雑談なのに隣の女性を叱る！

　どの職場でも、就業時間過ぎや休憩時間など、少々雑談が出ることがあるかと思います。当社でも本日、就業時間直後にありました。その直前、お客様のところに電話をかけた人が「聞いてみな」と受話器を渡してきました。すると、「西部警察パート2、3」のテーマ曲が流れてきました。呼び出し音に好きな曲を流す気持ちはよくわかります。なんとなく人柄が知れて面白いですよね。

　その電話呼び出し音の後、就業時間が終わって少々雑談時間になりました。私の隣に座る女性は少々取り扱い注意の方で、私に向かってこんなことを言っていました。

「西部警察？え？え？小学校？幼稚園？世代じゃないですよね？」

もう、この人はですね、全てが自分中心なのです。事務機器業者にトナーを注文すると、「いつ来れますか？」、上司にメールをすると、「いまメールしたのですが、見ていただけましたか？」、なにかお願いすると、「どうやれば良いのか、具体的に指示してください」

まあ、どういうことかは言わせないでくださいね（わらう）

　そんな感じの方なので、思わずこんな風に言ってしまいました。

「世代です。小学館の学習雑誌でも特集されましたし、話題にもなりました。あなたが知らないのは、あなたが世の中の流れに疎いからです。」
厳しくなってしまいました。さらに彼女は続けます。

「石原軍団？みんなにあだ名をつけるのですよね。Gメン’75？」

またまた厳しく言ってしまいます。

「石原軍団は当たり。あだ名をつけるのも当たり。Gメン’75は、全く関係がない東映系の作品。ちなみに、あだ名で有名になったのは太陽にほえろ！」

またまたきつくなってしまいました。

私は、「自分が中心で、周囲のことを知らないことを自慢にするような人」が嫌いなのです。「マイペース」は自慢にはなりません。就職面接を控えた学生さん、くれぐれも「マイペース」とは言わないようにしましょう。あれは、ピッチャーが投げる球に翻弄されているバッターにのみ、有効な言葉なのです。