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2019年12月07日 イイね!

いわき市台風19号に伴う災害ボランティア -2-

11/30の2回目のボランティアは出発時刻を1時間繰り上4:30に東京を出ました。
途中、友部SAで開いていたスナックコーナーのきつねうどんで身体を温めました。
昼飯が落ち着いて食べられないのもありますが、旅先、駅の立ち食いソバなんか好んで寄ってしまうので、これは延長線上。
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いわき中央IC前の湯ノ岳PAでツナギに着替え、前回同様に朝一からボランティア参加となります。
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ボランティアセンターに余裕をもって到着、無事合流できました。ボランティア保険は2回目なので手続き不要、簡単なオリエンテーションを受けて依頼内容とチームの人数でマッチングを行い指示を受けます。
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 今回は活動後にスコップをカメラに持ち替えていわき市の工場夜景撮影、翌朝の日の出撮影という行程、2日連続で4:15起床とハードなスケジュールとなりましたが趣味の方も存分に遊んできました。
今回も企業団体エントリー、依頼先では庭に溜まった泥掃除です。
どこからが元の地面だったかわからず、経験豊富なリーダーさんの見様見真似です。
初期の段階から参加していた、いわき事業所の方々のお話も聞けましたが、水没した畳の処置が一番大変だったと言ってました。10:00~14:30まで活動。現地の状況によってですが依頼者の方と相談の上、区切りの良いところまで活動します。今回は裏庭に始まり、表の植木の周りまでを整備。あともう3時間もあれば十分なところまで行けそうでした。帰り際、依頼者の方よりお茶と羊羹をいただきました。こんな心遣いも嬉しいものです。
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現地での移動はボランティアセンターの車両を借りましたので、ノートは市役所の駐車場で留守番。スコップやら土もの道具満載でしたので個人車だと後が大変。
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グループメンバーも早めに上がれて良かったと笑顔でボランティアセンターに戻ってきました。地元参加の方々にとっても貴重な休日、夕方から自分の時間が使えるのは嬉しいです。リーダーは「いわきららミュウ」に寄って夜の肴を仕入れるそうです。私も皆さんにご挨拶をして自分の車に戻りツナギから普段着に着替えました。夕焼けの中、JR常磐線泉駅を目指します。
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ここからは遊びの時間。先ずは泉駅横のルートインいわき泉さんにチェックイン。このビジネスホテル、職場の上司が教えてくれた宿でいわき市の事業所への出張で使ったそうです。ノートとE657系のツーショット。
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一風呂浴びて30分ほど部屋で休憩したら夕方の部へ、夕食は名物をいただこうと海側の小名浜地区へ…一般向けの市場「いわきららミュウ」は18:00頃には閉まってしまうので近くで食事処を営業している魚屋さん「さすいち」さんを見つけて入りました。
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メヒカリと野菜の天婦羅定食を注文。
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せっかくなので当地名物のメヒカリの唐揚げを一緒に。
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この時はノンアルコールビールと一緒にいただきました。皮がやわらかくふわふわの白身が絶品!です。このお店には翌日再訪して家への土産に仕入れました。

さて、食後は夜景撮影に…先ずは小名浜の港湾を見下ろせる三崎公園へ…真っ暗な公園にはマリンタワーがそびえたちます。20年前に一度登った覚えがありますが写真に残せてなかったような気がします、携帯電話にカメラ付く前でした。スカイライン転がしているころでした。
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公園駐車場に車を止め、三脚とD7500を担いで景観の良い広場まで向かいます、小名浜の街を見下ろすここからは臨海地区の街が臨めます。灯と暗闇のコントラストがきれいです。ここから夜景撮影ですが、正直なところ水平を出すのに苦労しました。結果、家でPCで調整してあることを付け加えておきますorz
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SS優先モードでSSを変えながら撮影してゆきます。この日は雲がない良い夜でした。
宿泊を決めたのは前日、そもそも日の出写真を思いついたのが木曜日でしたので天候も味方につきそうな予報を確認して前日夜にWEBでルートインさんに予約を入れました。

ひと際目立つのは小名浜マリンブリッジ、調べてみたところ現状、港湾事業者しか使えない橋だそうです。沖合の人工島での物流を担う橋。その向こうにも煙突が並びます。精油所、化学工場、鮫川の近くには火力発電所もあるようです。
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再び降りてきて港を見つけて、ちょっとおじゃましました。
特に柵も、門も無かったのでそこらに車を止めてしばし撮影です。
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煌々と灯を灯す大型船がいい雰囲気です。
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珍しく寄せてみたり…。
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その後、港湾地区へ入りましたが道が広すぎて走りにくい(?)場所によっては2車線ながら幅が広いので落ち着かない。ここは藤原川に沿うように建つ「サミット小名浜エスパワー社」さんの工場。
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工場を通り過ぎた所で橋を渡ったので川の向こうで車を止めました。
橋の上から川面を絡めて狙います。十分に広い歩道、車道も大型トレーラーが行き交ってもお釣りがくるほど広いです。
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ほぼ風も無く、スチームが上に上がってゆきます。
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大分枚数を撮りましたがなかなかピンが来ない…マニュアルフォーカースも使ってみましたが、老眼と乱視でうまいこと合わせられず…orz背面液晶で追い込んでみたりと手探りです。この日の撮影はここまで、この後宿に戻って風呂で暖まり缶ビールで一服して休みました。
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さて翌朝、4:30に起床、塩屋埼灯台に向かう道中…昨日撮影した藤原川の少し上流「東邦亜鉛」社さんの煙突が目につき、立ちより撮影。橋の向こうの脇道に車を止め、急いでいたこともありカメラのみ持ち出し、手持ちでは厳しかったので欄干にハンカチで位置決めしてタイマー撮影。案の定水平が出なかったので例によってPCにて修正していますが、星と工場夜景を収めることができて嬉しい寄り道となりました。
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いくつかズームを変えつつ
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水鏡をもう数枚、ちゃんと捉えておくべきでした。
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今回の工場夜景についてはカメラの置き方とかMFの使い方など、初歩的な知識と力不足を痛感しました。でも上がった写真を見てみると新しい風景に出会えてよい思い出となりました。この後、再び暗闇の中を海に向かって30分ほど走ります、ボリュームがあり過ぎなので日の出写真は次回に譲ります。
Posted at 2019/12/22 11:03:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月02日 イイね!

いわき市台風19号に伴う災害ボランティア -1-

11/16、30(土)の2回、災害ボランティアに参加してきました。

福島県は縦に「会津」「中通り」「浜通り」の3エリアに分けられます。現地の天気予報も3つに分けられるようでローカル放送局の天気予報でよく見ます。このうちいわき市は海側なので「浜通り」と呼ばれるエリア。アクセスは鉄道で常磐線、自動車で常磐道となり、平坦でまっすぐな走りやすい道路です。
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浜通りはかつての東日本大震災で大きく被災した地域のひとつ、北に43km行くと福島第一原発がありますがいわき市は震災直後も原発事故に関しては避難区域外のエリア、しかし津波による大打撃を受けた経緯があります。福島県内で南側に位置するため気候、文化圏的にも北茨城に近く、方言も会津とは異なります、降雪も少なく暮らしやすい地域です。
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そのいわき市はこの秋の台風19号で水害に見舞われました。ボランティア参加の背景には勤め先の事業所がいわき市にあったこと。今回は工場の被災は免れましたが、大規模な災害に市の復興の一助として団体でボランティアに参加、その後全国の事業所にも応援要請を発信しました。
関東の各事業所からはこれに応えて、30~40人が参集したしだいです。
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社内での展開ですがあくまでも「ボランティア」なので業務外&自己責任です。今回はソロでの参加でしたが現地グループに混ぜてもらうことで大きな心配がありません。また都内からなら装備品をいろいろ積み込んで車で走って3時間もあれば着けるとの算段で手を挙げました。可能であれば朝一スタートの8:50に来てほしいとの要請もあり金曜日は定時に上がりました。

ガソリン代は自腹になりますが、高速料金はボランティア参加の場合、常磐道の該当地域に限り免除されます。(事前に申請用紙を用意しないといけません)早起きも頑張ってはみたのですが、初回故、現地での着替えや装備品の準備に手間取りボランティアセンターの到着がギリギリになってしまいました。現地コーディネーター氏と「初めまして」の挨拶と合わせてひたすら平謝り。他の関東組は一足先に現場へ向かっていました。そんな中、陣頭指揮をとっておられる現地事業所長、偶然居合わせた、いわき市長を紹介されお二人から「来てくれてありがとう」の言葉に胸が熱くなります。

16日は受け付け開始から長蛇の列、ボランティアセンターといっても3張りのテントとテーブルでボランティア保険の受付、オリエンテーションと仕業分けをこなし、各地へスタート。センターから15分~30分程度が被災地なので10:00過ぎに作業について15:00に終業。1時間に1回は休憩をとるように念を押されます。

装備品について…

会社にお願いして業務用のツナギを借用しました。これに上下ヒートテック、ウルトラライトダウンのベスト、ウインドブレーカーとドカジャンを持参してます。帽子は汚れるので会社のお古の作業帽を持参。ちなみに2回目は近所の作業着屋さんでツナギを購入してます、大きめのサイズを買ったので裾をカット、大掃除や洗車でも使えますからね。他にも職場上司からは「会社で用意できるものは持っていってかまわないぞ」とバックアップを約束してくれました。
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長靴は一般的な黒のゴム長靴です。大掃除と車の洗車時しか使わないですが自宅のもの。耐寒対策で厚手のスキー用靴下を着用、念のために身の周りカバンに普通の靴下を持ちます。そして中敷きはワー〇マンで購入したステンレスの中敷きを仕込みます。これで釘の踏み抜きなどが防げます。1000円前後で購入できるので助かります。
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マスクは汎用の防塵マスク、これは会社から拝借。
(2回目の時に、ボランティアセンターでもステンレスの中敷きと防塵マスクは用意されてありました)
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ゴーグルもちょっと大きめで眼鏡でも使えるようなものを選びました。
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あと、手袋も事前に防寒、耐油のゴム手袋、中が起毛になっていて袖口がベルクロで留まります。
指先、つま先などが冷えると厳しいので耐寒装備は十分に用意してゆきました。
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ボランティアセンターでもゴム手袋、軍手、などは用意されていたので、服と長靴、帽子があれば仕事はできそうです。(無論、帰りの着替えは準備しないといけません)着替えは自分は車の中でしました。後はウエットティッシュ、手ぬぐい、飲料は、手洗い水など多めに用意しました。
11月の半ば時点ではすでに各仕業内容に合わせて道具も貸し出しされる体制になっていたので、手ぶらでOK。
現地で仕業分けして現場に行く際に、センターのレンタカーで相乗りになったりと自車での移動はありませんでした。念のために手洗いやうがいに使えなくもなくない糖類の入っていない「緑茶」を500ml×2本、昼食はここのところお気に入りすぎる山崎の大きなハム&たまご。(パン類は箸も使わずに食べられて残るのはビニール袋1枚だからポケットに入れても邪魔になりません)…あと、いけないと思いながらファミチキも買ってしまったのは内緒です(冷めてしまうのでちょっと残念ですしかし高カロリーな昼食です)
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16日は近くの川が決壊して被災したお宅。お年寄りのご夫婦世帯で庭、敷地内に堆積した稲わらの撤去です。と、言っても30ℓ入りポリ袋を100枚に詰め込んで集める作業。袋詰め後の撤去は改めてトラックの手配をしてからになりそうです。

被災地については個人のお宅なのでポンチ絵で…赤丸が対象エリアですが、玄関前は先に片づけてあったようで庭と家庭菜園部分が主な作業エリアになります。
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無残にも壊れた土手、橋は無事でしたが両側の取り付け道路は流されてアスファルトが割れて曲がっていました。10:30にスタートして昼にはポリ袋が切れてしまったので5人では終わらないと判断。
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リーダーが応援要請と追加のポリ袋を要請しました。お昼休みもそこそこで作業を再開、15:00までやった段階でも全体の1/2くらいで引き続き継続すると被災者の方に伝えて現場を後にしました。
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引き算すると400弱、稲わらをまとめました。これの回収はまた後日、役所なのかボランティアなのか…まだまだかかります。引き上げる車の中からは空き地には家電、家具、建具などが1.5mほどに積み上げられています。いわき市では8種類に分別して処理することになるので、これらの処理もまだまだ手付かずです。帰り際、いわき事業所の方が、「前の週に回収したヘドロを入れた土嚢袋がそのまんまだ」とつぶやいていました。
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これを読んで下さった中で少しでも興味がある方、ぜひ現地に出向いてみてください。幸いなこといわき市の中心部は大きな被災はしておらず食事もコンビニも利用できます。服さえ用意すれば食料も現地で調達できます。帰りには、いわき湯本などで温泉に浸かって疲れを癒して帰るのも良いでしょう。
(一部ボランティア向けに割引や無料で利用できる銭湯もあるようでした。)
自分の場合、16日については、小名浜を目指して走りつつ、いわき湯本の少し先にスーパー銭湯を見つけて立ち寄り、さっぱりして…。
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どうしてもラーメンが食べたくて地元のチェーン店らしい「みそ吉」さんに立ち寄り…。
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味噌ラーメン(4種類の味噌からおすすめの「家伝味噌」をチョイス)にバターをトッピング、餃子と合わせていただきました。ビールも欲しいくらいでしたが、この日は日帰りのため我慢、我慢。
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往復440kmとマンスリードライバーな自分にはなかなかの走りごたえ、久しぶりにノートくんを元気よく走らせてやったように思います。
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SA、PAを刻み、疲れをとりながら帰りました。
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・5:20出発
・8:40到着(この後装備品整理と着替えに手間取り)、受付→支援地移動
・9:00ボランティアセンター受付(保険加入とオリエンテーション)
・10:00:被災地へ移動→作業開始
・15:00終業
・16:00ボランティアセンター帰還
・17:00JRいわき駅に初訪問~お土産購入
・18;00日帰り温泉立ち寄り
・19:20いわき勿来IC出発
・22:30帰宅
帰宅前にガソリンを満タンにして帰りました、いわきを出発する時点でもう一度訪れようと決めていた次第です。訪れたことでまだまだ時間のかかりそうな規模の災害であることがわかりました、また、自分でも少なからず力になれるように感じました。
2回目に行ったときに、ボランティアセンターの事務所はテントからユニットハウスに変化していました。寒さもありますが、長期戦に備えての体制強化、毎週各地からセンターの運営チームが応援に来ています。16日は北海道、30日は秋田からのチームでした。

続く2回目のボランティアのお話になりますが一泊して日曜日は遊んで帰ってきました。遊びの方の写真撮影も含めて次回に譲ることとします。
Posted at 2019/12/07 21:52:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅・ドライブ | 日記

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