さて、ウォームアップラップにライダーを送り出しピットに機材を引き上げたら電話が鳴り、タッチの差で取り損ねた。
折り返すと筑波の代表番号だったのでこりゃ医務室からだなとスタートを見届けずに走る。(ライダーも無難に走ると言ってたしこっちもこれ以上はキャパオーバーなんで完走重視でと伝えてある)
で、今まで読んでた人もそう思ってたでしょう熱中症。この日は暑いといっても雲がそこそこあった上に水分はきちんと採っていたので俺は何ともなく駆けずりまわっていて普段インドア仕事だとやっぱりきついのかな?と思っていたのだけど
「心不全系の疑いがあり病院に連れて行かなくてはならないし、受け入れの依頼もしてある。車を出せるか?あと保険証はあるか?」
今走ってるライダーが鍵持ってます~
レース終盤ではないので30分弱かかってそこから鍵受け取ってと時間を考えたら救急車を呼んだ方が早い(レースがあるときは待機してる部分もあるのかも)と判断し救急車に来てもらう。付き添いが必要なのでついてく。
ちょうどレースが終わるか終わらないかのタイミングで病院に出発。
本人に意識があって良かった。スマホを開いてご家族に連絡を取ってもらう。さすが救急隊は慣れてる。必要な情報を冷静に過不足なく。
筑波で何かあった時によくお世話になるという八千代病院でなく境町の西南救急医療センターに担ぎ込まれる。そこがまぁ俺の携帯電波入らなくてヤキモキしながら2時間半以上過ごす。
いやぁ、ぶっ倒れてすぐに医務室があるサーキットでしかも的確な診察を行ってくれて良かった。とりあえず帰りに事故らないように寝ておこうと目を閉じて休んでいた。スマホ見れなくて良かったw
途中頃合いを見てSH氏に公衆電話から連絡してLINEで伝えていたことに補足とゆっくり向かって下さいという話をしたのだけどパニック耐性は比較的高いと自負してた我々でもコレなんで、日常生活でいきなりぶっ倒れられたら慌てるだろうなと思った。
100円でかけてピーって鳴ったとき10円がまだまだあるのにまた100円入れちゃったわw
で、病院に着いたのは16時過ぎで診察室前で待っていたのが途中でICU前に案内されて19時過ぎ。片付けを終えてSH氏が到着した直後に先生に呼ばれて二人で説明を聞く。
心筋梗塞・いっぺん心臓止まったけど電気ショックで復活・手術は成功したので一週間から10日合併症の様子を見て大丈夫なら退院。とのこと。
本人が胸の痛みを訴えなかったので(息苦しさのみ)血栓症かなんかで溶かす薬を点滴しながら様子を見ているのかと思っていたら、心臓の血管にワイヤーやバルーンを数か所入れて拡張させるというすげぇ手術をやっていた。
先生お疲れ様です。ありがとう。
家族も向かっているし、今は面会できないし(コロナのせいもあり)俺ら居ても何もできないので看護師さんに荷物を託して筑波サーキットに戻って預かっていた薬を返して(ニトロ系、「救急隊が(法的に?)できないかもしれないので息苦しくなったら、もしくは30分に一回で舌下に2プッシュスプレーしてください。あと結構やばい薬なので終わったら戻しに来てください。」と言われていた。)いつものゆで太郎で軽く晩飯を食って帰った。
何かナビ任せにしたら曲がり損ねてC1を2周回ってしまった・・・
Posted at 2022/08/27 17:24:26 | |
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にりんしゃ | 日記