みんカラの更新がすっかり滞っている昨今ですが(汗)、つい最近、私の普段の生活に十年来?ともいえる劇的な変化が訪れたのですよ。
それは・・・
新幹線定期がやっとICOCA定期券にグレードアップした
という
大事件(笑)。
いやぁ
単に、それまでの磁気カードが交通系ICカードに換わっただけの話なのですが、裏を返せば(信じがたいことに)つい最近まで、旧態然とした磁気カード定期券しか使えなかったわけですよ・・・私が利用する地元の
JR徳山駅は(爆)。
もうね、
勤め先の広島界隈で、周囲の利用客が"ピッ"とカードをかざし、歩速も弛めず自動改札をスマートに通過していくのに交じり、ひとり磁気カードをせっせと抜き差しするのがなんと情けなかったことか。決して安くない新幹線定期で何らかのアドバンテージを得るのならともかく、逆に社会の足手まといになってしまう構図なんて、全く許容しがたい話だったわけですよ。
とくに、会社の最寄り駅の朝の出札では恐しいほどのプレッシャーが。
急ぎ足の後続の人たちになるべく迷惑をかけないよう、改札の十数メートル前から定期券を慎重に握り直し、速やかに挿入口に入れられるように全神経を集中(苦笑)。首尾よく一発でカードが吸い込まれてホッとしたのも束の間、直後に出てきた定期券を取る指先が乾燥気味で滑ってしまったり。その瞬間、出札の流れは滞り、背後から急減速した足音や舌打ちが聞こえてくるわけです(>_<)。
また、ここ数年はICカード専用の自動改札機が一気に増殖し、旧来の磁気カードは通行可能な改札機レーンが大きく制限される事態に。さらにはそれに輪をかけ、私が頻繁に途中下車するJR広島駅では、今春からICカード専用の地下改札口が新設されるに至り、磁気カード利用者への無言の迫害はエスカレートする一方。
もはや交通系ICカードが世の中の主流であることをしつこいくらい思い知らされたところで、山口県在住のこちらには選択肢がなかったわけですからねぇ…(-_-;)。
だから、この3月に新幹線定期を継続購入する際も、随分と徳山駅の駅員さんに食い下がりましたが、ICOCA定期券はまだ適用外地域との説明に終始し、不承不承、磁気カードを使い続けてきたわけです。
そんなわけで、4/1からのICOCA導入を機に、徳山駅のみどりの券売機でさっさと定期券をアップグレードしたのは言うまでもありません^^。
と同時に、地元のバス会社とも相互利用可能になったので、使い捨てのバスカードとも(やっとのことで)オサラバとなりました。
ま、最新のICOCAはスマホやスマートウォッチ対応版に進化中のようで、今回の私のアップグレードは10周遅れを3周遅れくらいまで挽回したに過ぎないのですが、遅れ馳せながら、ようやく非接触の交通系ICカードの世界にデビューを果たしたわけです。
ただし、
困ったこともありまして。
あまりにも長年、交通系ICカードを持てないことで不条理な迫害を受け続けてきたものですから、ついつい、旧来の磁気カードでも通行できる自動改札機のレーンを今でも必死に探してしまうのです(^_^;)。苦節⚫年、堂々と中央突破できる身分になれたというのにねぇ。
うーん
当面、この悲しい習性からは抜け出せない予感が(爆)。
Posted at 2023/04/20 20:16:16 | |
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隠れ家への交通