2017年06月13日
燃料漏れ修理とオイル漏れ修理の前準備
はーい!
火曜日登場の修理屋かんなちゃんでーす!
金曜日に良く出てくるおばさんの真似してみたけれど、自分の名前をちゃん付で書くのって、微妙よね(^^;
恥ずかしくないんでしょうか…。
最近の自動車盗難情報になんでもありな感じを受けている私、「立石かんな」でございます。
速報っぽいものを見ていたりするんですが、どうやら先日の外人3人と同じ人なのかプリウスで相変わらずうろついているようですね。
情報を見ていると、とりあえず売れそうな車なら何でも良い!って感じでぽこぽこ車が盗まれているよです。
正直、本当に怖いので自爆付の自作セキュリティーを導入しようと部品を集めています。
オーナーしかわからない回路ね。
そんな中、先日のガソリン漏れの修理の続きです。
応急処置をしてあったのですが、肝心のメインホースが製廃。
片っ端からホースを注文して使えそうなものを探す作戦に変更(もちろん闇雲にではなく法則性など色々と考えて。)して、なんとか運良く長めのホース(旧東海ゴムのね。)を入手できました。
お金の無駄遣いではあるのですが、使えるか使えないか、何が異なるのかなどの情報を買うつもりでの投資と、なんとしても直さないといけないのと、なるべく純正でということにこだわってみました。
結果的に、長いホース要らなかったんですけれどねw
頼んで手に入るホースで事足りる理由がわかった気がします。
リアをジャッキアップで…と思ったのですが、肋骨にひび?の関係と少々不安がよぎったので、整備士さんにお願いしてリフトで交換してもらいました。
正解でしたw
多分、ジャッキアップとかだと遮熱板とかホースまでの距離とかでかなり無理があったように思います。
最悪ジャッキアップでも…なんでしょうけれども。
なんとかリア側はホース交換できましたが、タンクのキャニスターからのラインはタンクを降ろさないと出来ないので、今回は割愛です。
フロント側も合わせて交換するつもりでいましたが、燃料フィルターを買うのを忘れたので、延期しました。
で。
その際のリフトアップで気が付いたのが、異様なオイルの滴り。
もともとオイルが滴ってはいたのですが、やはりメタポンが悪そうです。
とりあえずは応急で2ストオイル添加していますが、嫌なことに負圧が戻りましたw
あちゃーという感じですが、ずーっと圧縮低下に悩んでいましたが、ガソリン過多とメタポンのオイル漏れが前からあったのでしょう。
メタポンのホースも交換しておけばよかったのですが、とりあえずは出るかどうかわからないメタポンを新品注文しました。
よくよく考えてみれば、ずいぶんと走っちゃったなという感じがしますorz
オイルパンから抜いたオイルに鉄粉ぽいものが出ていたのですが、まさしくそれはメタポンのオイル漏れによるものだったのでしょうねー。
ここのところはほぼ負圧での走行ですから、完全に供給が途絶えたわけではないとは思いますが、シールをシャリシャリと削っていたのかもしれません(^^;
新品来るのかな?
後期は7万円近くしますが、前期ならお買い得の2万円ちょっと。
ステッピングモーターなどの電気部品がなく、ただスロットル連動のリンケージがあるだけなので、そんなに難しい構造ではありません。
そこで、オーバーホールを模索することにしました。
非分解なんでしょうが、そこは修理屋かんなちゃんですw
(やっぱりちゃん付けはありえないなw)
いや、興味本位とある程度予想を付けてあるので、予備のメタポンを分解です。
一見すると、専用設計かな?と思うところと、これは汎用で置き換え可能かな?なところがあり、
オーバーホールとはいえ、完全分解はリスクが高いのでシール関係の交換とすることにしました。
ここからは頭の使いよう。
内部のシールが一般的には入手不可な形をしており、流石考えられた作りです。
普通にやると、しばらくは良いけれど、おそらくまたオイル漏れする構造でした。
特注も含めて、メーカーカタログや設計の勘所を漁ってみましたが、なかなか一筋縄ではいかないようです。
さらに、情報と構造を駆使してある一つのシールを発見。
まったくメーカーは関係のないところですが、似て非なるではなく、一見関係のないようにみえて、実は似ているものでした。
問題は寸法だけ。
とりあえず使えないリスクはありますが、寸法サイズ等は情報がないので手配してみました。
たぶん行けるんじゃないかなーなんて思っています(^^)
シール関係だけ何とかすれば、特に異常な摩耗などの構造的消耗はなさそうなので、新品が出なくても何とかなりそうです。
流石に、後期じゃステッピングモーターなどの件があるので無理ですが(^^;
もう一方のシールも、メーカーカタログなどから色々と情報を探り出して入手した汎用品で寸法的にも材質的にもぴったりで、やっぱり合うと嬉しいものです。
前期のメタポンは構造上、年月が経つとシールの劣化は免れないため、気が付かないうちにハウジングへのオイル供給が細っていたなんてことも十分あり得ることが今回良く分かりました。
内部のシールもやはり劣化していましたからねー。
エンジンの寿命に関わることなので、具体的にどうしたかは書きません。
自己責任でとかって書いても、結局壊れれば文句言われるだろうしねw
それに、最近は何でもかんでも鵜呑みにし過ぎと、安易に情報がただで手に入ると思っている人が多いので。
そんなことじゃ、ショップとかって言うところに騙されちゃいますよw
言われたまんまでそうなんだーって、傍から見たら「?」とか、「いや、そういう問題じゃねーだろ!」とか、「えっ!?それ、気にするところ間違ってない?」って思うようなことが、情報が入手しやすいネットには色々と書かれていますので、頭のトレーニングをした方が良いかと思います。
考えた上で聞かれるのであればお答えしますが、メタポンに限らずまずはジャンクでもなんでも入手してみて分解して良く構造を理解することと、只で手に入るものは無いということを理解した方が良いと思いますねー、ここのところ。
一見無駄のように見えて、実はリスクを取るお金って無駄じゃないんですよね。
お金で買えない価値っていうわけではありませんが、掛けただけの価値はあると思います。
それは、使える情報であっても、使えない情報であっても、その結果を得たということが一番の価値なのですからね。
もっとも…、メタポンなんかオーバーホールする人なんていないでしょうけれどw
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セブン君 | 日記
Posted at
2017/06/13 22:09:50
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