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2022年04月15日 イイね!

驚愕?!964の車検費用

驚愕?!964の車検費用2月に車検入庫した黒蛙1号ですが、近々退院となります。車検および修理の明細が上がって来ましたが、今回は想定外の重整備がいくつかあったため、予想より大分高額になってしまいました(汗)。まあさすがに、今回である程度膿は出し切ったと思いますので、次回2年後の車検まではそれほどかからないと信じたいですw。それでは、項目毎に見て行きましょう!

➀デストリビューターローター&キャップ交換(約8万円)

定番故障部位ですが、大分劣化していたため交換となりました。接点不良が原因で故障してしまうと、点火が正常に出来なくなり、エンジンにもダメージが加わる可能性があります。こちらはやっていない車両であれば、早めに手を付けるべき、ということで今回交換に至りました。

➁ステアリングボックス修理(約27万円)

盛大にオイル漏れが生じていたようで、運転していて気が付きませんでしたがたしかにアンダーパネルからも目視で分かる程度のオイルにじみがありました。こちらは交換ではなく、外注業者での修理となりましたが、かなり高額でビビりました。まあただこちらも一度やればしばらくは大丈夫なハズですので、この機会にやってもらって良かったです。

➂エアコンコンプレッサー、一式交換(約30万円)

エアコンガス充てん時に、コンプレッサーからの漏れが見つかり、コンプレッサーおよび補器類ごとアッセンブリー交換となりました。夏場にエアコンを入れるとヒューっと音がしていたので、気にはなっていました。エアコンの効きも今一つ安定しなかたので、これで今夏は安心して乗る事が出来ます。

➃その他もろもろ

大きなものは上記3点でしたが、これ以外にもDMEリレーの交換(これまた定番)や、キーランプの交換、温度センサー交換、リアブロワーリレー交換、右ミキシングフラップモーター交換など、細かい部品の交換が色々ありました。まあこの辺は消耗品なので、経年劣化を考えれば致し方ないところです。また、当然油脂類の補充、交換なども行っています。

というわけで、上記+点検費用、他車検に伴う法定費用等諸々入れて、合計で117万円ほどの修理代になりました(◎_◎;)。高額であることに間違いはありませんが、それでも正規ディーラーのアフターサービス部門できっちりレストア出来たので、個人的には納得です。何より、これだけのパーツをポルシェジャパンがストックしていることに驚きを覚えました。素晴らしいです。

964も生産終了から30年近くが経過しています。私の黒蛙1号も、今年で28歳になります。それなりに手が掛かるのは当たり前で、あとはそれだけ手を掛ける価値があるとオーナーが感じるか、どうかですね。ちなみに360モデナの時は、タイミングベルトとウォーターポンプの交換だけで100諭吉掛ったので、それに比べればポルシェは良心的です!完調した状態での退院が待ち遠しいです♪
Posted at 2022/04/15 13:27:14 | コメント(3) | 964カレラ | クルマ
2022年02月15日 イイね!

964納車後1年雑感

964納車後1年雑感現在車検入庫中ですが、黒蛙号こと964カレラ2が我が家に来てから約1年が経過しました。この間、納車直後のメーター不調で入院期間が約2か月あったため、実質手元にあった期間は9か月程度になります。この1年弱で走行した距離は760キロでした。まあ旧い趣味車で、ほとんど遠出もしていないので、こんなモノですかね。10年所有していても1万キロも増えない計算になります^^;。クルマは乗ってナンボですので、さすがに今年はもう少し遠出もしたいですね♪

さて、憧れて買った空冷911ですが、実際に所有してみて期待通りだったか?と言えばほぼ期待通りだったと言えます。空冷ならではのコンパクトなボディに、金庫の中にいるような剛性感、見た目の可愛さ、ロードインフォメーションの濃密さ、入力に対するレスポンスの良さなどなど。維持費も、最初の整備ではソコソコかかりましたが、以降、今回の車検まで一切追加の整備費用はかかっていません。たまたま当たり個体だっただけなのかもしれませんが、とにかくフェラーリ(部品がバカ高い)、ロータス(しょっちゅう壊れる)と比べるとお金がかからない子だなあ、という印象です。約30年前に作られたクルマの維持費がこれだけ安いというのは驚異的だと思います。

乗り味に関しては明確に現行の水冷911と比べると(当たり前ですが)911らしい味の濃さです。RRでリアヘビーなので、コーナリングの際にはしっかりフロントに荷重を乗せてあげる必要がある一方、トラクション性能はさすがの一言です。こうしたRRならではの独特な挙動を示す一方、巷で言われているほど高速安定性が悪いということはありません。高速道路でかっ飛ばすこともたまにありますが、フロントがふらつくようなことはまずありません(360モデナもそうでしたが、どうもこういうのは都市伝説が独り歩きするきらいがあるように思います)。明確なネガとしては、ホイールベースが極端に短いクセに、とにかく小回りが利きませんw。Uターン、狭い駐車場での車両の出し入れは空冷911のもっとも不得意とするところかもしれません。

もう一つ不満があるとすれば、水冷911(とりわけ991以降)と比べるとすべての操作系の剛性感が乏しい事でしょうか。伝統のオルガンペダルはさすがに剛性感がありますが、それ以外のシフトや、スイッチ類はいかにも節度感がなく、一言で言って壊れそうな感じがします(苦笑)。一昔前のイタ・フラ車並の剛性感のなさです。この辺は最新のドイツ車に身体が慣れていると少々拍子抜けする部分かもしれません。また、シフトのストロークがスポーツカーにしてはあり得ないくらい冗長なので、こちらも慣れが必要です。RSのエンジンのようなカミソリレスポンスだと、シフト操作が間に合わないような気がしますがどうなんでしょうか?まあとは言え、不満らしい不満はこのくらいで、後は期待通りかそれ以上と言えます。

ユーティリティ-についてはPCCMのインプレでも述べましたが、インフォテインメントシステムを純正ラジカセからこちらに換装してとても満足しています。30年前のクルマが一気に現代のクルマになったような感すらあり、値段はそこそこしますが、十分その価値はあると思います。何より純正品という安心感が全然違いますね!また、アンプが良いのか、望外に音が綺麗になるのも嬉しい誤算でした。純正スピーカーでも、十分満足出来るレベルにあります。内装はミニマルながら、不思議と古臭さはなく、純正シートの出来栄えは珠玉です。ご存知の通り、993までの純正シートはRECARO製ですが、見た目以上にホールド性が良く、乗り心地も最高の部類です。

まあざっくりこんな感じです。昨年末あたりからまたすこーし空冷ポルシェが市場に出てきているためもし空冷に乗ってみたい!という想いをお持ちの方がいらしたら、今すぐ手に入れることを強くお勧めします。今後はどんどん良い個体は減って行くでしょうし、国内で売れないモノは海外に流出してしまいますからね。ココが本当にラストチャンスですよ、皆さん!昔の中古車価格を知っている身としてはたしかにお高かったですが、私は昨年のタイミングで入手してとても良かったと思っています(買っていなかったらきっと後悔していたと思います)。水冷モデルは球数も多いですし、(レアモデルを除き)これからいくらでも買う機会はあると思いますが、空冷はもはや時間との闘いですヨ!
Posted at 2022/02/15 14:21:27 | コメント(3) | 964カレラ | クルマ
2022年01月26日 イイね!

ポルシェクラシックテクニカルサーティフィケート

ポルシェクラシックテクニカルサーティフィケートフェラーリにクラシケというクラシックフェラーリの認定制度があります。改造、改ざんされていない、純正部品のみで構成されている、正規ディーラー車であることの証明で、フェラーリ正規ディーラーに依頼すると本国で審査、認証されるという制度です。最近F355辺りの中古車だと「クラシケ認定」という文字が躍ることがあり、相場よりも高く取引されますが、これはそういう認定を受けた車両ということです。

ただ、この認定制度はかなり審査が厳しく、また審査に100万円ほどのコストがかかるということで、よほどの余裕と理由が無い限り、敷居が高いモノとなっています。一方、こうしたフェラーリのクラシケ制度とは少々趣旨が異なりますが、実は我らがポルシェにもポルシェクラシックテクニカルサーティフィケートという制度があります。こちらは、日本国内に4か所ある、「ポルシェクラシッククラシックパートナー」と呼ばれるディーラーに依頼すれば発行してもらえます。費用も、フェラーリの100万円に対し、税込55000円破格に安いです。

サーティフィケートで証明されるのは、以下の項目です:ー

1.車両情報
車両識別番号
注文タイプ
請求日
納車場所
車両のエンジン番号と履歴書類の照合
車両のトランスミッション番号と履歴書類の照合
車両のエンジン型式と履歴書類の照合
車両のトランスミッション型式と履歴書類の照合
性能データ
エクステリア
インテリア
オプション装備
技術検査中に要件を満たさなかった検査ポイントのリスト
2.技術点検:
一般的な車両データ
ホイール/タイヤ
駆動システム/アンダーボディ(機能および状態)
エンジンルーム
油脂類(充填レベルおよび劣化状態)
インテリア(機能および状態)
エクステリア(機能および状態)
お客様のポルシェ クラシックの8枚の写真
3.ポルシェ クラシックパートナーによる専門査定


特にエンジン番号と車両識別番号(VIN)が合致していることは重要で、これは海外では年式よりも走行距離よりもリセールの点で重視される要素になってきています(いわゆるナンバーマッチングというやつですね)。非常に詳細なレポートがいただけるようなので、来月車検入庫の際にこちらを依頼しようと思っています。どのようなレポートが出来上がって来るのか、今から大変楽しみです♪

ポルシェのこうした旧車および旧車オーナーを大切にしていこう、という取り組みは本当に評価に値しますし、ポルシェオーナーで良かった、と心底思えます。もちろん、環境や時代の流れを考えれば今後はEVも選択肢としては大いにアリだと思います。しかし、過去に生産された車両を大事に維持していく事も、広義的にはSDGsに繋がるのではないか、と個人的には思います。そういう意味でもポルシェのこうした取り組みは今後も応援していきたいですね!
Posted at 2022/01/26 14:25:15 | コメント(2) | 964カレラ | クルマ
2022年01月14日 イイね!

バッテリー問題解決!!

バッテリー問題解決!!寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、寒い時期と言えば気になるのがバッテリー上がりです。特に我が黒蛙号のように、10日に1回くらいしか乗らないと気が気ではありません。昨夏に一度バッテリーを上げてしまい、余計かつ痛い出費となってしまったので、猶更ナーバスになっておりました。で、どうしたものかと悩んでいたところ、偶然ポルシェテクップメント純正のバッテリーチャージャーを見つけました!

商品名はCharge-o-mat Proという製品で、在庫があればポルシェセンターでも普通に買えると思います(ポルシェジャパンのHPでは何故かカイエンのテクイップメントの所にありました)。ちなみに、私はたまたまややお安くなっていた商品をヤフオク!で見つけてゲットしましたが、正規価格で35000円(税込)ほどだったと思います。使い方ですが、非常にシンプルで電源ソケットにコードを刺し、あとはシガーライターソケットに充電コードをつなぐだけ。バッテリー残量を勝手に計算してくれて、あとは自動的にチャージしてくれます。



つなぐと、現在のバッテリー残量が自動的に計算、表示され、チャージが開始します。マニュアルによれば、完全放電から15時間ほどで80%充電となるようです。充電が完了すると、充電ランプがオレンジの点滅から緑色の点灯に代わります。たったこれだけ。非常に楽ちんです。ちなみにシガーライターソケットが無いモデルの場合は、OPのクランプを使えば直接バッテリーにつないでチャージすることも出来ます。最新のモデルはわざわざスモーカーパッケージとか入れないとシガーライターソケットがなかったりするので、この辺りは意外に盲点かもしれません。



というわけで、非常に簡単にバッテリーを充電することができました。今回は半分くらいのバッテリー残量でしたが、ざっくり24時間で満充電出来ました。夏場や冬場の乗らない時期には大変重宝しそうです。ちなみにポルシェサービスセンターに入庫する際にも、コイツでバッテリーを充電しているようです(メカニックの方に聞いたらそうおっしゃってました)。というわけで、私のようにあまり距離乗らない方で、キルスイッチ導入もちょっと気が引ける・・という方には大変お勧めです♪

Posted at 2022/01/14 14:05:46 | コメント(0) | 964カレラ | クルマ
2021年10月19日 イイね!

PCCM装着インプレ♪

PCCM装着インプレ♪今月初めに黒蛙号にPCCMを装着してきました!その後ちょっと使用してみたので、インプレをアップしたいと思います。興味をお持ちの方も多いと思いますので、出来るだけ詳細に書きたいと思います。まず、写真を見ていただいても分かる通り、フィッティングは抜群に良いです。純正品なので当たり前と言えば当たり前なのですが、それにしても後付とは思えないマッチングの良さです。表面が敢えてマットな質感になっているのもポイントです♪

スクリーンサイズは3.5inと昨今のナビに目が慣れた身としては極めて小さいですが、視認性は望外に良く、ナビとしての最低限の役割は果たしてくれそうです。何より、ナビを入れると音声ガイドはスピーカーから流れてくるため、実際にはそれほど困りません。本国で使えるGPSナビ機能、MAP機能は日本国内では使用できないため、AppleCarPlayでマップアプリを使用する形になります。ヤフーナビも使えるのかもしれませんが、まだ試していません。少なくともグーグルマップを使用する分には全く問題なくナビが使えました



次いで使えるのがハンズフリー通話機能です。ハンズフリーマイクはステアリング上部のこの位置↑に取り付けることになります。最新のナビが入っている車両であれば当たり前に付いてくるハンズフリー機能ですが、製造から30年近く経つ空冷911でコレが使えるのはまるで夢のようです!ポルシェクラシック様様です!で、これも実際に使ってみましたがまったく問題なく双方向通話が出来ました(当たり前かw)。Bluetoothのペアリングも、通常のデジタルデバイスと一緒で簡単に設定出来ます。



最後に、携帯で普段聞いている音楽(私は主にYouTube MusicとSpotifyが多いです)がBluetooth経由で聞けますし、PCCMは日本仕様なのですべてのラジオ周波数帯のラジオが聞けます。これは大きい!ちなみに純正オーディオでももちろんラジオを聞くことが出来ましたが、アンプが良くなっているからか、心なしかPCCMの方が音質も良い気がします。とはいえ、遮音性が良いとは言えない車内では、どちらにせよ空冷エンジンのバサバサ煩いエンジン音に音楽の音はかき消されてしまうので、音質の改善はあまり意味が無いと感じる方の方が多いかも知れませんw。



というわけで、21諭吉オーバーとそれなりの出費となりましたが、個人的にはPCCMの満足度は極めて高いです。30年近く前のクルマが一気に現代のクルマへとアップグレードしたような不思議な感覚になりますし、何より純正品なので違和感が皆無なのが最高です。エンジンを始動させると画面にポルシェロゴが浮かび上がるのもマニア心をくすぐる小憎い演出です。今現在国内に在庫があるのか把握しておりませんが、気になる方はぜひ最寄りのPCにお尋ねください♪
Posted at 2021/10/19 14:00:42 | コメント(5) | 964カレラ | クルマ

プロフィール

「みん友さんのlidocaineさんにお付き合いいただき、見に行って来ました!大変綺麗な個体でしたが、結果は…成約に至らず😅。lidocaineさんお付き合いいただきありがとうございました✨」
何シテル?   06/09 13:05
趣味車→ 992カレラT(2023年式 左MT) ファミリーカー→ G63AMG(2022年式 W463A) アシ車→ アバルト695 esse esse(...
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