朝イチでRX-8の最終限定車SPIRIT Rの試乗を終え、デミオで帰途に着いた私。
「本当に良いクルマだったけど、やっぱりSKYACTIVに出会った時ほどの気分の高揚はなかったなぁ・・・」と、十分想定されていた「現実」を静かに受け入れながらのドライブとなりました。
・・・で、意気消沈して帰宅した私を待ち受けていた唯一の「予想外の出来事」が何だったかというと・・・
別にロト6が当選していたとか、奇特な人にRX-7を譲ってくれと札束を積まれたとかではなく(←そんなわけない)、SPIRIT Rの
子供ウケがとても良かったことでした。
「どこ行ってきたの?」と問われるまま、デジカメで撮ったばかりの試乗車をリビングの大きなTV画面で見せてやると、赤/黒ツートーンの内装がとても新鮮に映ったようで、
「カッコイイ~!」を連発・・・。
「もっと写真ないの~?」って言われても・・・そもそも、そんな大きな反響があるとは夢にも思わなかったし(^_^;)。
まぁたしかに、これほど強い内装のコントラストは、最近のマツダ車では滅多にお目にかかれなくなってしまいましたが、実はこのRX-8にしても、初期型のレザーシート仕様では鮮やかなレッドや大人っぽいタンなど、個性的なツートーン内装があったんですよねぇ・・・(すっかり遠い目)。
あぁ、それにしても・・・です。
これ以上ないと思われる”強力な味方”を私が試乗の場に連れて行かなかったことは、SPIRIT Rにとっては大きな痛手だったかもしれません。
この件については、RX-8に心から詫びないといけないですね^^;。
最後に、SPIRIT Rの購入を考えておられる方へのメッセージを。
「一度はロータリーに・・・」と思われている方はぜひ、そして
「もう一度」や
「続けて」という方も、可能な限り購入にチャレンジしていただきたいです。
熟成を重ねた独創的スポーツカー・RX-8、そして唯一無二の技術・ロータリーエンジンの”集大成”の姿を、このSPIRIT Rは十分に堪能させてくれるはずですから。
そして、この私も、意気に感じてSPIRIT Rを購入された方々の満足された顔や新たな感動シーンを思い浮かべることによって、心ならずも購入を断念した気持ちが少しは晴れるはずですので・・・(^^)。
(おわり)
Posted at 2011/12/28 20:58:56 | |
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隠れ家のロータリー | 日記