その
異変に気付いたのは、広島駅に着く直前の19時過ぎ。
なんでも、博多駅~小倉駅間で人と列車が接触した!?とかで、山陽新幹線は夕方から広島駅以西で運転見合わせ中だったのです。
「警察による現場検証に時間を要しており、運転再開は20時00以降となる見込み」
というのが、その時点でのJR西日本の最新アナウンス。
ここで私は在来線のダイヤをチェック。
新幹線の代替手段として、各駅停車で徳山駅まで辿り着ける広島駅19:53発の山陽本線があることを確認。
さぁ、ここで悩ましい選択が待ち受けています(^_^;)。
新幹線がアナウンス通りに20時台に運転再開すれば、所要時間30分ほどの徳山駅には早ければ20時台、遅くとも21時半には帰着する計算。
一方、山陽本線に乗ればその瞬間、徳山着は21:57と確定。珍しく外が明るいうちに会社を抜け出したというのに、普段よりも遅い帰宅とは酷い仕打ち(-_-;)。
但し、新幹線の運転再開が21時台にずれ込んでしまうと、その在来線よりもさらに遅くなる可能性だってあるのです。
そう、一番のネックは・・・再開見込みアナウンスの不確かさ、なんですよ。
実際、ちょっと前の18時台には「19:00以降」とされていた再開時間の見込みが、19時台になるとあっさり「20:00以降」と書き替えられたのですから、全くアテにはなりません。(ま、いつも通りの体たらくですけど)
そこで私はまず改札を出て、広島駅ビルで腹ごしらえ(笑)。
この先、新幹線コンコースで運転再開を待つにせよ、諦めて在来線の長旅を決め込むにせよ、過ぎた空腹は精神衛生上良くないですからね。
もちろん、食事の間もずっとJR西日本のサイトで最新の運行状況をチェックするも、全く事態が好転する気配はなし。
食後に念のため、新幹線改札の手前まで行き、コンコース内の混乱状況に変化の兆しがないのを見届けてから、私は2時間の長旅を覚悟し、コンビニでお茶を調達した上で、西へ向かう山陽本線の列車に乗車したのです。
ただ、あいにく帰宅ラッシュの時間帯で列車内は激混み。
こういう時は都会の通勤・通学事情を引き合いに出すに限ります。
「そうそう、藤沢の自宅から都内のキャンバスまで片道2時間かけて通学する友達がいたよなぁ・・・」
なんて学生時代の昔話で気を紛らわしたりね。
(現在も通勤地獄と戦っている方にはごめんなさい)
出発から40分くらい経過してやっと席に座れたので、あらためてスマホで最新の運行情報を確認すると、信じられないことに
「運転再開の見込みは立っておりません」
と、状況は逆に悪化しているではありませんか。
・・・勝った(笑)
さらにそれから30分後、走行中の列車内で、山陽新幹線・広島以西の終日運行取り止めという決定的なアナウンスが・・・
いやー
在来線に乗車する判断が吉と出てホントに良かった。
あのまま新幹線コンコースで運行再開を待ってたら、取り止めのアナウンスを受けて慌てて在来線の最終便に乗り込み、日付が変わる頃に徳山に帰着するか、下手をすれば広島駅周辺で宿探しをする憂き目に遭うところでしたから。
ま、お尻はかなり痛いけどヨシとしましょう(笑)
(今回「は」勘が冴えていたワタクシ)
Posted at 2018/06/14 21:56:14 | |
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