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2025年08月05日 イイね!

まさかの 「くも膜下出血・・・」

まさかの 「くも膜下出血・・・」6月下旬、まさかの 「クモ膜下出血」を起こし、緊急入院してしまいました・・・。








【クモ膜下出血 とは】
くも膜下出血とは、脳の血管が破裂し、くも膜下腔に出血が起こる病気。症状としては、突然の激しい頭痛や意識障害があり、早急な診断と治療が必要です。




【突然の頭痛】
6月後半のとある土曜日の朝、早朝ゴルフの練習を終えて自宅に帰ると、突然、激しい頭痛にみまわれ、脂汗が噴き出してきました。

「金属バットで殴られたような痛み」と感じる方もいるようですが、私の場合は、「PPバンド」で頭を縛られた様な痛み でした。

「これはタダ事ではないな!」


と思いましたが、たまたま この時は妻も子供も出掛けていて、自宅には私以外に誰も居ません。

『何とか救急車を呼ぶしかないか』


とも思いましたが、



「救急車を呼ぶと近所で騒ぎになる・・・」

と、変に冷静な自分が居て、救急車を呼ぶのを躊躇していまいました。

とりあえず、30分程横になっていると、痛みも弱くなり、意識がはっきりしてきたので、自宅から50mほどの場所にある、掛かり付けの「内科医院」に電話し、


「今すぐは伺えないが、症状が落ち着いたら歩いていくから診て欲しい」


とTELを入れました。

症状が落ち着いてから、近所の塀に手を付きながら、ヨチヨチ歩きで何とか「内科医院」を訪問しました。

処置室に運ばれ、点滴をして頂き、痛み止めも処置して貰うが、痛みが止まりません。

診察終了時間の12時が近いこともあり、顔見知りの看護師にお願いして、院長を呼んで頂き、

「申し訳ないですが、救急車を呼んで頂き、大きな病院へ転送して頂けませんか?」

とお願いしました。

「確かに痛みが引かないのは ちょっと心配だね・・・」

と言われ、院長自ら救急車の手配をして頂けました。

救急車に乗るのは初めてで、「これが救急車か・・・」と興味津々でしたが、意外と車が揺れるので大変でした。

しかし、救急車が通れば、他の車が止まってくれるし、道を譲ってくれるし、この様な社会に生まれて良かったなあ~ と思いました。



大きな病院に付いた以降は、あまり記憶がないのですが、気づいたら、病室で、妻や子供達も居て、びっくり!

「くも膜下出血だって。今から手術らしいよ。手術も5時間は掛かるらしいから頑張ってね!」

と妻に言われ、

「やっぱ、そうか・・・。

と納得してしまいました。

私自身は、手術が終わって退院すれば、今まで通り家族と普通に暮らせると思っていたが、よく考えると、

「もし手術が上手くいかなければ、妻や子供たちの顔を見るのはこれが最後になるのか?」

と思うと急に不安になってしまいました。

「必ず無事に生還し、夏の旅行は絶対に行くぞ!」

と家族の前で偉そうなことを言って、無理やり自分を鼓舞させました。





結局、手術は無事に成功し、手足も普通に動くし、話も出来るし、3週間入院し、リハビリも順調に進み、7月中旬に無事に退院することが出来ました。









結果的に、後から小さな後遺症が発見されましたが、外来通院で処置をして貰いながら、ほぼ、後遺症も回復し、普通に暮らせるようになりました。

仕事は1ケ月休みましたが、仕方ないですね。


【医者からの言葉】
退院する日、担当医が直々に私に話をしてくれました。



「我々がびっくりする位、順調に回復してくれて、本当に驚いています。特に大きな後遺症もなさそうだし、これだけ順調なのは本当に珍しいです。この病気は、ある程度 元の生活が出来る様になるのは1/3で、残りの2/3の人は亡くなってしまったり寝たきり・・・になってしまうから、それを考えると、本当に頑張ったと思うし、”運” も良かったですよ!」

と。

私は、これまで、受験や就職など、周囲の人から見ても ”運” に恵まれて、生きてきましたが、この場でも ”運” に恵まれたのか・・・。


【著しい体力の低下】
入院は3週間でしたが、3週間は ほとんど ベットで寝たままで、リハビリ以外は全く運動もしないと、下半身の体力低下がこんなに凄いものか・・・と驚いています。

退院はしたものの、自宅で横になったり起きたり、トイレ行ったり、と日常生活では当たり前の動作でも、体力が落ちた退院後には、凄く大変で、凄く疲れます。

一日自宅に居ると下半身が筋肉痛になることに気づいて、びっくりしました。

外を出歩くのも、5分程度ならなんとかなりますが、10分以上だと足が動かなくなってしまい、車椅子が必要になってきてしまうんです・・・。


【2分割の人生】
私の父は頭の病気で早く亡くしましたが、父の父(祖父)も同様でした。それを踏まえて、父の亡くなった年齢を越した際に、「何とか父よりも長生きできたな」 と思っていましたが、このような病気をすると、

今回は何とか生き延びることが出来ましたが、 これまでの人生と、これからの人生は別々  と考えた方が良いのかな。

これからの人生は 「オマケ」 みたいなものだな。

「いつまで生きられるか判らないけど、定年まで僅かだし、これからの残りの短い人生は、後悔することが無い様に、やりたいことをやって(沢山旅行して)充実した人生を家族と一緒に暮らしていこう!」

と思う様になりました。



ちょっと重い内容でしたが、最後まで目を通して頂き、誠に有難うございました。
Posted at 2025/08/05 14:03:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2025年05月29日 イイね!

マイル修行

マイル修行4月初旬 ~ 6月頭まで、「マイル修行」を行っています。










【初めに】

仕事や旅行等で、ある程度頻繁に飛行機に乗る方なら 「マイル修行」 という言葉をご存知かと思いますが、ご存じない方のために簡単に説明すると、

「航空会社のマイレージサービスで  "上級会員特典"  を獲得するために、有償航空券で何度も飛行機に乗ること」 

を差します。

私は詳しい訳ではありませんが、 ”上級会員特典” を取得すると、

①上級のラウンジを使用できる
②座席のグレードアップ
③優先チェックインが出来る(預入荷物の手続きが早く出来る)
④優先搭乗が出来る(早く機内に入れる)
⑤預けた荷物が早く引き取ることが出来る

などの特典があります。





【ANAでの修行】

妻は、数年前に「JAL」でマイル修行をし、JALの ステイタスを取得しておりますが、何度か飛行機を利用して旅行をするに辺り、 「JAL」 だけではなく 「ANA」 でも同様の上級ステイタスを取得していれば、より便利だし、フライト便の選択肢が増えるので、妻と相談しながら、今回は私が 「ANA」 で修業を行うことにしました。「PPポイント」を50000ポイント貯める必要が有ります。

※JALは昨年頃、この 「マイル修行」 のハードルがかなり高くなった様ですが、 「ANA」 はまだ従来のハードルのままの様です。

先日、JALグループの「ONEWORLD」以外の航空会社で海外へ向かう際、優先チェックインが出来ないので、荷物を預けるのに1時間以上も並んだことがあり、

「JALグループ以外でも、もっとスムーズに手続きを進めたい!」 

という思いが、ANAのマイル修行の背中を押してくれました。
(JALグループとANAグループの上級会員特典を取得しても、それ以外の航空会社ではそれが生かせませんが、この2つの資格を取れば、だいたいの航空会社で上級会員特典の恩恵が受けられるようです)






【修行の回数】

4/5~6/1までの週末やGWを利用して、合計で12往復のフライトを行います。

単に、必要なポイントを獲得するために、何度もフライトを重ねて、必要なポイントを取得しました。




上記の通り、全て 「日帰り」 で、北海道の新千歳や沖縄の那覇空港を往復してきました。




【お値打ちな日程を選ぶ】

新千歳も沖縄も、時期によって料金が異なりますが、わざわざ高い時期に行かなくても良いので、極力料金が高くない日程を選んで、妻が予約をしてくれました。




【選んだシート】

上記のフライトは、出来るだけポイントを少ないフライト回数で貯めるために、ほとんどは、 「エコノミー席」 ではなく 「プレミアムエコノミー席」 を予約して、必要なポイントを貯めました。

このポイントは、ある程度、旅券の金額に比例する様なので、 「プレミアムエコノミー席」 の方が少ない回数でポイントをためることが出来ます。
(通常の「エコノミー席」だと、旅券代は安くなりますが、その分フライト回数がもっと必要になります)


「エコノミー」と「プレミアムエコノミー」の料金を比較すると、「プレミアムエコノミー」 は、 「エコノミー」 の2倍強しますが、「PPポイントも約2倍」となるので、効率を考えると、「プレミアムエコノミー」 を利用する方が良い様です。

とはいっても、「プレミアムエコノミー」は、使用する機器材が 「B737-800」 の機材だと 「8席」 しかないので、全ての日程で 「プレミアムエコノミー」 が予約出来たわけではないので、取れなかった日は 「エコノミー席」 を予約しております。




【プレミアムエコノミー席】

ANAには 「プレミアムエコノミー」 という席があり、こちらは、ちょっと贅沢な気分が味わえるのですが、まず座席に着くと、

CAさんが、

「本日はご搭乗有難うございます。お客様を担当する〇〇と申します。宜しくお願いします。」

と挨拶までしてくれて、非常に恐縮してしまいます。

一番最初の「新千歳」に向かう便では、

「新千歳にはご旅行ですか?」

とまで聞かれ、(本当は「マイル修行」なのですが、

「ちょっと新千歳の観光がしたくて・・・」

と嘘を言ってしまいました。(^_-)

この席だと、シートベルト着用サインが消えると直ぐに、まずはドリンクを頂けます。

通常はソフトドリンクだけなのですが、ワイン・日本酒・ビールなどのお酒類も希望すれば頂けるのと、おつまみも頂けます。



更に、必ず食事も頂けるので、とても優雅な気分になれました。

頂いた飲み物を飲み終えると、

「お代わりは宜しいでしょうか?」 

とも聞いてくれるので、お酒がお強い方なら沢山呑めてしまうと思います。

お代わりを聞いてくれるのは、ソフトドリンクでも同様でした。



【お食事の提供】

「プレミアムエコノミー」 だと、食事も頂けます。

AMだとサンドイッチを、PMだとお弁当を頂けます。

お食事は機内で食べなくても 「お持ち帰り」 もさせて頂けるので、有難いです。




【滞在時間の過ごし方】

新千歳や沖縄では、滞在時間が2~5時間程度有りますが、せっかくなので、現地で美味しいものを頂いたり、観光をしながら楽しんでいます。

特に、沖縄では、私のライフスタイルである、「沖縄そば巡り」を行っています。

この 「沖縄そば巡り」 については、また後日UPさせて頂く予定です。






【マイル修行の費用】

ネットの情報では、「マイル修行には約60万円程度必要」 となっていますが、私の今回の場合だと、「70万円弱」の費用が掛かります。

決して安い金額ではありませんが、これから、引退してからも飛行機での旅を満喫しようとすると、「必要な投資」と考えました。

GW中の 5日連続の沖縄日帰り は、正直って結構疲れましたが、それなりに楽しめているので、有意義な「マイル修行」が出来ていると思います。


【補足】

一度取得した資格は、ずっと自動継続していく訳では無くて、

毎年一定数以上のポイントを貯め続ける

又は

年会費がお高めのカードを作り、毎年一定金額以上を利用し続ける必要がある様です。


【最後に】

上級会員資格を継続するには、またまだ色々な制約がある様ですが、妻から教えて貰っても私が理解しきれなかった部分が多いので、今回のブログの内容は、あくまで『概要書と捉えて下さい。

これから、まだ 沖縄への往復が残っているので、今週末の残り2回の 「マイル修行」 を存分に楽しみたいと思います。


Posted at 2025/05/29 21:11:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2025年04月28日 イイね!

信頼しているHさんが帰ってきた!

信頼しているHさんが帰ってきた!これまで、東海マツダで、個人的に非常に”信頼している”「Hさん」 については何度かブログにUPしてきましたが、



信頼しているサービス責任者の異動 (2022/3/22)
信頼している店長の異動 (2024/4/7)



一番直近だと2024年3月に 私が最終型のCX-8を購入した「C店舗」から「本部」へ異動されていたのですが、先日の2025年4月1日に 我が家から一番近い「A店舗」の店長として戻ってきてくれました!




【Hさんの異動履歴の概要】

このHさんは、私の自宅から一番近くにある「A店舗」で2015年にGJアテンザワゴンを購入した際に、担当して頂けたサービス責任者だったのですが、3年ほどすると、隣町の「B店舗」にサービス責任者として異動されていしまいました。

どうしてもその「Hさん」に車の整備をお願いしたくて、私が「B店舗」へ乗り換え、その店舗で「2019年モデルのCX-8を購入しました。

その後、その「Hさん」が隣町の「C店舗」の店長として異動されたのですが、この時も「Hさん」を追いかける様に、私が「C店舗」へ乗り換え、その店舗で最終モデルのCX-8を購入したのですが、

半年もしない内に、その「Hさん」は東海マツダの「本部」へ異動されてしまい、基本的にはもうお会いすることも無くなってしまったので、「C店舗」でそのままお世話になっていました。



【突然の連絡】

しかし、3月の下旬に妻のフレアワゴンの車検で「C店舗」を訪れると、「C店舗」の店長さんも赴任してまだ1年という短期間だったのですが、「4月から異動になりました」と連絡を受けました。

とうことは、「本部」に異動された あの「Hさん」は、もしかしてこの「C店舗」に戻るのかな?

それとも別の方がこの「C店舗」の店長として赴任されるのかな?

と思いつつ、「C店舗」の店長さんに、

私 : 「もし、前の店長のHさんが異動になるなら、どこへ異動されるか調べて貰えませんか?」

と依頼しておきましたが、3/末まで待っても連絡を貰うことが出来ず、「Hさん」は異動しないんだ・・・と諦めていました。

すると、3/31の夜に「Hさん」から突然メールが届き、

Hさん : 「夜分に失礼します。この度の異動で、(私の自宅から1番近い)A店舗の店長として赴任することになりました。C店舗の店長からは何度も連絡を貰っていたのですが、kotakunさんには私から直接お伝えしたくて、これまで連絡が出来ずにいました。失礼しました。」

と連絡を頂けました!!(^^)!

昨年の3月に「本部」へ異動された際に、まさかとは思いながらも

「A店舗に店長として戻って来られるのを待っています」

と伝えたのですが、まさか1年でその様な状況になったので、びっくりでした。

A店舗とは、最初にGJアテンザを購入した店舗で、自宅から5分ほどの☝️近い店舗なので、非常に便利だし、何かあっても直ぐに駆け込めるので非常に好都合です!



【久々のお対面】

早速、愛車CX-8の半年点検を「A店舗」で予約し、4/17の仕事帰りに「A店舗」に伺って、久々に「Hさん」にお会いしてきました。

昔からの「Hさん」のままで、(失礼ながら)親友に久しぶりに逢ったかのの様な気分になりました。

以前のサービス責任者ではなく、店長さんなので、以前の様に私の『変な弄り』の相談に載って頂くのは難しいかもしれませんが、困ったことがあったらすぐに相談できる人が側にいるというのは、心強いですよね! 

また2年ほどすると他店へ異動されてしまうかもしれませんが、それまでの間を有意義に「Hさん」と過ごしたいと思います。

Posted at 2025/04/28 21:06:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2025年03月07日 イイね!

CX-80 LパッケージAWD 4日間試乗

CX-80 LパッケージAWD 4日間試乗昨年末の 「Rotary-EV」 と先月の「CX-60PHEV」と同様に、今度は「CX-80Lパッケージ」を4日間お借りして試乗してきました。







【初めに】

ずっと気になっていた「Rotary-EV」のMX-30と、「PHEV」のCX-60に それぞれ4日間試乗させて貰ってきましたが、私が勝手に「PHEV」に大きな期待をし過ぎていたこともあり、ちょっとアテが外れた感じの印象だったのですが、現実的に、現愛車のCX-8から似た車種に乗り換えるとなると「CX-80」になると思い、改めてじっくり乗ってみたいと思ったので、いつものMyD店長に依頼し、試乗の予約をさせて頂きました。



お借りしたのは、2/17(月)の仕事帰りの遅めの夕方から2/20(木)の仕事帰りの遅めの夕方まででした。


【試乗車】

今回の車は、MyDに配備されている試乗車でした。グレードは、LパッケージのAWDで、ボディ色は「アーティザンレッドプレミアムメタリック」です。



今回のCX-80の試乗者は、発売してから最初に各店舗の配備された車だと思います。

CX-60でネガな面がどこまで改良されて、CX-80が発売されたかを期待し過ぎない程度に期待して、味わってみたいと思いました。


【試乗の感想】

あくまで私の感想なので、その点はご了承願います。

1)重厚なエンジン音

お借りした車は、3.3DのMHV無しの車だったのですが、エンジン音は重厚な音がして、個人的には好きな音でした。

どの様な音かというと、(あくまで私個人的な感想ですが)、ハワイやグアムなどのリゾートに行って、OPツアーに参加する際に、アメ車のマイクロバスに乗って移動することが多いかと思いますが、あの様な車は大排気量エンジン車で、低くて響くエンジン音がするものが多いと思いますが、音の大きさはそれほどでもありませんが、あの様な音です。

他の表現で言うと、中型ボートなどに乗ると、大きなエンジン音がするかと思いますが、あの様な音の感じです。


2)シートヒーターは適温

「CX-60PHEV」の試乗車では、シートヒーターの温度設定が高過ぎる・・・と感じましたが、CX-80では、現愛車のCX-8と同じ様な使い方でいけているので、温度設定が見直されたのかもしれません。


3) 減速時に自動的にシフトダウン

私の車は50km/h程度で走行していて、信号待ちになる際にアクセルから脚を外すと、特にシフトショックなどはなく、自然に減速していきますが、(60km/hや40km/h時は小さなショックはありますが)、CX-80は、トルコンレスのATだからか、アクセルから脚を離すと、徐々にシフトダウンしながら減速していきます。

(メカ音痴な私の意見なので、違っていたらごめんなさい)



減速するたびにエンジン音が変わって、タコメーターも上下するので、勝手にシフトダウンしているのは間違いないと思います。

とはいっても、変な違和感は無いので、「これは面白いなあ~」と思いました。


4) 低速時のシフトショックは小さい

CX-60PHEVでは、10→20km/h程度にスピードが上がる際は、車が前後に揺れるシフトショックを感じましたが、CX-80では、(若干は感じるものの)、気になるシフトショックは感じされませんでした。

この辺りは、改良されたのであろうと思います。




5) 足回りが思ったよりはしなやか

CX-60PHEVを試乗した際は、MyDを出て、たった100m走っただけで足回りの異様な硬さを感じましたが、CX-80はその様な違和感感じられませんでした。

現愛車のCX-8(最終モデル)と比べると多少は硬いかな?とは思いますが、気になる様な硬さではなかったので、こちらもかなり改善された様です。

ホイールベースがCX-60よりも長いのも好影響していると思いますが、MyDの店長が言うには、「CX-60とは真逆の思考で足回りを設定している」様です。



6) メーターが立っている

メーターパネルは、現愛車のCX-8でいうと、まず液晶等のメーターが有って、その前にちょっと距離を置いて透明な板が設置されていますが、(CX-60の試乗の際にも思ったのですが)、CX-60やCX-80のメーターは、透明な板がなくてメーターだけになっています。私がこれまで乗ってきた車は、メータは運転手の目線と真っすぐになる様にやや斜め上を向く様に傾斜が付けられていましたが、CX-60やCX-80は、運転手の目線とは真っすぐにならず、メーターは運転手の胸元の方を向いています。



よって、パッと見は、メーターがほぼ垂直というか、やや下を向いている印象で、乗り換えた瞬間は非常に違和感を感じました。

まあ、慣れれば問題ないのでしょうけどね。


7) 低速時の加速感は2.2Dの方が上?

3.3ℓのDなので、凄い加速をするのであろうと思われがちですが、CX-5やCX-8の2.2Dはツインターボですが、3.3Dはシングルターボの様で、その影響からかは判りませんが、50km/hまでの加速は2.2Dの方が軽快に加速するという印象でした。



ただ、それ以降の加速は流石に3.3Dなので、凄い加速をします。

勝手な推測ですが、MHVを装着するグレードも有りますが、MHVがあれば出足はモーターで発進するので、低速域の加速不足は感じないのかもしれませんね。

個人的には、歳のせいもあり、50km/h程度まではゆっくり走りたいので、ちょど良いというか、不満は感じませんでした。

あくまで私の感想ですが、50km/h程度までの加速は2.2Dの方が軽快だと思いました。(しつこいですが、あくまで、私の感想です)


8) CTSの制御が改善している

私のCX-8(最終モデル)は、CTSが装備された24年モデルになりますが、そのCTSと比べて、前後の車間の詰め方や加速の仕方が多少改善されているように感じました。

ただ、他メーカーのCTSに比べると、マツダはまだまだらしいですけどね。 (;^_^A



9) 運転中は実際より車が大きく感じる

私のCX-8と比べて車幅は50mm程度広くなっていると思いましたが、運転席で運転していると、その数値以上にもっと広く感じます。

ボンネットが長くてはっきり見えるので車が大きく感じることも関係するかもしれませんが、内装の作り関係で、ドア周りがとても分厚く感じるためか、車幅が数値以上に広く感じました。




10) やはりデカい

CX-60よりもボディが約250mm程度ボディーが長いので、大きく見えるのは当たり前ですが、「250mmの違いでこれだけ大きく長く見えるものかな?」 という位にデカく見えました。

CX-8と比べても、形状が角ばっていることもあり、余計に大きく見えるのでしょうね。


11) CX-60と比べて圧倒的に室内が広い

CX-60と比べてホイールベースもかなり長いので、当たり前ではあるのですが、後席は前後にスライドさせることも出来るし、リクライニングすることも可能なので、後席に乗る人にとっては、圧倒的にCX-80の方が快適であろう、と思いました。


12) パノラマルーフは良い

個人的には、一般的な「サンルーフ」は好きではないのですが、パノラマサンルーフは、開口面積が非常に大きくて、室内がとても明るくなるので、非常に良いと感じました。



ただ、実際にサンルーフが開くのは少しだけですけどね。



13) Lパッケージでも装備は充分

Lパッケージの試乗車だったのですが、基本的な装備はほぼ揃っていて、必要充分だと思いました。





ただ、個人的に気になったのは、

 ①ベンチレーションが無い
 ②ホイールアーチ部やボディ下部が素地

であることぐらいでした。

素地なのも、ボディーカラーが濃い目の色ならほとんど気にならないかもしれませんね。


14)ロアアームはゴムビラ一枚

「ひでポンちゃん」さんのYouTubeを見ている方はご存知だと思いますが、足回りの異音の原因と言われるロアアームの付け根部にグリスアップがされていますが、そのグリスを守るためにマツダはゴムベラ1枚を付けている様ですが、1000kmも走れば隙間からグリスは流れ落ちてしまい、異音や錆びが発生する様です。



私もロアアームを見てみましたが、はやりゴムベラだけで、中にグリスが残っている様には見えませんでした。

ここは非常に気になりました。


15) ハンドルの戻りが弱い

コーナー等を曲がった後、ハンドルの戻りが弱いので、手で戻さなければならないのがちょっと気になりました。


16) エンジン始動時のセルモーターの音が大きい

基本的には遮音はしっかりされていると感じましたが、エンジン始動時にセルモーター?が回る際、助手席の前?辺りから「まあまあの音」が聞こえてきます。

あまり気持ちの良い音ではないので、もう少し遮音を強くすれば良いのになあ、と思いました。



17) 間接照明が無い

ネットの事前情報では、アンビエントライトやダウンライトが装着されていると聞いていましたが、試乗車にはありません。

車を返却後に確認すると、Lパッケージよりも上のグレード(エクスクルーシブモード以上)だとそれらが装着されるとのこと。

グレードごとに装備を変えているのは意外でした。



【最後に】

今回は、期待し過ぎない様に期待して試乗させて貰いましたが、思っていた以上に好印象を受けました。

欲しいグレードの車はお値段がかなりお高いので、その点は躊躇しますが、約2年後以降の乗り換えのタイミングでは、第一候補になりそうなきがします。

まあ、乗り換えまでにはまだまだ時間はあるので、じっくり考えたいと思います。


最後まで目を通して頂き、有難うございました。




Posted at 2025/03/07 17:47:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2025年02月15日 イイね!

CX-60PHEV 4日間試乗

CX-60PHEV 4日間試乗昨年末の 「Rotary-EV 4日間試乗」 に引き続いて、今回は「CX-60PHEV」を4日間お借りして試乗してきました。






【初めに】

(前回と同じになりますが)、もともとPHEVに興味があり、いつかはPHEVに乗り換えたいな・・・と思っていたのですが、昨年末の 「Rotary-EV」 の試乗後に、MyDの店長さんに

「また機会が有ったら、CX-60 or CX-80のPHEVも試乗させて下さい」

とお願いしてあったのですが、CX-80は まだ東海マツダとして貸出しが解禁されていないとのことだったので、CX-60のPHEVを4日間お借りすることが出来ました。




お借りしたのは、1/20(月)の仕事帰りの遅めの夕方から1/23(木)の仕事帰りの遅めの夕方まででした。(古いネタで申し訳ありません)

ちょうど1/21と1/22は東海マツダが休日の日でしたので、その日を跨いで4日間お借りすることができました。



【試乗車の準備】

東海マツダのHPでは、CX-60の試乗車の登録がされておらず (年末年始の状況では) 、どこに店舗が試乗車が有るかが全く判りませんでした。

店長さんが言うには、

「 ”改良版のCX-60” が出てくるタイミングなので、一度HPからデータを消したのではないか?」

とのことでしたが、店長さんの自宅のそばの店舗にCX-60PHEVの試乗車が有った様なので、出社前にそちらの店舗に赴いて、そちらの車をお借りして来て頂けました。




【試乗】

今回のCX-60の試乗者は、発売してから1年ほど経過した頃に登録された車の様で、足回り等で(初期モデルで硬すぎる・・・との多数のクレームが入った後に)少し改良が入っている筈のモデルな様です。

MyDの店長さんが、あらかじめ店舗で満充電をして頂けたので、CX-60としてはフルに「EV」を楽しめる状況にして頂けました。

というのは、「Rotary-EV」なら「CHARGEモード」があるので、エンジン走行中でもエンジン動力を使ってバッテリー充電は出来るのですが、CX-60のPHEVは、「SPORT]・「NORMAL」・「EV」・「OFFROAD」のモードが有りますが、エンジンででバッテリーを充電する 「CHARGE」 モードが有りません。よって、自宅等で充電設備を使わないと充電が出来ないので、店長さんが気を遣って頂いて、満充電をして頂けました。

早速、MyDから自宅へ向けて出発します。

ネットでは、「足回りが硬すぎる」「ハンドルカクカク問題」「ミッションからの異音」など、ネガな評判が多いCX-60ではありますが、どんなものなのかな?と、期待と不安を膨らませていましたが、載って30秒もしないうちに、

足回りが硬すぎる・・・

と感じました。

舗装状況が良い道でも、マンホールや小さな段差を乗り越えると、車が

ドン!

と大きな衝撃が入ってきます。「これが例の足回りか・・・」と思いつつ帰宅し、翌朝から通勤等で使用し、じっくり試乗してみました。

4日間試乗した感想を以下にまとめてみました。

(あくまで、私的なで、CX-8との比較での感想なので、その点はお許し願います)




1)車内が騒がしい

PHEVなので、「バッテリーがある内はEV走行が出来る筈なのになぜ騒がしいのか?」と思われるかもしれませんが、電装系の音が2種同時に聞こえてくるんです。

一つは、インバーター?か何かの電装系の音だと思うのですが、「START」ボタンを押すと、「フィーン」とファン?か何かが回っているかの様な音が聞こえてきます。最初はエアコンの音?と思い、エアコンをOFFにしても音が止まりません。始動中はずっと音がなっていました。

二つ目は、走り出すとスピードに応じて「キュイーン」と音が大きくなってきます。もしかしたら、スピードに応じてエンジン音の様な疑似音を鳴らしているのかもしれませんが、これらの2つの音が鳴る為、オーディオの音を消すと尚更 響いてくるので、「車内が騒がしい」と感じました。

慣れの問題なのかもしれませんが、ある意味、エンジン車の方が静かだと私は思いました。



2)シートヒーターが熱い

現愛車のCX-8は、最初はMAXでスタートしますが、温まった後はMINにして走行していますが、CX-60だとMINにしてもお尻が熱すぎて堪りません。

ある程度温まるとOFFにして走行しました。

感覚的には、CX-8の中間の設定がCX-60だと最弱に相当するような気がしました。



3) ステアリングヒーターの温度が低い

この件は、MyDの店長さんも仰っていましたが、CX-8と比べてステアリングヒーターの温度が低く感じました。

決して冷たいという訳ではないのですが、CX-80よりも20%程度 温度が低い様な気がしました。


4) 低速時のシフトショックが大きい

これは、EV走行時もエンジン走行時もそうでしたが、走り始めて20km/h程度のスピードになるまでに、シフトショックなのか判りませんが、「ノッキング」というか、鶏が首を前後に振りながら歩いているかの様に、車が前後にぎくしゃくするんです。これは、トルコンレスのATだからなのでしょうか?



5) 足回りが硬い

ネットでも「足回りが硬すぎる」との評判の様ですが、確かに「硬い」と感じました。

MyDの店長さんが言うには、

ある意味似た様な車の"CX-5"と"CX-8"でも、"CX-8"方が足回りがしなやかである

とのことですが、私のCX-8と比べても ”かなり硬い” と感じました。

舗装状態が非常に良い路面であれば「しっかりしている」と感じますが、舗装路でマンホールの出っ張りや補修後の盛り上がりを乗り越えると、車が上に飛び跳ねる様な感じがします。

実際の例ですが、この様な盛り上がりが有る箇所を乗り越えると、トランクで

バタン

という音がするので、何かが転がっているのかな?と思い、確認すると、トランク下に充電用のケーブルが収納されていたのですが、それが飛び跳ねて「バタン」と鳴っていたことが判りました。

トランクの荷物が飛び跳ねるほどの突き上げがあるんだ・・・と驚きました。



ネットでは、純正のドライブレコーダーを装着していると、マンホールなどに乗り上げた際には「ドライブレコーダーが異常を感知しました」とメッセージが出るようです。


6) PHEV車だと、通常のガソリン給油口とは別に、EV充電口が反対側にも有りますが、そのカバーは、充電中は勝手に抜けない(抜かれない)様にロックが掛かっている様です。

リモコンキーでドアをアンロックをすると、この充電口もロックが解除されるのですが、その際に

バタン

と結構大きな音が聞こえます。



7) EV走行距離が短い

カタログ上では、満充電で75km走れる様ですが、冬場のエアコンやヒーター類などの電気を沢山使う時期は、どうしても普段よりも距離が短くなるのは知っていましたが、今回の私の試乗した感じだと、45km程度しか走れない感じでした。

私の走り方が電費に悪かったのかもしれませんね。


8) CTSの制御が改善している

私のCX-8は、CTSが装備された24年モデルになりますが、そのCTSと比べて、前後の車間の詰め方や加速の仕方が多少改善されているように感じました。

ただ、他メーカーのCTSに比べると、マツダはまだまだらしいですけどね。



9) 運転中は実際より車が大きく感じる

私のCX-8と比べて車幅は50mm程度広くなっていると思いましたが、運転席で運転していると、その数値以上にもっと広く感じます。

ボンネットが長くてはっきり見えるので車が大きく感じることも関係するかもしれませんが、内装の作り関係で、ドア周りがとても分厚く感じるためか、車幅が数値以上に広く感じました。


10) ボディサイズが数値以上に大きく見える

こちらも9)に似た印象ですが、外から車を見ると、実際のボディサイズ以上に大きく感じます。

おそらく、結構真四角系のボディなので、数値一杯にボディが存在するので、実際の数値以上の迫力があると感じました。



11) 「CHARGE」モードが欲しい

前回の「Rotary-EV」では「CHARGE」モードがあったので、バッテリーを温存しながら走行することが出来るのは便利だと思いましたが、このCX-60にはそれが無かったので、やはり「CHARGE」モードは有った方が良いと思いました。




【最後に】

ネガティブな面が多くなってしまいましたが、買ってからこういった部分を知るよりも、購入前に理解しておくことは必要だと思っているので、その意味では非常に良い機会だと思いました。

前回の「Rotary-EV」と今回の「CX-60」の試乗を終えて、正直、私が「PHEV」に対して思っていたのとはかなり違ったな・・・、とうのが本音です。

自宅の、太陽光発電・ガス発電・蓄電池・深夜電機割引を活用したいという思いからPHEVが候補に入りましたが、そのために高額なPHEVを買うのはどうなんだろう・・・?と思う様になってしまいました。

足回り等が大幅改良されるという2月頃にMCのCX-60がどこまで改良されているかを楽しみにしたいと思います。

まあ、乗り換えまでにはまだ2年程度はあるので、じっくり考えたいと思います。


最後まで目を通して頂き、有難うございました。


Posted at 2025/02/15 19:30:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記

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2023年10月に、CX-8からCX-8最終モデルに乗り替えました。 皆様と情報交換させて頂きながら、充実したカーライフを過ごせる様にしたいと思っています。
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