ほとんど使うことはないけど、自分としてのこだわりの一品(逸品)について、’21年の4月に
「こだわりの一品」 のブログにUPしましたが、今回はその続きになります。
<こだりの一品>
男性なら、「腕時計」や「工具」「かばん」など、こだわりを持って所有している・集めている物があるかと思いますが、私の場合はそれが、アンティークな
「工業用ミシン」 になります。
ミシンを使うレザークラフターにとって、
「幻のミシン」 や
「伝説のミシン」 ともいわれる
「SEIKO TE-2S 上下送り 腕ミシン」 を昨年の4月頃に入手し、いつでも使える様にセットしたのですが、その際に入手したミシンよりも
更に状態の良いミシン が 今年の春頃に見つかったので、思わず購入してしまいました。
「SEIKO TE-2シリーズ」と言われるミシンは、
1973年9月まで生産されていたものが
「TE-2S」と名称で、それ以降に生産されたものは(「S」の表記が省かれて)
「TE-2」という名称に変わったのですが、今回入手したのは、
「TE-2」というモデルで、以前購入した物よりはやや新しめのミシンになります。
といっても今から40年以上も前のミシンになりますが・・・。
この
「TE-2」シリーズのミシンも、実は今回のミシンで4台目になり、一番多いときは3台同時に所有しておりましたが、現在は不要なミシン3台は手放しました。
<もう一つの「私の一品」>
この
「TE-2」というミシンは、カバンなどを縫製するために便利な形状になっていて、その形状から
「腕ミシン」とも言われているのですが、このミシンとほぼ同じ仕様(
「上下送り」の
「半回転釜」)のミシンながら、一般的な
「平ベッド」ミシン形状である
「TD-2S」というミシンがあるのですが、いつかこちらも入手したいな・・・と思っていたところに、今年の5月頃に たまたま出品されているのを発見し、勢いで入手してしまいました!
「TE-2」というミシンも
「TD-2S」というミシンも、既に生産中止になっているので、状態の良いものを入手するのは非常に困難なのですが、地道に探していたら、やっと見つけることが出来て、入手しました!
私がネットでこれらのミシンを探していた状況からすると、今回購入した
「TD-2S」という
「平ベッド」タイプのミシンの方が、
「腕ミシン」と言われる
「TE-2」よりも球数が少ない様で、ネットでもなかなか見かけませんので、更に貴重なミシンなのかもしれません。
この
「TD-2S」というミシンを入手後、状態をよく確認したら 上糸のテンションを調整するための「天秤」という部品が折れていて、そのままでは使えない状態でしたが、それ以外は非常に良い状態で、知り合いのミシン屋さんに無理言って互換性のある部品を装着して頂いて、使える様にして貰いました。
<超自己満足>
ということで、今、私の手元には、
「幻のミシン」とか
「伝説のミシン」とも言われる、非常に珍しいミシン
「TE-2」 と
「TD-2」 の非常に状態の良いものが2種類揃いまして、(正直言って、あまり・・・というか、殆ど使いませんが)、見ているだけで妄想が膨らみ、夢が沸いてくる
「こだわりの一品(逸品)」を2台も揃えることが出来ました。
もう、ミシンに興味がない人には分かって頂けないと思いますが、本当~に、満足しています!!
超個人的なネタでしたが、最後まで目を通して頂き、有難うございました。
Posted at 2022/07/30 21:21:29 | |
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