ソース焼きそば番外編 海外ソースとしょうゆ編

　私はスーパーや調味料のお店で面白そうなソースを見つけると、このお店に持ち込んで寄贈します。これまでもキッコーマンのソースなどを持ち込みましたが、今回の製品はとてもお客様からお金を取れるような味にはなりませんでしたので、持ち帰ったソースであるために「番外編」としました。

なお、ソースはイギリスで生まれました。日本に持ち込まれたのは明治時代でした。イギリスでは料理の隠し味に使う調味料として使われていたそうですが、日本では醤油と同じように料理にかけてるカウ調味料として発展しました。



A1ソース
　原産国は英国です。ラベルには「卓上でいろいろな料理にかけて」と書かれています。ペースト状であり、中には細かい粒が見えています。濃厚なトンカツソースといった出で立ちです。
　しかし、モルトビネガーなどが含まれており、酸っぱいの酸っぱくないの。甘さ、辛さともなく、しょっぱさは少しあります。やはり、料理にちょっとかけて味の調整をする「卓上ソース」かな、と思いました。焼きそばやお好み焼きなどの調理用には向きません。ビーフシチューやハンバーグ、ステーキなどにちょっとかけて味を調整するのが目的なのでしょう。



リーペリンウスターソース
　これも英国製のソースです。ラベルには「肉料理の下味付けとして」と書かれています。舐めるとこれまた酸っぱいですが、ぴりっとした辛さも感じます。
　焼きそばにすると、なんと全く味がありません。油の味しかしません。これには驚き、お店の方が「作り直しましょうか」と言ってくれたので、国産のソースで焼き直してもらいました。
なお、写真を撮り忘れたために、集合写真で代用します。



正田醤油　スパイシー醤油
　タバスコブランドの製品です。アメリカからの輸入品のようです。焼きうどんにしてもらったのですが、しょっぱさと少しの辛さを感じたのですが、それ以外の味がありません。薄っぺらな味です。うまみがありません。焼きそばソースや焼きうどんのたれには多くの人が関わっているのでしょうが、その努力がよくわかりました。仕事上の「練り」とは、ここに現れてくるのでしょうね。