2010年02月27日
「泣かないと決めた日」第五話に、方針変更を感じる
連続ドラマは、往々にして視聴者の意見によって展開を変えることがあるそうですね。はがきや電話の時代ですらそうなのですから、いまやインターネットによって左右されているのでしょう。シーンごとの天候から推して、放送の1週間程度前に撮影しているようですからその辺は自在なのでしょう。しかし、ストーリーが左右されるわけですから、初志などあってなきもの、ドラマとは何だろうと考えさせられます。
この作品、かつての「女王の教室」ほどではありませんが、当初からいじめがひどいと公式掲示板に書かれていました。第五回といえば、人気がないドラマでしたら折り返し点にあります。このドラマは何回放送するのかわかりませんが、折り返し点で反撃をしたのでは、たぶん後半ねた切れになるのではないかと思います。
あらすじ
前回、要男と杏女の浮気の現場を見た榮倉女は、飛び降り自殺をしようとする。それを救う藤木男。「人間、死ぬ気になれば何だって出来る!」と諭すのであった。
そんな中、会社では人員削減が始まる。榮倉女の部署でも派遣社員(有坂女)が契約更新をされない事態となった。残務整理にかかる彼女に、木村女は榮倉女の具合を見てくるように命じる。榮倉女は、単なる体調不良で入院していると知らされていた。榮倉女は有坂女に「会社を辞めたい」ともらすのであったが、その態度にいらだつのであった。有坂女は帰り際に、榮倉女が言った「私なんか、消えちゃえばいいのに」と言うのを聞き逃さなかった。榮倉女の前にいた女性(生死不明)も、最後にそう言っていたのであった。有坂女はその台詞を聞き、その女性を助けてやれなかったことを後悔しながら、今のまま黙って辞めて欲しくない、と言うのであった。
翌日、結局榮倉女は朝誰もいない会社で、木村女の机に辞表を置くのであった。そして取捨してきた社員たちを前にして、自身の無実を訴える。そこへ有坂女は加勢し、彼女は何も悪くない、と言うのであった。そして結局その他の社員からも見捨てられて一人退社する有坂女に、送別の花を渡すのであった。それを見ていた木村女は、榮倉女を見直すのであった。(たぶん)
感想
有坂女が榮倉女の前にいた社員のことを回想していましたが、ちょっと不自然ですね。有坂女が前にいた社員を助けられずに後悔するのであったら、次の回に当たる榮倉女のいじめの時には、最初から加勢しなければおかしいです。この回想シーンは、有坂女が中学生や高校生のなど、少なくともこの会社以前の場所での事件でなければなりません。
全体的につぎはぎ感が目立つ回でした。大きく手直しをされたのでしょう。たぶん、今回言い項の展開は当初の目論見とは違う展開だと思います。視聴者も、「かわいそう」「たすけてあげて」などといった、フィクションと現実とを混同した感想を送らないようにしないと、ドラマというものが根本からおかしくなりますよ!テレビの世界にも「顧客満足度」の濫用が見られます。
ブログ一覧 |
テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2010/03/07 23:22:55
タグ
今、あなたにおすすめ