「夜のせんせい」第一話のコミカルさに挫折す

　日本テレビのドラマは、どこか「フジテレビになりたい」気持ちが感じられて、見ているこっちが恥ずかしくなることがあります。この作品も日本テレビかと思っていたら、TBSだったのですね。意外でした。日本テレビ土曜日9時の作風です。

観月ありさも、既に貫禄が出てきております。アラサーというより、アラフォーなんですってね。デビューしたての頃の、まだか抜けなかった頃が懐かしいですが、8年くらい前の「CAとお呼びっ！」の頃の雰囲気が好きです。本作では、水商売らしさを出すためなのか、流行の最先端なのか、おしろいが過ぎている上に赤い口紅で、実はシワが目立ってしまっています。

まあ、観月ありさのことはさて置き、コミカルな作風で定時制高校の風景を描きます。生徒は悪ガキから仕事後に通っているやんちゃな人、主婦にご老人と、バリエーションに溢れています。最後まで見続けられなかったのですが、おそらく最後に観月ありさがタンカを切って事件が解決、という作品になるのでしょうかね？学校の先生版「斉藤さん」になるのかな？

校長先生役の中原丈雄や、コミカル作品初主演の織本順吉を見たい気分もありますが、他に見る作品があるので、本作については挫折を決めました。