「37歳で医者になった僕」に、薄口なのか？と思う

「37歳で医者になった僕」を見終わる。このドラマは一回に描きたいことが詰め込まれ過ぎていて、何をテーマにしたいのかぼやけているね。
今回も、自信を失った研修医同僚がやる気を失って無駄欠勤し、街中で救命処置をして自信を取り戻す話と、草なぎ剛男が昔自殺に追い込んだ男の家族との再会話がただ同居しているだけでした。
私が脚本なら、草なぎ剛男が自殺に追い込んだ男と草なぎ剛男とは、男が断末魔のときに最期の会話をしていることにします。その時に命を救えなかった後悔を、同僚にさせてはならじと電話越しに血を吐くような指導をする展開にするな。
全てが薄口な展開なので、感動する時間がない。