サーモスタットバルブの効果

　今日はサーモスタットバルブ交換に伴う冷却水のエア抜きと、漏れがないかどうか試験をしていました。結論から言うと、漏れはありませんでした。

　肝心な効果ですが、やっぱり特に低速でエンジンが活発になったような感じがします。コロナのときにも全く同じ感じがしましたが、効果はありますね。冷却水ホースを触ると、ＥＧＲ冷却水ホース（サーモスタットバルブが閉じた後、バイパス配管で水が導かれる）は、「熱くて熱くて触っていると痛いくらい。１秒がやっと。」なのに対し、サーモスタットバルブ部のホースは「熱いね」位で触り続けられます。たった２０℃の違いですが、走りがこんなに違うとは思いませんでした。

　なお、全開時以外はアイドルコントロールバルブ部やスロットルボデー部で吸気が断熱膨張をするため、温度が下がります。そのため仮に零下よりも吸気温度が高くても、スロットルボデー通過後は温度がさらに下がります。アイドリング時では、スロットルボデー通過後の気圧は０．５気圧位かな？？？高度５０００ｍの気温と等しいことになるので、３０℃は低いことになりますね？？以前の吸気温度測定でアイドル時は外気温度よりも５０℃も高くなることが分かりましたが、夏でもサージタンク部は５０℃かあ。。。スロットルボデー部が９０℃では明らかに加熱されますが、７０℃では差が半分。加熱具合が変わります。

　具合が良いので、近いうちに４００ｋｍコースで燃費試験をしようと思います。