2010年03月10日
「泣かないと決めた日」第七話に「笑っちゃう」
いよいよ逆転とはいいながら、これと言って大きな展開がないこの番組、やはりてこ入れなのではないかと思いました。
あらすじ
榮倉女は、藤木男が提唱した新しいイタリア食材に関する企画が認められ、その責任者となった。ただし新人であるため、バックアップとして五十嵐隼士男が指名される。ところが彼は榮倉女を邪魔にし、全く協力しない。そのため榮倉女は一人で行動することになった。
そんな折、榮倉女の前にいた女性が、いじめ問題で会社を訴訟するを現れる。が、前回横領を暴かれそうになった部長が仕向けていたからであった。
あるイタリア料理店に協力を求めたが、準備が不足して相手にしてもらえない。仕方なく自分ひとりで準備をするが、今度はその店主から「一人では何も出来ない。仕事はチームワークだ。そうでなければ内が協力できない。」と言う。
榮倉女は会社へ戻る。これ以上は一人では出来ない、涙ながらに他の社員へと協力を訴えるが、誰も名乗り出ない。そこで再び資料等をそろえ、店へ向かう。すると店主は、「一人で仕事をしようとする限り、協力しない」と突っぱねる。どうにも出来ない榮倉女。失意のまま立ち去ろうとするとき、人とすれ違う。そう、町田マリー女、紺野まひる女、片瀬那奈女であった。その三人、「彼女は新人ですが、われわれが全面的にバックアップします」と言い、ついに店主は折れるのであった。
そんな折、木村佳乃女と連絡が取れなくなる。心配になった榮倉女は彼女のマンションに行くと、そこには手首を切った彼女が倒れていた。
感想
この渡辺千穂さんという脚本家さんは、会社組織に対して妙な思い込みがあります。何年か前の「パパとムスメの七日間」もそうでした。今作ではチームワークに対して妙にこだわります。大体営業職と言うのは一人か補助付き二人で回ることがほとんどです。また、諸先輩方が現場に現れて「全面的にバックアップします」と言うのをクライマックスに持ってくるあたり、どうも考え違いをしているような??普通は上司を持ってきますよね。大体自分が協力会社なら、元方事業者がチームワーク制をしこうがそうでなかろうが、成功するか否かだけで関係ないと思うのですが???
全体を通じて少々不自然な展開になりつつあるうえ、しかもこのような「笑っちゃう」シーンがある辺り、このドラマは難しくなってきたと思います。
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Posted at
2010/03/14 23:50:13
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