サザエさんの終わり方が良かった

　「サザエさん」は、制作会社の方針により必ず原作マンガの内容を各話に入れるのだそうで、しかも1回使用したら2-3年間程度は再使用しないと、徹底しているのだそうです。

各脚本家が腕を振るってその時の回の話を作るためか、原作マンガの内容はそれぞれの話の末期になってしまうことがほとんどです。しかも、マンガらしく良く収まるためでもあるようです。

　そしてこの日放送されたサザエさん、3話目は秋の歌がテーマでした。最後に波平はワカメを背負って夕日に向かって歩き、ワカメは童謡の「夕焼け小焼け」を歌います。そのワカメの声にエコーがかかり、とても味わいある雰囲気でした。サザエさんなのに、非常にしんみりとした気分にさせてくれるのでした。