ＳＶ１０００Ｓとお別れしました。

オーバーシックスティーズのバイク仲間が次々とホンダのＮＣシリーズに乗り換えても、私は次期愛車を決められずＳＶ１０００Ｓを乗り続けて来ましたが、やっと乗り換える事にしました。3年9ヶ月で21,000km走行してお別れしました。

３月に大阪ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙｼｮｰに行ってからもあれこれ試乗を重ね、５月中旬には近くの試乗会で一気乗りもしてきました。
人気のヤマハＭＴシリーズの中では、MT-07のエンジンフィールが好みでした。ただ、１速にギアを入れた時のショックが強く響くのは残念です。
2017年型MT-09トレーサーはクラッチがとても軽くて良いのに、ハンドル幅が広すぎる。

ドゥカティ スクランブラーアイコン、軽くて軽快だけどシートとサスが硬く、輸入車のアラも多少目立つ。

この日試乗したなかで一番気持ち良かったのがスズキSV650。
新型のカワサキZ650もクラッチがとても軽いのはポイント高いが、自分はもう少し直進安定性が欲しい。

5月30日に出たばかりのスズキの新型Vストローム650も販売店に並んでいます。
素のSV650のフィーリングが良かったので興味津々だったけど展示車しかなく試乗は出来ず。元々販売台数が少ない車種なので、メーカー試乗会を待つしかないのかも。

スズキの営業さんに勧められVストローム1000に乗ってみた。私のSVのエンジンの進化版で40ccほど排気量が多くなっている。中低速トルクが太くなりエンジンフィールもスムースで乗りやすくなっているが、リッタークラスの大型アドベンチャーモデルを今から長く乗るのは厳しく乗り換えの対象にはならず。
新車バイク購入者の平均年齢は５１歳ほどとか。それより１０歳上の自分がハッピーになれる１台を選ぼうとすると各車少しずつ異なるテイストを実際に確かめたい。これがなかなか楽しくて、最近は週末が楽しみでした。

で、次期愛車に決めたのはホンダNC750S DCTです。世間ではスーパーカブ７５０との異名を持つとか（笑）
決め手はライダーにとっても優しいことです。DCTの自動変速が素晴らしく、愛車のスマートやイプシロンに比べても加減速のシフトチェンジがとっても上手に進化している。（あっ、愛車たちはシングルクラッチですが・・・）

レブリミットが6,500rpmほどと随分控えめだけど、DCTが気が付かないうちにシフトアップするので問題なし。
最大馬力もわずか54PSなのでアクセルを大きくあけてもワープ感覚は無いけど、ATモード時でもパドルシフト感覚でアップ/ダウン可能で、愛車たちと同じく操作する楽しみがある。
もうシフトワークはバイクに任せて、他の事に集中すればいいみたいです。これで６５歳まではバイクに乗り続ける自信が付きました。（嬉）