「僕がいた時間」第一話に、学生のゆるさを感じる

　このドラマは、筋ジストロフィー（？）という、徐々に筋力が弱る病気にかかった主人公（三浦春馬）の物語です。

大学4年生の彼は、就職活動を続けるもなかなか内定を得られませんでした。ある会社で全く不器用な女（多部未華子）を助け、出会う。ここから恋愛模様ドラマになり、就職活動を続けつつも助けあったり反発し合いながら惹かれていく物語です。

そんな中、三浦春馬は筋ジストロフィの症状が出始め、足がもつれたり手に力が入らなくなったりします。

なお、結末は一番最初に描かれており、一人電動車椅子に乗った彼がトラックにはねられてしまうのです。

　悲しい連続恋愛もののようです。連続物の難しさは、シリーズ中で起承転結を描きながら、話の中でも起承転結を描かないと間延びしてしまいます。この作品はその手法をとっておらず、全域にわたってだれてしまっています。

見続けるか否かは、第二話で決めましょう。見続ける可能性は低いです。