振り返ってみます。
【第1節(2024/3/10~2024/4/7)】29日間
======================================
走行距離:433.1km
給油回数:1回(4/7)
給油量:15.70L
フル充電回数:6回(3/12-16-23-29-30, 4/6)
充電電力量:63.19kWh
平均燃費表示:30.6km/L
平均電費表示:6.4km/kWh
走行モード設定:"EV"(※3/30のみ"NORMAL")
======================================
●驚異のハイペース?
まずもって、433kmという月間走行距離は、我が家の嫁さん専用車としては異例の数字。ここ数年は月100km程度の走行で落ち着いていたので、実に4倍超の伸びとなります。
たしかにこの1ヶ月は、娘の卒業や新生活の準備で忙しく市内を走り回ったこともありますが、今回のマイレージを押し上げた主要因は、3/30に家族四人で広島の実家に帰省したこと。若葉マークの子供たちの運転訓練も兼ね中国道経由で遠回りし、日帰り往復で240kmも走行したわけですから、充分にスペシャルな1日といえるものでした。
●転機はロングドライブ
そのスペシャルな実家帰省の影響は、マイレージを大きく押し上げただけには止まりません。この日を境にして、それまで5.7~5.8km/kWhを示していた平均電費値が、一気に6.4~6.5km/kWhまで伸長したのです。これが冒頭に述べた残走行距離表示を大きく伸ばす要因となったのは間違いないところです(あとは外気温の上昇かな…)。
実のところ、モーター駆動車が最大効率を示す走行パターンを今ひとつ掴み切れていない私。渋滞時に伸びたり高速巡航で落ちたりと未だに"?"が渦巻く時がありますが、少なくとも、近距離のストップ&ゴー三昧よりは、そこそこの巡航速度で距離を稼ぐ方が電費値が向上することは感覚的に理解できた気がします。
●残った宿題
ただ…この3/30に限り、私は走行モード設定を"EV"から"NORMAL"に変更して臨みました。充電走行分だけでは逆立ちしても実家往復の全行程は乗り切れないし、おまけに経路充電を計画していなかったので、経験的にRE発電走行時の効率が良いNORMALモードを予め選択しておいたわけです。
EVモード固定を宣言しておきながら、ここだけSOC:45%前後を維持するNORMALモードを選択した判断が妥当だったかは次回、EVモードで帰省して検証する予定。
果たして、SOC:10%を切ってからの強制発電走行とどちらが効率で勝るのか、子供2名分のウェイト差はあるものの、定点観測的に比較してみたいと思います。
●経済的か否か
正直なところ、私は現時点でここに大きな関心はないのですが、今回かかった燃料コストは・・・
○ガソリン代:15.7L×@168 = 2,638円
○電気代:63.2kWh×@30.1 = 1,902円
で、合計4,540円也。
トータルで「10.5円/km」となりました。
前月までの外部充電を封印した運行では平均燃費が11.2km/Lだったので、今回のマイレージ433kmにそのまま適用すれば、ガソリン使用量は38.7Lとなり、燃料代は6,501円に。
これを4,540円レベルまで下げるには、平均燃費をカタログ値超えの16km/L台まで伸ばす必要があるので(笑)、燃料代ではどうあがいても外部充電併用の運行の方に軍配が上がりますね(当たり前か)。
・・・などと、本格EV運行1ヶ月目にして、おぼろ気ながらその輪郭が見えてきた感じはします。とはいっても、急速充電含めた経路充電も未体験だし、100%以外の充電目標値の設定も全く未知の領域。さらにそれ以前の話として、世のEVとMX-30 Rotary-EVとのポテンシャルの違いも決して無視できないわけでして。
今後も検証項目が目白押しです^^;。
Posted at 2024/04/09 03:27:25 | |
トラックバック(0) |
隠れ家のRotary-EV運行 | 日記