
赤は4月にドラサポを実施した際の991GT3 (タイヤは純正採用のMI PSカップⅡ)
青は昨日(10月)のドラサポを実施さいた際の同じく991GT3(タイヤはライフ重視の純正外タイヤ)
サイズは一緒ですが、メーカーによって例え同サイズでも若干幅や径が違う事もあるので注意。
問題は大体同じ位の気温(20-23度位)なのに個体は違えど同車種で52秒1と54秒5と2.4秒も差がある事です。
まず疑うのはトップスピードの差、FSWは私の経験上1度違うとコンマ1秒違うのですが、澤のチェキットドライビング(ドラサポ)ノートを見返すと気温の差は3度ほど4月の時のほうが涼しかった模様。
(路面コンディションはほぼ変わらないとしてます
トップスピードがコントロールラインの所で最大で10kmも違うのはもしかしたらタイヤの外径が違うのかもしれません。
でも圧倒的に違うのはそのタイヤのグリップ、タイヤは絶対グリップとライフが基本、反比例しますから、練習量の確保に重きを置く時期には敢えて少しローグリップでもそちらを活用するというのはコストとのバランスも考えて1つの正解だと思います。
ただ、タイヤの銘柄を変えると操縦性や適正なタイヤの空気圧も微妙に違う事があるのでそれらを勘案したタイムや走りの出来栄えを自己評価する事が出来る事が重要。
このデータを見るとブレーキング~旋回に掛けては全域に渡って純正(赤)タイヤよりも純正外(青)タイヤのほうが劣っている。
T-1区間でコンマ3、T-A~100R~ヘアピンでコンマ5、ヘアピン~300R~Bでコンマ3、シケイン~T13でコンマ4、T13~ネッツ~最終でコンマ5、最終でコンマ2
合計で2.2秒です。
タイヤだけで推測値ですが約2%のタイム差が生じてしまう位、タイヤの性能には常に左右されているとも言えます。
これはアマチュアの方の”2分切り”の目標を立てている方に取っては『死活問題』と一見見えますが、ハンデのある状態で2分で安定して走ってられるようにしておけば、これから季節が10度以上寒くなっていく( = 1秒以上の伸びしろ)があって、タイヤの分もあれば・・・
”これから楽しいな~!”と皮算用が出来る。。。(笑)
ただ、そうやってコンディション変化やタイヤの性能変化が起きるとそれにドライビングも合わせないといけない部分もあると言う事を忘れずに!
それでも、こうして環境や条件によるタイムの影響度合いをある程度考慮して自分の今のタイムを判断できる事は無駄なリスクを背負ったりする事も避けられて皆さんの安全の為にもなるんですよ!
またタイヤもコストだけでなく特にFSWで260km以上からのブレーキング等を強いられる高性能車両の方は純正採用されているタイヤと同等かそれ以上の(グリップ力という意味ではなく)信頼出来るタイヤの装着を推奨します。
・・・だから
『ドライビングノートチェキット』を活用しましょう~! というお話でした。。。
(綺麗に着地したぞっ! 笑)
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Posted at
2015/10/29 17:40:09