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「このまま決勝を走っても絶対タイム削れないなー」と春先に使っていたマップを入れてみる。気温が低いもんで。

そしてサイティングラップで気付く。ブリッパーはおろかシフターまで死んでる！（発進時以外クラッチ操作無しでシフトチェンジできるというこのバイクの電制の中で俺にとって一番大切なやつ）

グリッドに着いたときにすぐPCと変換ケーブルを持って来てもらうように言いつつ、メーター操作でシフター有効に変更。表示上は切り替わったのとPCの起動時間が間に合わずそのままウォームアップラップ出走でフルマニュアルシフトを確認して覚悟を決める。スタートモードレブどころじゃねぇやこれ。

ポジションキープなスタートから2周目だったかな？左のヘアピンで前の車両がインを差し、抜かれた側のバイクがビックリしてラインを外したので便乗してパス。
あとは振り返らず（首が物理的に振り返れません）逃げを打つ。

まぁしかし普段慣れてる便利装置をもがれるとリズムも狂い、特にホームストレートで坂を上りきるところでシフトミスすると５速に入れられずに１コーナーへというのを何度もやってしまい進入で差し返されてその後は引き離されましたｗ
やっぱりエビスを走る人は優しい。きれいに安全に抜けるまで待ってくれる。

で、翼をもがれてもだいたい６秒中盤だったのはＧＰＳで確認したんだけど、リザルトがまだＨＰに更新されないんだよな～。俺ドベっすか？
ついでに入れたマップを確認してみるとシフター有効になっててコレどーなってんの？状態。

エビス東コースの食堂・トイレの下には建築途中のフロアが広がっていた・・・

ここは何になる計画だったんだろう？

始発で福島から二本松まで折り返して来てくれたHケンをピックアップ。
この時点ではツーリングなら乗れるけどレースは無理だな状態。

パドック入りして「準備はやるから首を温めておきな。」←首ぎっくり経験者。とのことでご厚意に甘えて朝飯を食いロキソニンと弛緩剤をもう一回。ライダースブリーフィングの頃には何とか乗れそうになってきた。
右は30度も振り返れないけどレースでは後方確認するのは左の２ヘアとホームストレートで１コーナーをアウトから入るために左に寄せる時なんで基本左。

朝一のフリー走行を走ってみると、まぁどうにも邪魔になるようではないな。体力温存のため走行は短く切り上げたが、１回ピット出口でスタートモードレブの確認をしてみると・・・アレ？フロント跳ねる（浮くというには急だった）ぐらいの出し方するとちゃんと解除されるのか、インベタコースインから３速でＳ字に入るときに気付くと解除されていた。（と思う）

予選で６秒台中盤（フリーの時はいつも以上に退化して９秒後半）。まぁいつもの俺だ。体調悪くてもさほどタイムが変わらないｗ

なんだかんだで朝2時から起きっぱなしだった(通常、隙間時間で仮眠する)ので宿に着いて風呂に入って飯食ったらグー💤。

そして夜中0時にはっと目覚めると首が痛い。一週間前にかなり痛んだが徐々に良くなって来てたので整体に行こうか迷っているうちにレースを迎え、ちょっと痛いけど走りには影響しなさそうだなと思ってたところ。

どんな感じって右のうなじなんだけど、仰向けからのダイレクト起き上がり不可。一度右に身体を向けてから起き上がるんだけどその際は手で頭を支えないと無理。
あるレベル以上で回したり前後に動かそうとするとピッキーン！

ロキソニン飲んで寝直したけど、一時間毎に目が覚めたから寝返りしようとして痛みで起きてたんだろなぁ。

このままだったらレースキャンセルしないと回りに迷惑がかかるレベルなので、夜行バスでこっちに向かってるHケンには申し訳ないが帰りのトランポの運転のために来てもらったようになっちゃうかもと思っていた。

究極の自己責任ですので、やるなら誰にも文句言わない覚悟の上試してね。

エビスサーキットを走ってビックリしたことの一つにタイヤを逆履きする人がかなり多いというのがある。最強は新品逆履きｗ

日本のサーキットは右回りが多いのでどうしてもタイヤの右側が痛む。俺レベルだとフロントはそこまでハードに使えないのでリヤの右が減る。
で、逆に組んじゃうと比較的残ってる側を右回りのイン側で使えるわけ。
すでにやってる人が居るとはいえ、２００キロ出る600で試すのは勇気が要ったがタイヤ代がシャレにならんので挑戦。

この前のレースで右側は完全に終わったと思っていたリヤタイヤだったけど、なんだフツーに走れるじゃん状態でビックリ。フリー一本目で馴らしに使ったら次のタイヤに替えようぐらいに思ってたがフリー３本走れてしまった。

ただ、路面が荒れ気味（タイヤザクザク）のエビスならではの部分もあるのでご注意。