
先日他界した、学生時代の親友。
その親友が所有していた86レビンGTV(写真はクーペたが、ハッチバックだった)。
彼には弟が居て、弟と共有だったが、その後弟はS13シルビアQ’sを買ったので、【専用】となる。
彼のレビンで福井の同級生の所に行く事になり、中央道から愛知に出て、滋賀の琵琶湖脇を通り、福井県へ。
実はこの時は自分は“ペードラ”だった。
友「お前も運転しろよ?」『
私『いや〜、怖いよ⋯⋯。それにぶつけたら悪いし⋯』
友「オレ1人じゃキツいから!高速道路なら大丈夫だろ?対向車来ねぇし」
私『うん⋯分かった⋯⋯』
運転交代。やはり怖かった。教習所には高速教習が無かったので、初めての高速道路走行。
走行車線を80キロで走る。
友『遅いぞ!もっと速く走れよ?』
私「話しかけないでッ!焦るから!!」
必死だった。それを見て笑う、友。
2時間程運転したら、慣れてきて、追い越しも掛けられるように。福井市内の下道は、まだ運転しなかった。
合流した友人のクルマで、福井の名所巡り。永平寺に東尋坊。お決まりのコース。海の幸を食べたり、楽しかった。
一泊して、帰り道も半々くらい運転させてもらった。
86の4AーGエンジンのエグゾーストノートも愉しめる程に余裕が出た。
意味もなくブン回して、「オイ!お前、フザケんなよ!?」と。まぁ、本気で怒ってはないのは分かった。
帰ってきてから、ミョーに運転がしたくなり、見事ペードラを克服したのである。
彼とはその1年後、新潟の同級生宅へもレビンで行った。
お気入りのミュージシャンのCDをカセットにコピーしたり、色んな曲を集めたオリジナルのテープを用意したりと、念入りに旅の準備。
ナビもない時代なので、ロードマップを見ながらの旅となる。
途中で飯を食った時、彼が土禁運転者で揃えた靴をPに忘れてしまい、慌てて取りに戻り、たまたま見ていた他の客に笑われた。
恥ずかしくも楽しい思い出だった。
新潟の2人の友人と合流し、日本海で泳いだりして、楽しく過ごす。
レビンGTVは、ノンパワステだったので、パーキングスピードでは重くて閉口したものだ。
それから30有余年。
楽しい思い出を、ありがとう⋯⋯と、亡き友に伝えたい。
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Posted at
2025/05/27 17:04:56