ドラマ関係者は、ファミリー劇場特別企画　「特捜最前線 脚本家　長坂秀佳 作品特集」　を観よ！

　テレビ朝日系列で放送していた刑事もの、「特捜最前線」は時折ファミリー劇場で再放送しています。この作品は、「相棒」や「はぐれ刑事　純情派」の前に放送していた刑事ものです。「太陽にほえろ！」や「Gメン’75」と比較して人情寄りの作品となっています。

　今回の企画では、そのメインライターのひとりである、「長坂秀佳」氏の作品のうち、いくつかの作品を選んで放送されています。長坂秀佳は、確か「人の感動を呼ぶ脚本の基本構成は、7つしかない」とおっしゃったと思います。

　最近のテレビドラマは、「ストーリー不在」「マンガのような演出」「ただ流れるストーリー」ばかりで、私も「ジウ」や「ストロベリーナイト」などは、酷評しています。また、テレビドラマは映画と異なり、予算や時間などに大幅な制限があります。むしろ面白さの上では、映画よりもテレビの方が上だと思います。

この長坂秀佳作品集を見ると、きっと「ドラマの面白さ」がお分かりいただけるはずです。テレビドラマや映画好き、テレビドラマ関係者や脚本家、プロデューサーなどの方には、ぜひとも見て欲しいです。