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2022年09月26日 イイね!

欲しい時が買い時?

欲しい時が買い時?10月末に296の商談日が確定しました。本当はもう少し早く予定を組みたかったのですが、なかなか私と先方の日程が合わず・・試乗車が用意出来るタイミングとの兼ね合いもあり、1か月近く先の予約となりました。時間はたっぷりあるので、それまでに色々リサーチしようと思います(ちょっと旧いフェラーリはそれなりに分かりますが、最新モデルには少々疎いもので)。

さて、趣味車というのは欲しい時が買い時というのは昔から言い古されたクリシェです。資産性とか、為替とか、株価とかまあ大人の事情は色々ありますが、そもそも「趣味のクルマを買う」という行為自体が無駄の極みですし、あまり深く考えるのは野暮だと個人的には思います。なので、欲しい時が買い時なのは間違い無いのですが、ここ1、2年特に顕著なのが「欲しい時に買えない」という問題です。これはフェラーリのような希少車メーカーに限った事ではなく、例えばメルセデスベンツのGクラスやポルシェの役物にも言えます。ウクライナ問題、半導体不足、理由は色々あるでしょうが、すぐに「受注停止」となる昨今です。

フェラーリは、スーパーカーメーカーとしてはかなり先進的なブランドです。いち早くマニュアル車を廃し(最後がF430、599でした)DCTに一本化したり、長年愛されたNAエンジンをあっさり捨てターボエンジンに切り替えたり。もちろん、年々厳しくなる環境規制の中で生き残りをかけている結果とも取れますが、それでもMT車を作り続けるポルシェや、V10NAエンジンを作り続けているランボルギーニと比べると「決断が早い」印象が非常に強いです。で、その時々で批判を浴びつつも、後から見れば間違いなく「そのモデルにしかない魅力」があり、セカンドマーケットの価格推移もこの事を証明しています。

で、現状のフェラーリはどうなっているかと言いますと、フラグシップのSP3デイトナはもちろんのこと、主力モデルのSF90ストラダーレ、F8トリブート、ローマ、ポルトフィーノ、いずれも発表から数年ですべて販売が終了しています。現在、新規で買えるのは296GTB(日本割り当て分は残りわずかとの噂)、6月に発売になったばかりの296GTS、そして先日発表されたばかりのプロサングエの3車種のみとなります。プロサングエに至っては、発表と同時に予約が殺到し、日本国内正式価格発表前にすでに受注停止との噂もあります。つまり、フェラーリのモデルサイクルは間違いなくどんどん短くなっている、という事ですね。

かつては5~6年が平均的なモデルサイクルで、モデル末期にスペチアーレなどが販売されるのが常でしたが、現在はモデルサイクルが1/3~1/2程度に短縮しているように感じます。その結果、今はスペチアーレでなくとも、世の中に出回る台数自体が極端に少ないため、新車で販売された途端にプレミアがつくような状況になりつつあります。比較的新しいローマでさえ、受注停止と同時に中古車市場では数百万円値上がりしています。で、恐らくEV化が急務と言われる欧州の事情を考えると、今後益々フェラーリ最後の〇〇(最後のV8エンジン、最後の内燃機関搭載車、最後のPHEV)というモデルだらけになるのではないか、と思います。

フェラーリを買うという事は一般人にとっては不動産を買う並みに勇気が要ることですが、価値が目減りしないというのは非常に大きいです。買っても、買った値段かそれ以上で売れる事が分かっていれば、敷居はグンと下がります。ただし、そもそも売ってもらえれるかどうか、ココが問題です。フェラーリも一定数は新規顧客を入れることを考えていると思いますが、転売目的で買うような人には売らないでしょうし、簡単に言ってしまえばブランドイメージもあるのでどこの馬の骨か分からない人間には売りたくないのが本音でしょう。高級腕時計ブランドのパテックフィリップ辺りにも言える事ですが、まずは売る側のお眼鏡に適う必要があります。

今は人気に今一つ火が付かない296ですが、そのコンパクトさや排気量の小ささから来るレスポンスの良さ、PHEVが付いている事による日常使いとの両立など、後からジワジワと人気が追いついてくる要素満載です。前項で、「今は過渡期かな・・」などと悠長な事を言ってましたが、そんな温いことを言っているようではフェラーリを新車で買う機会は永久に失われてしまうかもしれません・・。商談のテーブルに着く機会を頂けたので、ここが勝負?の分かれ道でしょう!試乗した結果「こりゃダメだ要らん!」となる可能性もあるにはありますが・・今月出て来た雑誌のレビューを見たら俄然本気モードになってきました。10月末の商談&試乗が楽しみです♪
Posted at 2022/09/26 14:28:49 | コメント(2) | フェラーリ | クルマ
2022年09月20日 イイね!

フェラーリ296の憂鬱

フェラーリ296の憂鬱働けど働けど我が暮らし楽にならず・・むしろ累進課税による税金の重さがどんどんと圧し掛かって来る事に対し、労働意欲が低下気味の今日この頃ですが、エンスー諸兄はいかがお過ごしでしょうか?さて、本日はちょっと物議を醸しそうなネタですが、フェラーリ肝いりのV6PHEVモデルについて少々私見を述べさせていただきたい、と思います!

さて、年々身体の衰えを自覚する事は先日のブログでも愚痴った通りですが、カーライフの最終章に何に乗るかを妄想する日々が続いています。ま、妄想だけならタダですから、ねw。で、先日アガリのクルマ候補としてフェラーリ・ローマを挙げました。Dolce Vita(=甘い生活)というキャッチコピー通り、ローマならまったりとした余生にもマッチする一台と考えますが、やはりフェラーリのクルマとしてはかなり緩いかつ異端であることは間違いありません。個人的にはあの緩さが良いと感じますが、まあ生粋のフェラリスタからしたらFRの8気筒ターボだし、4座だし、邪道と言えば邪道なのかもしれません。

ではフェラーリの「王道」とは何か?というと、やはり2シータークーペのV8ミドシップもしくはV12でしょう。F8トリブートであり、SF90ストラダーレであり、デイトナSP3です。しかし、これらはもはや価格的にもスペック的にもはっきり言ってちょっとお金を持っているくらいでは手の届かない領域になっており、おいそれと買えるモノではありません(恥ずかしながら趣味のクルマに5000万円は無理です、ハイ)。で、フェラーリがエントリーユーザー向けに、満を持して昨年投入したのが表題の296GTBです。発表の4、5年前からすでにフェラーリのエントリー6気筒モデルの噂はあり、Dinoの再来か?!とも言われておりました。

で、実際に大きな期待を背負っていざ登場した296ですが、どうも売れ行きがあまり芳しくないようです。発表と同時に受注ストップになったり、あるいは一見さんお断り、あるいは1年以内に受注停止となるモデルが多い中、2022年9月現在、296は依然オーダー可能な状態ということです。期待のエントリーモデルで、王道の2シーターミドシップで、見た目だって悪くないのに、何故今一売れていないのか?かく言う私自身も、実はつい最近まであまり食指が動かなかったワケですが、その理由は主に三つあるように思います。一つ一つ考察して行きたいと思います。

フェラーリ296の憂鬱その① 価格問題

恐らくこれが一番ではないか、と思うのですが、296はエントリーモデルと期待されながら、リテールプライスが恐ろしく高いです。気筒数が2つ減り、いくら最新のPHEVユニットを搭載しているとはいえ、スターティングプライスは3700万円もします。これはV8モデルのF8トリブートよりも300万円以上高い価格となります。エンジンがダウンサイジングしているのに価格はアッププライシングしています。フェラーリの新車をOPレスのストック状態で買う人はまずいませんから、新車でOP付けてオーダーしたら軽く4000万円を超えてきます。V6エンジンに4000万円出したい!と皆さん思いますか??

フェラーリ296の憂鬱その② 車重問題

PHEVユニットはVバンクの間に鎮座しますが、その重さは単体で100kgもします。単に100kgならまだまあ・・と思いますが、当然エンジンの重心も高くなります。マウント類も強化せざるを得ず、電子制御の力も借りて何とか挙動への影響は最小限にしているようですが、それでも腰高で重いパワーユニットとなってしまっています。V8のF8トリブートより140kgも重く、オープンのGTSは更に70kg重くなります。PHEVで800㎰以上を絞りだすので、速い事は速いでしょうが・・。さらにアセットフィオラノPKGというサーキット特化OPがありますが、427万円もするわりに軽量化はわずか12kgに留まります。つまり1㎏あたりの軽量化に356,000円も掛かる計算です。ライザップに通ってダイエットした方がコスパ良いです。

フェラーリ296の憂鬱その③ PHEV+ターボ問題


フェラーリと言えばアノ甲高いF1のようなサウンドをイメージされる方が多いと思いますが、実際にあのハイトーン・エギゾーストノートが健在だったのはNAエンジン最終モデルの458イタリアまでです。488でターボ化されて以降、フェラーリのV8エンジンのサウンドは何とも色気の無いモノになってしまいました。で、恐らくほとんどの方がターボ+PHEVということで、サウンド面では期待していないのではないか、と想像します(実際にはV6ターボとは思えないほど音はイイです!)。あとはリセール。電池+モーター搭載のモデルというのはリセールが厳しい傾向にあります。フェラーリもこの先どうなるか読めないという点を不安視する声もちらほら・・です。

いかがでしょうか?以上の3つの点が、296の足枷になっているのではないか、と(飽くまで個人的な想像ですが)思います。では何故そんな296に惹かれるかというと・・カッコイイから!これに尽きます。ピニンファリーナが撤退して以降のフェラーリのデザインは正直ピンと来ませんでしたが、このブラックのGTSのカッコよさと言ったらどうでしょう!細かい事は吹き飛ぶほどカッコイイではありませんか!あと、近年のフェラーリにしてはボディがコンパクトに引き締まっているのも魅力です。ただ、PHEVの信頼性も含め、まだ今は過渡期という気がします。貯金に勤しみつつ、市場動向や今後の展開を注視したいと思います。個人的にはPHEVユニットを廃した、100kg軽くて1000万円安い「廉価版」が出れば間違いなく「買い」なんですけどね(笑)。
Posted at 2022/09/20 14:28:25 | コメント(6) | フェラーリ | クルマ
2022年09月16日 イイね!

スポーツカー(ポルシェ)は若いうちに乗れ!

スポーツカー(ポルシェ)は若いうちに乗れ!久々にゴルフを始めて、体力の低下を自覚する日々です。コロナ禍の少し前から色々忙しくなってしまい、すっかりゴルフから遠のいていました。かつては恥ずかしくない程度のスコアで回れるようになり、クラブも中上級者向けのスチールシャフトアイアンなんぞを使ってましたが、先日久々に練習に行ったらクラブの重たい事、重たい事w。100球も打たないうちに音を上げてしまいました。

で、結局クラブを全部Rフレックスのカーボンシャフトに買い替え、体力作りから仕切り直し、といった状況で、来月のゴルフコンペまでに間に合うか冷や冷やしております。私ももう不惑の歳を過ぎて久しいワケですが、とにかく最近著しく体力の衰えを感じるようになりました。夏場、猫の額ほどの庭がボーボーになってしまったため、草むしりをしたら腱鞘炎になるわ、腰は痛くなるわ。久々にゴルフすれば全身の筋肉痛に加え手にマメが出来まくりました。健康増進のために、と思って夏前にクロスバイクを買ったのですが、縁石にタイヤを取られ大転倒、両膝を擦りむき、また歳のせいか完治するのに2カ月近くかかりました。もう生活のあらゆる場面で感じる過労、疲労。先の人生が不安になるレベルです。

で、何が言いたいかと言うと、表題の通りスポーツカー、とりわけポルシェは若いうちに乗っておいた方が良いよ!という事です。私は幸せな事に、30代前半をポルシェと一緒に過ごすことが出来ました。ツーリングもたくさんしましたし、サーキットにもたくさん行きました。しかし、今同じようなカーライフを楽しめるかと問われれば、恐らく難しいと思います。まず反射神経、筋力が落ちています。サーキット遊びはモーター「スポーツ」ですし、「スポーツ」カーは操作系が重たいので、何をするにも体力が要ります。サーキットまでの往復の運転も、渋滞にハマれば重たいクラッチで左足が攣りそうになるのを耐えながら運転する必要があります。愉しい以上に苦痛であることが予想されます。

ストリートで走る分にはそこまで体力は要りませんが、クルマからの振動が腰に来ます。ペダルもハンドルも重たいです。今はまだそれでもやせ我慢して乗っていられますが、5年後、10年後に愉しめている自信が私にはありません。昔、人生の先輩方が旦那仕様のスポーツカーもどき(失礼!)に乗っておられるのを見るにつけ、「お金があってクルマ好きならスポーツカーに乗ったら良いのに!」と思ったものですが、今となってはオジサマ方のお気持ちが痛いほどよく分かります。というか、私がオジサマそのものですw。で、やはりスポーツカーという乗り物は身体が自由に動くうちに、若いうちに乗っておくべき、と強く思います。ただ、難しいのが・・若い時は体力はあっても、残念ながら普通の人はそこまでの経済力は持てないんですよね。

ある程度歳を取って、貯金も出来て、子供も手を離れて、やっと意中のクルマを手に入れられるようになった頃にはもう乗るだけの体力も気力も残っていない、というジレンマですね。なのでアラフィフを超えてもサーキット遊びを楽しんでいらっしゃる諸先輩方は本当にスゴイと思いますし、純粋にリスペクトします。少し前に、人生アガリのクルマはマクラーレン!などとのたまっておりましたが、すっかり自信を無くしてしまいました・・。内燃機関がその長い歴史の終末期を迎えるという中で、安楽で、速くて、ちょっぴりセクシーなフェラーリ・ローマ辺りがもしかしたら人生最後の趣味車の落としどころとしては妥当なところなのかもしれません。
Posted at 2022/09/16 14:22:15 | コメント(6) | 四方山話 | クルマ

プロフィール

「みん友さんのlidocaineさんにお付き合いいただき、見に行って来ました!大変綺麗な個体でしたが、結果は…成約に至らず😅。lidocaineさんお付き合いいただきありがとうございました✨」
何シテル?   06/09 13:05
趣味車→ 992カレラT(2023年式 左MT) ファミリーカー→ G63AMG(2022年式 W463A) アシ車→ アバルト695 esse esse(...
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