6月末に大阪に引っ越して一番困っているのは、「買い物」です。この大阪南部は昔から住居地域だったわけではなく、昭和50年代に集合住宅を中心に再開発がすすめられた模様です。
昭和50年代と言えば、個人商店からスーパーマーケットへと買い物の中心が移った時期です。その後、昭和60年代(1990年代)にコンビニエンスストアが躍進、総合スーパーは大規模小売店舗法の改正によってさらに大型化、中規模のダイエーやイトーヨーカドー、西友などが衰退気味になるとともに、食品スーパー(生鮮食品や雑貨を扱う小型スーパーマーケット)に移行してきました。
その一方でコンビニエンスストアが急速に展開され、食品スーパーと激しく争ったのでした。
そして時は流れて2000年ごろ、埼玉の家の付近では突如(?)、「ドラッグストア」が現れました。たしか、医薬分業がきっかけだったかな?いろいろありますが、なかでも
セキ薬品と
ウエルシアは、二大勢力を誇っています。
これらのドラッグストア、初めは処方箋と日用薬品を中心に、シャンプーやせっけんなどの生活雑貨、化粧品をちょっと置いていたのでした。ところが処方箋薬品を当てにしていたドラッグストアは、過当競争によって早々に戦いに敗れ、ちょっと離れたところにあるストアから淘汰されていきました。
そして残ったドラッグストアは、当初は申し訳程度に置いていたお菓子やパン、ジュースの類の品ぞろえを徐々に良くしていきました。売り場面積でいうと、食品と非食品の割合はほぼ同じか、むしろ前者のほうが広い印象すらします。価格は食品スーパーと同じ程度です。そして何より、スーパーマーケットやコンビニエンスストアと仕入れルートが違うのか、ちょっと変わった製品が置いてあることが特徴です。
これまで食品スーパーにはあまり入らず、コンビニエンスストアばかりだった私は、この品ぞろえに感心して、「コンビニに寄らない日はあっても、ドラッグストアには寄る」生活になるのでした。
お菓子、パン、ジュース、犬のえさ、シャンプー、リンス、そして薬。買い物のほとんどは、ドラッグストアで済ましていたのでした。
ところが大阪に来てというもの、まずドラッグストアがあまりないことに気づきました。最初に見つけたドラッグストアは、薬品中心でお菓子とジュースを少々置いてあるだけでした。薬品の品ぞろえも今一つだったなあ。照明が暗く、天井も低く、なんとなくやる気のなさを感じたのでした。
そして二店目、最初の店よりは天井が高くて店内も明るく、品ぞろえも前の店よりは「まし」でした。それでも、埼玉の家基準でいうと、ドラッグストア登場当初の風景に近いです。
そして三店目、中京地区に本社があるチェーン店のようです。ようやく家の近所のドラッグストアらしい風景に出合うことができました。飲み物と薬と、冷凍食品でも買おうかとしたら、、、いわゆる「食事になる」食べ物が置いてありません。パンもなかったなあ。店内は広いのに、いったいどうしたことでしょう!?
なお、こちらの人に「埼玉ではドラッグストアで買い物のほとんどを済ませていた」と言ったら、「どこの国の話?」という顔で聞いていました。
大阪には、「スーパー玉出」などの激安スーパーがありますが、それはそれ。ドラッグストアは、薬品や生活雑貨を買いに来た人の「ついで買い物」から進化してきたはずです。得意分野を守るのもよいのですが、やっぱり買い物は一か所で済ませたほうが楽です。
ガンバレ関西のドラッグストア!
ブログ一覧 |
時事 | ビジネス/学習
Posted at
2011/08/24 23:44:42