「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」第二話に、地方の生活と医療問題を考える

　「チームバチスタ」も鑑賞中です。
「人に歴史あり」「家に歴史あり」を基本にした、結構奥深い脚本に満足しています。見応えあるなあ！

頑固なお年寄り役をよく演じる、「佐々木すみ江」さんが、劇中で亡くなりました。地方の過疎化、高齢者医療について考えされられます。

世の中に流れる「風潮」「流行」というのは、実は誰か得をする人がいて、広告代理店等を通じてあたかも自然発生的に流されることがあります。バブル期が終わった頃、「パラサイト」なる言葉が使われたり、「親と子供が別居するのは当たり前」といったことが、あるとき突然言われるようになりました。その後のマンションブームと、都市回帰の傾向。これはもう、都市再開発の狙いがあった、ということのほかなりません。その結果、年寄りが地方に置いてけ堀にされる傾向が出来上がりました。

このブログを読んだ皆さん、出処がわからない「流行」「傾向」「風潮」には、疑ってかかるようにしてください。