
この日の関東地方は、冬場にしては気温が高く、また、昨日よりも気温が上昇、さらに湿度も高い曇りの朝でした。私はちょっとお腹がゴロゴロしており、「途中でお手洗いに寄ることにならなければよいな」と思いながら出勤するのでした。
そうは言いながら、最初の路線では久しぶりに座ることが出来、楽な気分で次の路線の乗り換えました。混雑度合いはほどほどでしたが、途中のターミナル駅到着直前でことが起こりました。
私の隣に立っていた女性が、正面に座っていた男性に声をかけ、席を替わってもらっていました。どうやら気分が悪くなったようです。前述のとおり、気温、湿度とも高く、それでいて女性を含む皆さんは真冬の服装で、その人もダウンジャケットにマスク着用でした。しかも、ご丁寧にビニール袋を用意するようでして。
私は、どうにもその種の汚物に極めて弱く、夢に出てきてしまうのです。ハイポイドギヤオイルのにおいなど何でもないのですが、どうにもこうにも。何か、悪い経験があるのかもしれません。
お腹の具合が今一つだった私は、ターミナル駅で車両を移らざるを得ませんでした。この女性の他にも、駅で座り込んでしまっている女性を見かけました。こちらは駅員さんがそばにおり、心配はいらないようでした。
まったく、情けないものです。私もこれまでの人生の中、熱中症、過呼吸、立ち眩み、色々気分が悪くなることがありました。幸い、水を飲んで数時間待ったり、寝たり、ちょっと座っているだけで回復しましたが、こういう時は歩いたりしゃべったりすることもできないものですよね。
次回は、気分が悪くなった人に
「次の駅で降りましょう」
「駅員さんは呼びます」
周囲の人には
「急病人が発生しました。出入り口近くの人は、駅に到着したらいったん降りて道を開けてください」
駅に到着したら
「急病人が発生しましたので、乗るのは待ってください」
「駅員さん、急病人発生です」
と、大きな声を上げたいと思います。この種の指令に相当する発声は、それこそ警察、自衛隊、消防など、指令発声に慣れていない人にはなかなかしづらいものです。ですが、次回はそうしようと思います。
そして会社に到着し、無事用を済ませた後の昼休みに、JR東日本お客様センターに苦情の電話をかけるのでした。
「今朝、〇駅X時Y分発の電車に乗りました。車内で気分が悪くなった女性が発生しました。気分が悪くなる理由にはいろいろあるでしょうが、二酸化炭素濃度や気温が高まることも一つの原因です。この日は朝から天気予報で気温と湿度が高まることが報道されていました。そんな状況にもかかわらず、換気扇を回し始めたのは大きなターミナル駅(上記のターミナル駅の3つ先の駅)の手前で、ほんの少しだけでした。もっと、積極的に気象状況を気にかけ、急病人発生抑制に努めてください。」
私は、急病人が発生する原因の多くは、車掌にもあると思っています。
そしてまた、人が気分を悪くする要因を調べてみました。
乗り物酔い
酒酔い(二日酔い)
食あたり
食べすぎ
朝食抜き
水を飲みすぎ
水を飲まなさすぎ
頭部気温上昇
腹部圧迫
二酸化炭素濃度増大(空気中には21%の酸素が含まれ、呼気には16%が残っています。そして酸欠症状を起こすのは、酸素濃度が10%を下回った時のようです)
体温上昇(外気温が高まると体温との温度差が小さくなり、肌だけでなくハイでの冷却性能も低下します。呼吸も冷却の一つです。)
ここまでくると、気分が良いことの方が稀なのかもしれません。いずれにせよ、電車の運行や製造に係る人は、空気中の酸素濃度についてもっと注意してほしいものです。
そんなこともあって、添付写真のものを購入、周囲の人や自分自身の具合が悪くなった時に備えます。
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Posted at
2020/01/26 21:48:17