忙しさにかまけて
ブログをサボってましたw。久々のブログアップとなりますがご容赦くださいませ。さて、本日のお題は皆大好きな
マニュアルトランスミッション!私が所有してきた30台近いクルマの中から上位3傑をランキング形式でアップしたいと思います!番外編として、所有したことはないけど、試乗でフィーリングの良かったあのクルマもランクイン!それでは早速、ランキングスタート♪♪
第3位 ロードスター(NC)
ハイ、言わずと知れた
三代目ロードスターですね。私が所有していたのは3rdジェネレーションLTDという初期ロットモデルだったのですが、私にとっては久々のMT車でありながらとても
運転しやすかったと記憶しています。ストロークは適度でゲートにもスコン、スコンと入るナイスフィーリング。節度感もあって、
気持ちの良いシフトフィーリングでした。マツダは伝統的にトランスミッションはたしか自社で製造していたハズですが、なかなかの開発力ですよね。感服します。Zoom Zoom!とか言い出してからちょっと方向性がおかしくなっているような気もしますが、やはりクルマ好きの気持ちが分かる
稀有な国産車メーカーだと思います♪
第2位 Audi RS4(B7)
そうです。今現在所有しているRS4の
ゲトラグ製6MTです。この時代は、Audiに限らずポルシェも、BMWも、スポーツ系ブランドは軒並みゲトラグ製の6MTを積んでいたように思います。
節度感のあるシフトフィール、曖昧さが無いにも関わらず
スコンとギアに入る感じが非常に小気味良いです。そしてとにかく
剛性感が物凄いですね。遊びがない。ゲトラグ製トランスミッションといえば、高性能スポーツカーにはもはや欠かせない存在ですね。ブレーキのブレンボ、ダンパーのビルシュタイン、ホイールのBBS、シートのレカロ、ステアリングのMOMO、そして
トランスミッションのゲトラグですね。間違いない!
昔から高性能スポーツカーにゲトラグ製トランスミッションは採用されてきましたが、その秘密はゲトラグ社こだわりの製造方法にあります。MTの命はギア(歯車)であり、その造り方に手間とコストをかけているんですね。具体的には、型に鉄を流し込む鋳造が一般的な製造方法ですが、ゲトラグ社では敢えて手間暇かかる
鍛造製法を採用しています。高コストな一方、鋳造よりも軽量で強くできることが特徴です。また、他社製MTの潤滑には粘度の高い硬めのオイルが使われることが一般的ですが、ゲトラグ製MTは粘度の低い
サラサラなATFを使うことも特徴で、これまた
心地良いシフトフィーリングに繋がっているものと思われます。
第1位 997カレラ/カレラS
ハイ、堂々の一位は997のカレラ系に搭載されていた
アイシン精機の6速トランスミッションですね。古今東西、触れたトランスミッションの中でもっとも極上の
吸い込まれるようなフィーリングで思い出しただけでもまた触れたくなるほどですw。これは良かったですね~。最高。サーキットレベルになるとややストロークが冗長に感じるんですが、ストリート~峠レベルではこれ以上にフィーリングの良いトランスミッションを私は知りません。経験したことが無い方はとにかく一度触れていただきたいと思うほどです。
アイシン精機はあのトヨタ自動車の完全子会社ですが、ポルシェに採用されるに当たっては
相当な苦労と逸話があったことと思います。たしか、以前どこかでアイシン精機の997トランスミッション開発秘話みたいなドキュメンタリー映像を見た事があるような気がするのですが・・どこで見たか忘れちゃいましたw。ご存知の方がいらっしゃったらぜひ下記コメント欄で共有していただければ、と思います。スポーツカー=ゲトラグという印象が強いですが、GT3系やボクスター・ケイマンのゲトラグやよりも、こちらの方が遥かにフィーリングが良い事にただただビックリでした。
番外編 S2000
こちらは試乗しただけで所有したことはないのですが、めちゃくちゃショートストロークで
手首の返しだけでスコンスコン入る
秀逸なトランスミッションだったと鮮烈に記憶しています。たしかワイヤー式ではなくロッド式だったような。それもあって、とにかく小気味良く決まるんですよね~。なんだかこのトランスミッションに慣れてしまったら他のMTはすべて不満に思えるのではないか?というレベルの完成度だったように思います(ほめ過ぎ?)。それにしても国産車のMTがこれだけ高いレベルにも関わらず、どんどんMT車そのものが絶滅しつつあるのは悲しいですね。
以上、飽くまで
私的なランキングでした!皆さんからのご意見もお待ちしております。ちなみに我らが黒蛙号は・・下から数えた方が早そうですw。
Posted at 2021/11/19 15:21:06 | |
四方山話 | クルマ