
先週、
ブレーキ異音「クシュ」の2回目の修理を行ったのですが、MyDで 信じられない 出来事が起きました。
それは、「整備事故」と「事故の隠蔽」です・・・。
修理が終わった翌日の金曜の朝、車での通勤中に、車の異常に気付きました。
MyCTはTHINKDESIGNのDRL(デイライト)を装着しているので、スモールライトが点かない明るい時にはDRLが点灯し、前の車にそのDRLが反射して映るのですが、
今朝はそれが映らないから変だな?と思い、OPスイッチ類の下に増設したDRLとRRL(リフクレクターLED)のスイッチを確認すると、いつもONにしていた筈のスイッチが 両方ともインジケーターランプが点灯しておらずスイッチがOFFになっていました。
「昨日までのDでの修理時にスイッチをOFFにしたのかな」と思い、ONしようとスイッチを押しますが、ON状態を保持出来ずに戻ってしまい、OFFになってしまうんです(!@_@)。
(注) このDRLとRRLのスイッチですが、もともとはトヨタ車のシートヒータースイッチの
表示を「R/L」から「FRONT/TAIL」に変更して作ったものですが、上側がDRL、
下側がRRLのスイッチとなっていて、OFF時はスイッチが凸状態、ON時は凹状態
になりインジケーターランプも点灯します。
そのスイッチの動作確認をすると、スイッチを押している間はインジケーターが点灯し、DRLも点灯するのでDRL本体や途中の配線に異常がある訳ではなく、スイッチ自体が壊れてONを保持できなくなった(バカになった)様なんです。
(注) このスイッチの文字変更をした時に、一度分解して再度組み立てていたので
中の構造は判っていたのですが、スイッチの中にはON状態を保持する為の
バネが入っていて、それが外れたりすると ON状態を保持できなくなります。
なので、「きっと昨日までのDでの修理で、このパネルを外した時に落下させたりして 強い衝撃を与えてしまい、スイッチの中のバネが外れたのかな?」 「上側の『FRONT』の文字にも傷が付いているからきっとそうだろう」と思い、Dのサービスの責任者に電話で確認をしてみした。
私 : 「今朝、DRLとRRLのスイッチがON状態で保持出来なくなっていて、バカになって
いることに気付いたんだけど、昨日までの修理で このスイッチを落したりして
衝撃を与えないか? を実際の作業者に聞いて貰えませんか?
スイッチの表示にも傷がついているから、きっとそういったことがあった筈・・・」
暫くして、折り返しの電話があり、
D : 「確かに、そのスイッチが付いているパネルは今回のメーカー対策で
交換する部品になっていて、新しいパネルに交換するべく、そのスイッチが
装着できる様に新たに穴あけをし直して装着したので、そのスイッチを
外したことは間違えありませんが、作業者は特にそのスイッチに衝撃を
与えたり何かをしたことは無いといっていますが・・・。
とはいえ、お客様のスイッチを壊してしまったのであれば、弁償させて
頂きます。直ぐに手配するので、入荷するまでお時間貰えませんか?」
私 : 「(何もしていない?) ・・・・・・・・・・・・。(そんなことはない筈だが・・・)。
とりあえず、一度分解して中を確認してみるので その結果次第で
後のことを考えましょう」
ということにしました。
スイッチ表示を変更していなければ新品のスイッチに交換して貰えば簡単に済むことのですが、結構手間を掛けて文字変更しているので、新品のスイッチを貰ってもまた表示をやり直すのが大変なので、とりあえず一度分解して中を調べてみて、直ぐに直れば また 「何かの際にヘルプして貰えば良いかな?」 と その時は 軽く思い、分解する了解を得て後日分解して調べてみる事にしました。
翌日の土曜に、スイッチをパネルから外して分解してみました。
本来は、既出↑の写真の様に、ON/OFF状態を保持できる様にするバネが上下に1本ずつ入っているのですが、カバーを外してバネの状態を確認すると、あるはずのバネが無いんです!(@_@)。
このスイッチにはスイッチの裏側全体を覆うカバーが付いているので、分解もしないのにバネが飛び出すことは有り得ません。
Dに車を持ち込むまでは、DRLもRRLも異常なく点灯していたし、これらは特にスイッチを都度操作する必要も無いので、昼夜を問わず常時ONにしたままでした。
よって、有り得るとしたら Dでパネルを交換するときに、このスイッチを落したりしてスイッチがバラけてしまい、作業者が組み立て直して復旧しようとしたけど、ON/OFFを保持する為のバネの存在に気付かずに組み立て直して こっそり何事もなかったかの様に 内緒にして 再度装着した・・・と思われるんです(怒)。
最初に電話でDに聞いた際には 「特にそのスイッチに衝撃を与えたり何かをしたことは無い・・・」と言っていたが、それが全くの嘘だと判ったんです。
私の怒りは頂点に達しました!(ー_ー)!!
直ぐにDへ電話を入れるが、サービス責任者は不在で、GMも不在(・_・)。
折り返しサービスの責任者から電話があり、このスイッチ内部の状況を伝えると
D : 「(超々低姿勢で謝罪の言葉を繰り返しながら) 、もう一度作業者に確認
しましたが、スイッチの中は弄っていないというので、一度分解したスイッチを
見せて貰えませんか?」
というので、Dから約30km離れた自宅まで直ぐに来て貰いました。
文字表示を変更した際に、たまたま分解した部品類の写真を撮ってあったので、その写真を見せながらスイッチ内部のバネが無い状況を説明すると、自宅に来たサービスの責任者も 唖然とした顔で・・・、
私 : 「作業者のいう通り、本当に何もなかったと言うなら、このバネがスイッチ内部
から突然消えるということが有り得る?
落したりしてスイッチに衝撃があった時に文字表示に傷がついたと考えるのが
自然では?」
D : 「私も素人ではないので、バネが外れることも考え難いのに、このカバーが有るのに
バネが無くなるなんて事が有り得ないことは判ります・・・。」
私 : 「じゃあ何故バネが無いの? このバネが無ければONを保持出来ずに、
DRLを点灯させ続けることは出来ないんだから、私がずっと手で押し続けて
いたり、テープを貼ってONを保持していたとでも言うつもり?(ー_ー)!!
このスイッチ内部の状況を見れば、作業者が嘘を言っているか 私が嘘を
言って遊んでいるか、のどちらかでしょ?
私が嘘を言ってこんな騒ぎを起こすメリットがあると思います?
でなければ、作業者が嘘を言っているのが判るでしょ?」
D : 「もちろん私はお客様が壊しただなんて思っていません。ただ作業者がそれを
認めない以上、私としては無理矢理やったと言わせる訳にもいかなくて・・・・。
私がしっかりと点検していればこんなことにはならなかったので、本当に
申し訳有りません・・・」
(そのサービスの責任者は何故か涙目で鼻をすすり続けていました)
(途中略)
私 : 「こんな とんでもない整備をするDには、二度と車を見て貰いたくないから、
今後は別のDに移ってそこで見て貰う!」
と、ずっと我慢していた言葉を ついつい ぶつけてしまいました!
MyDでは、旧SCや新SCにも 頭にくる思いを何度かさせられていて、サービスにも定期点検でのタイヤローテーションミスやインテークパイプホースの止めネジの締め忘れを起こされるなど、本当に悪い印象しかないのですが、これまでの悪印象をも遥かに上回る 「ユーザーの車を壊してしまったにも関わらず、こっそり修復して 隠し通そうとして、スイッチ内部の証拠を見せ付けられても 『やっていない』 とシラを切る」 という今回の一件に、本当に驚きました。
きっと、この様なことがMyDでは頻繁に発生しているのだろうと思います。
とりあえず、今回の対処としては 新しいスイッチを大至急手配をし、入荷次第直ぐに送ってくれることになり、サービスの責任者に証拠の写真資料とバネが無くなったスイッチを持ち帰ってもらいました。
それから3日後・・・。
これまで、SCやサービスで何らかのトラブルに遭うと GMから必ずお詫びの電話が来ていたのですが、今回はそれが無いところをみると、もしかしてGMには今回の事が報告されていないのでは?と思い、Dの休み明けの火曜日に電話して確認してみると、
GM : 「スイッチが故障していたので代替部品を手配したとは聞いていますが・・・。
他にも何かありました?」
やはり、詳細については報告されていない事が判明しました。
サービスは都合の悪い事を隠蔽する体質の様でした。
概略について私が説明すると、GMも事の重大さに驚き、信じられない様子で、非常に丁寧に謝罪の言葉を頂きつつ、
GM : 「誰がやったか?やっていないか?という問題よりも、何故その様な状態で
お客様にお返しをしたのか? 点検をしっかりと行っていれば車の異常に
気付いた筈。 今回の件はDとしてだけでなく、グループ会社全体として
大問題と捉え、対策会議を設けます・・・。
また結果を報告させて頂きますので、お時間を下さい・・・」
この言葉を聞いて、私は 更に「唖然」としました(@_@;)。
サービス責任者もGMも
「故障した状態の車をユーザーに渡してしまったという点で、引渡し前の点検が
不充分だった・・・」
と そこだけに注視する言葉がが出てくるだけで、
”何故 壊してしまったものを 報告しないのか? あれだけの証拠を見せ付けられて、
明らかにサービスが整備事故を起こしてしるにも関わらず、作業者がミスを
認めないからか ミスを起こした作業者を特定しようともしない”
と、いうDの姿勢が理解できませんでした(ー_ー)!!。
そこで、私もはっきり言いました。
私 : 「今回の件でGMさんからどんな報告を頂けるか判りませんが、きっとどんな
報告を受けても、私はレクサス○○(MyD)を信頼することはできないでしょう。
でも、せめて
『もう壊れたまま 車を渡される事は無いかな? 仮に壊れてしまうことが
あったとしても ちゃんと自ら申告して修理をして貰えるかな?』
と思える様な説得力のある回答を頂けないなら、GMさんの上司にお願いして
他のDに変えて貰います。
GMさんが 今回の一件をどの様に処理しようとされているかは判りませんが、
「点検の見落とし」だけを正すのではなく、サービスが壊したことを認めるか否か、
そして壊してしまったものを何故隠すのか?客から問合せが有っても何故「シラ」
をきるのか? 何故この様な「隠蔽体質」を正そうとしないのですか?
「点検の見落とし」だけを正そうとするGMさんも おかしいと思いますよ!」
人がやる事なので、ミスが起きる事もあるでしょう。 ただ、ミスが有ったならDからお客へ自ら申告するのが当然だと思うのに、それがMyDには無いんです。
百歩譲って、せめて私が最初にスイッチの異常を訴えた時に「実は・・・」と報告されれば まだマシだったものを、スイッチ内部の証拠を見せつけられても、それを認めず、かつGMへ事態を正しく報告せずに、都合の悪いことを隠そうとするのも理解できません。
このレクサスDへの信用を根底から覆す事態にも関わらず、最終的には「点検ミス」で済まそうとするMyDの体質が本当に信じられません。
私は自動車関連業界の製造業に携わっているのですが、こういった事故の場合には「発生原因」と「流出原因」をちゃんと調べて対策をしなければならないのに、MyDでは 「『発生原因』はどうでもよく、単に「流出原因」(最終点検ミス)だけの対処」を考えているんです。
今回の出来事は、トヨタ車のDや他の民間整備工場で起きたとしても とんでも無い事件だと思いますが、これが自分が購入したレクサスのDで起きた・・・ という、信じられないし、信じたくないけど 本当の出来事なんです。
このブログをアップするか否か?を結構迷ったのですが、残念ながらこれもレクサスの現実・・・ということを紹介しておくことも必要かな?と私なりに判断したので、アップすることにしました。
(このブログを読んで嫌な気分になってしまった方がみえたら申し訳ありません
)
みなさんのDではこんなことは無いと思いますが、残念ながらこんなDもあるというのが現実です・・・。
これまで、 「CTの次は どのレクサスに乗ろうかな?」 と勝手に妄想したりもしていましたが、暫くはCTの次の車として「レクサス」は考たくありません・・・(・_・;)。